26.乗鞍高原スノーハイク

1.動 機
今年2回目のスノーハイクである。乗鞍岳には、20年前の夏、家族連れで畳平まで車で入り剣ケ峰に登ったことがあるが、もう記憶が定かでない。綺麗な展望と雪景色を期待してMACの計画に参加した。

2.データ
a)山域:乗鞍高原(2000m)
b)登山日:2004/02/20〜22(火)晴後曇
c)コースタイム
20日:日立19゚40'=20゚15'勝田20゚45'=
21日:=テプコ館(時間調整)= 7゚00'コマクサ館8゚30'= 8゚35'休暇村第一リフト 9゚40'= 9゚45'リフト上駅 ---- 9゚45'乗鞍自然園10゚15'---- 11゚35'牛留池 11゚45' ---- 11゚50' 安曇乗鞍温泉館 13゚05'---- 13゚40'善五郎の滝 14゚25'---- 14゚40'県道----15゚00'こまくさ館
22日:こまくさ館9゚00'---- 9゚20'ロマンスリフト= 9゚30'国設第一リフト= 9゚40'国設第三リフト10゚00'---- 10゚20'かもしか平付近 ---- 国設第二リフト下 ---- 12゚00'こまくさ館12゚20'= 12゚50'湯けむり館(入浴)= 20゚30'水戸= 21゚35'日立
d)同行者:水戸アルパイン17名(男9、女8)、和子は不参加
e)地形図:1/25000「乗鞍岳」

3.記 録
a)ドライブ
20日19時40分に日立の計算センター前バス停でいつもの様にトップでバスに乗り込み、勝田、水戸で総勢18名が揃った。男性10名、女性8名である。
常磐道、首都高速、中央道を走り、松本ICで降りて、R158の奈川渡ダムで時間調整をして、県道84号を乗鞍高原のホテルこまくさ館に約束通り7時に入った。高原入口近くになると乗鞍山塊が見え始めたが、時間調整したお陰で雪山が朝日に燃えてとても綺麗に見えた。いつもの様に写真を撮りたくなって最前列に移動したら、バスの運転手さんは親切にも停車してくれた。入れ替わりながらみんなで競ってシャッタをきった。
b)一日目
朝食をとったり朝風呂に入ったり、めいめいに出発までの時間を過ごした。私は一人絶景を求めて付近を散歩したが、雪山は木立などに遮られていてよくは見えず、一番の展望所はホテルの三階の窓だった。
スキーを楽しむ5人を残して8時30分にバスに乗って休暇村第一リフトまで移動し、リフトで乗鞍自然園まで登り、ここでスノーシューを履いてハイキングが始まった。
自然園の中の車道84号を歩いたり、樹間を歩いたりしながら、2時間ほどで牛留池についた。完全に雪で埋まっていて池の感じはしなかったが、乗鞍岳の絶好のビユーポイントだった。
ここから少し歩いたら乗鞍休暇村につき、ここの安曇乗鞍温泉館で昼食をとった。私は和食セット350円也、Sさんはハンバーグ700円也を注文したが、スキー客で混んでいて随分待ってから、Sさんに出来てきたものはハンバーグだけでライスなし、私にはライスと味噌汁、漬物に小鉢。二人で一人前だった。Sさんは「注文の時に教えてくれれば良いのに」と文句を言いながら和食セットを追加注文したが、私も物足りなかったが、これ以上待つことには耐えられず非常食を取り出して間に合わせた。
午後は1時過ぎに善五郎の滝に向けて出発したが、尾根道を気持ちよく歩いているうちに指標を見過ごしたようで、谷の下の様子がおかしい。20分ほど引き返してから右側の谷方向に向かってとぼとぼと降りていった。途中、登ってくる人に出会って、間違っていないことを確認してまた元気が出てきた。凍った階段を恐る恐る下りたところに、見事に凍りついた善五郎の滝はあった。大きなツララがつながった様な姿で、厚さが丁度良い具合だったのだろうか、裏の水流をカバーして美しい青っぽい色になっていて、物凄く綺麗で、まさに感動ものだった。滝壺近くまで氷結しており、間近まで近寄って何回もシャッタを押した。側面の氷壁では、二人の若者がアイスクライミングの練習を始めた。記念の集合写真を撮って、少し登ったところの滝展望台では、滝の上に乗鞍山塊が見え、これまた絶景の組合せだった。
ここからまた樹間を歩いて県道にでて、ここでスノーシューを脱いで、雪の融けた車道を歩いて、3時にホテルに到着した。
c)二日目
ぐっすり眠って、朝起きると予報通り曇空、3階の窓から覗いても乗鞍岳は見えなかった。今日は展望なしを見込んでスキーで遊ぶ人が増えて7人、ハイキングは11人になった。9時に出発し、国設スキー場のリフトを3本繋いで2000mまで登り、ここでスノーシューをつけて歩き始めた。リーダは短いスキーにシールを貼り付けて歩く。みんな珍しくてじっと作業を見ていた。
天気が良ければかもしか平まで登るところだが、高度50mぐらい登ってから林に入って下り始めた。ここから、樹間やゲレンデの端や休止中のリフトの下を歩いて12時にホテルに着いた。固まったゲレンデを歩くときはスノーシューでは前のめりになって歩きにくく、また、スキーで気持ちよく滑っていくのを横目で見ながら歩くのは余り嬉しくないことだった。
ホテルの近くの日帰り温泉湯けむり館でゆっくり汗を流して、一路水戸、日立に向かった。



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