1.動 機 百名山の雲取山は我家の今年の登山計画に入っていたが、下山教室で登ることになり楽しく歩けると喜んだ。秩父側から登って山頂に一泊して奥多摩側に下りる縦走コースだった。和子も珍しくガイドブックを読みながら登山ルートの予習をしていたが、直前に風邪をひいて残念ながら断念した。私も5年前に痛めた膝がまた疼きはじめ、少し心配しながら登ったが、無事みんなについて歩くことが出来た。 2.データ a)山域:白岩山(1921m)、雲取山(2017m)、七つ石山(1757m) b)登山日:2004/05/27(木)曇、28(金)晴 c)コースタイム: 27日:民宿神庭8:00 = 8:35三峰神社駐車場 8:40 ---- 9:00 一の鳥居 ---- 9:40二股檜 9:45---- 10:35地蔵峠 ---- 11:05お清平11:15 ---- 11:50前白岩の肩12:05 ---- 12:50白岩小屋13:15 ---- 13:50 白岩山 ---- 13:55 芋の木ドッケ14:00 ---- 14:45 大ダワ14:55 ---- 15:20 雲取山荘(泊) 28日:雲取山荘5:50 ---- 6:25 雲取山6:40 ---- 7:20 奥多摩小屋7:25 ---- 8:05 七つ石山 8:15 ---- 8:30 七つ石小屋 8:45 ---- 9:25 堂所9:30 ---- 10:00 廃屋10:10 ---- 11:00 鴨沢バス停11:05 ---- 11:40 奥多摩駅11:50 ---- 12:00 もえぎの湯(入浴、昼食)13:30 ---- 13:45 奥多摩駅14:13 = 18:23大甕駅 d)同行者:同期仲間12名(男9、女3)、和子は不参加 e)地形図:1/25000 「三峰」、「雲取山」、「丹波」 3.山行記録 a)1日目 昼食をとって元気をつけて13時15分に白岩山の急登を始めたが、途中数箇所で鹿が姿を現わし、若木の皮を噛み採る光景も見ることが出来た。白岩山まで登ると後は比較的楽な道になってきて、芋の木ドッケと大ダワで小休止をしながら15時20分に雲取山荘に到着した。途中珍しいホテイランやオサバグサがあったり、閉館中のヒュッテでは満開のシャクナゲも目を楽しませてくれた。 b)2日目 5時に朝食をとって5時50分に歩き始め、相当な急登だったが憧れの百名山雲取山頂に揃って到着できた。山頂には3つの三角点標石があり、一番大きな標石には「原三角測点」の名前が彫られていて明治15年12月の刻印があった。期待の富士山も見えないので集合写真を撮って6時40分に鴨沢への下山にかかった。曽野さんは愛しい奥様の待っている秩父の方に一人で引き返していった。 小雲取からは広い防火帯を気持ちよく下って行ったが、石尾根の高丸山や鷹ノ巣山などの山が並んで見えて、いつかこのコースも歩いてみたい気を掻き立てた。佐藤さんの探鳥講義を聴きながら奥多摩小屋で小休止して七つ石山頂に8時過ぎに到着、少し休んで集合写真を撮って七つ石小屋で軽食をとり、 後は2箇所で休みながら鴨沢バス停まで下っていった。登山道が整備されていて標高差で驚かされたほどの苦労はなく、膝を痛めることもなく楽しく下山できたのは幸いだった。 みんな元気に歩いたので予定よりも早いバスに乗ることが出来、奥多摩のもえぎの湯でゆっくりと汗を流した。この日5月28日は私の誕生日で、休憩室でハッピーバースデイを祝って貰った。14時13分奥多摩駅発の快速電車も空いていたので、ここでもハッピーバースデイを歌ってもらって、幸せな一日になりました。 |