A31.偕楽園

1.動 機
 連日、偕楽園の梅情報が流れてきていた。春めいてきて暖かい日射しに誘われ、風も弱くて花粉も少なそうなので、リハビリかねて梅見物に出かけてきた。

2.データ
a)山域:
b)登山日:2013/03/12(火)
c)コースタイム:日立自宅10:50 = 11:30千波湖駐車場 ---- 11:50偕楽園12:55 ---- 13:00吐玉泉 ---- 13:15田鶴鳴梅林13:25 ---- 13:35千波湖駐車場 = 15:00日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「水戸」
(偕楽園周遊map)
(偕楽園周遊高低差)

3.山行記録
 吾妻山山行記のHPへのアップをし終わって我が家を出発、和子の運転も随分高速になってきて40分で千波湖脇の駐車場に入った。この時期、偕楽園まわりの駐車場にはどれも管理人が付いて500円の入場料がかかる。駐車場は満杯だったが、梅見物が終わって帰る人の跡が空いて駐車できた。バス駐車場も満車に近く、多くの人がぞろぞろと偕楽園に向かって歩いている。平日なので空いているかと思ったのだが甘かった。
 偕楽橋に上がって歩いていくと、大勢の観光客が歩いている偕楽園が見えてくる。梅は七分咲きといったところか。
 線路近くまで来ると、大勢のカメラマンが線路に向かってカメラを構えて何かを待っている。今月でお蔵入りになる今はほとんど走っていない旧型のひたち号が1時間後にやってくるのを待っているとのこと。1時間も待っている気はしないが、5分後には新型のひたち号が来るというので待ってみた。カメラマンたちはこれも撮るのだろうと思っていたら、ほとんどの人が動かない。慌ててシャッタを押してから偕楽園に向かった。
(偕楽橋からの偕楽園)
(ひたち号)

 真っ赤な木瓜の花を愛でながら坂を登って大勢の人が屯している土産物屋の前を通って東門から園内に入った。
 入口に臨時の案内所が出来ていて、園内のマップをもらって梅園部分をぐるりと回って歩いた。満開とはいかないが、古木も元気に白い花をつけており、ところどころ、紅梅も彩りを添えていた。
(東門から入門)
(梅園を周遊)

(白梅)

(紅梅)

好文亭近くの管理本部前では二人の梅娘さんが、観光客の記念写真のお相手に忙しそうだった。
(梅娘さん)
(千波湖)

 丁度昼時間なので園内の売店では焼鳥などいい匂いが漂っており、あちこちで大勢の人がベンチや芝生に座り込んで食事をしている。我が家もお腹がすいてきたので、弁当を買いに売店に行ったが、「全部売り切れです」とのことだったが、丁度その時電話が入ってきて「今から次のが入ってきます」と。運よく寿司弁当にありついて、丁度空いたベンチに腰かけて千波湖を眺めながら美味しい弁当をほおばった。
(180°展望)

 昼食後は線路向かいの田鶴鳴梅林の梅を眺めようと、南面の斜面を満開の梅を眺めながら下って、途中吐玉泉に立ち寄った。我が家近くの真弓山産出の大理石を使って作られた人口の泉で、流れる水で少しずつ溶けるので、今のものは4代目だとのこと。
 吐玉泉の脇には樹齢800年の太郎杉が立っている。昔は5老杉まで5本の老木があったらしいが、今、残っているのは太郎杉だけ。この杉のことは、うかつにも二人とも見た記憶がなかった。
(下り)
(吐玉泉)
(太郎杉)

 吐玉泉から下って線路を梅桜橋で渡るが、なんとなく足が重くてエレベータを使って上り下りした。橋の上からは広大な駐車場が見渡せたが、こっちの駐車場もほとんど満車に近かった。
 田鶴鳴梅林に入ると、広い梅林の梅は偕楽園よりも若い木が多く元気な(?)花をつけていた。明るい園内には観光客は少なく気持ちよく歩くことができた。
(田鶴鳴梅林)

 駐車場に戻った時、身体は結構疲れた気分だったが、携帯電話の歩数計はたった6000歩だった。もっと歩いた気がしていたが、帰宅後ポケナビのデータを見ても歩いた距離は3kmしかなかった。久しぶりの暖かさで身体が変調をきたしていたのだろう。




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