A49.静峰公園のボタンザクラと笠間つつじ公園

1.動 機
 山歩きを自重して2週間、山菜山にも行かないでテレビを見ていると、近くの花どころの情報が流れてきて落ち着かない。少し花どころまでドライブして鬱憤を晴らすことにし、笠間のつつじ公園を目当てにして出かけ、途中、那珂市の静峰公園に立ち寄ってボタンサクラを眺めてきた。静峰公園では、少し散り始めになっていたとはいえまだまだ賑やかなボタンザクラを眺めることができ、笠間つつじ公園では、全体的にはまだ5分咲きだったが一部満開の株もあり、楽しい花見ができて満足できた一日でした。

2.データ
a)山域:城里町静峰公園、笠間つつじ公園
b)撮影日:2013/4/26(金)
d)同行者:和子

3.記録写真
1)静峰ふるさと公園
 観光バスの後を走って静峰公園に着き静神社の駐車場に入ると、係員が立っていて500円也の駐車料金を取られた。さすが「日本桜の名所100選」に選ばれた公園でボタンサクラの盛り時期、平日でも花見の人が多いようで、広い駐車場は半分ぐらい埋まっていた。静神社の境内にはツツジやシャガの植え込みがあって華やかなところもあるが、スギやヒノキの巨木が聳えていて全体的には荘厳さを醸し出している。先ずは烈公が伊勢神宮を模して造営させたという静神社にお参りして、早く山歩きが出来るようになることをお祈りする。 
(静神社)
(シャガ)

 静神社から静峰公園に下っていくと、ソメイヨシノはすでに葉桜になっているが、ボタンザクラは少し散り始めてはいたがまだ綺麗で満開状態だった。丁度昼時で、公園内には多くの屋台が出ていていい匂いを漂わせ、あちこちに家族連れや団体さんがシートを敷いて陣取って弁当を広げている。早くも宴会調の歌が聞こえ賑やかに踊っている賑やかなグループもあった。
(宴会もある静峰公園)

 我が家も炊き込み御飯と柏餅を買ってお昼にした。綺麗なボタンザクラを眺めながら頂くお弁当は格別の味だった。
(ボタンザクラT)

(ボタンザクラU)

 一昨年から植栽し始めたというシバザクラも、まだ規模は小さいながら上のサクラと調和してなかなか綺麗だった。
(シバザクラ)

2)笠間つつじ公園
 静峰公園で1時間ほど花見をして、笠間に向かう。稲荷駐車場に車を入れるとガラガラ、駐車料金も要らないようで儲かったと思った。
 駐車場から観世音寺の階段に向かうか、車道を右に向かうか迷っていると、丁度役場の人が通りかかって、「車道を行くとなだらかでお奨め、観音寺経由は急坂、でも眺めはいいですよ。ツツジは申し訳ありませんがまだ5分咲きです。」と親切に教えてくれた。つつじ山山頂までは高度差100m足らず、急坂を選んだ。
(観世音寺へ)
(つつじ山山頂へ)

 観世音寺に入ると、つつじも咲いているが、下には紫色のショカッサイの花が咲き、上にはシャクナゲが花開いていた。ここのシャクナゲはビックリするほどの大輪で、咲き初めでも見応えがあった。
(ショカッサイ)
(シャクナゲ)

 観世音寺を過ぎたところに第一ゲートの料金所があった。園内に入るには500円を払う。駐車料金がタダで儲かったと思ったが、二人で1000円、静峰公園よりも高くついた(冗談です)。ゲートから山登りになるが、道は整備されているし、周りにはツツジの木が続いて疲れは感じない。これらのツツジの木が全部花をつけた光景を想像しながら登って行った。
 ツツジ園のあちこちでつつじの幹に付いたコケを削ぎ落としている人がいた。こんな手入れが必要だとは知らなかったが、これだけのツツジを手入れするのは大仕事だ。
 中腹から振り返ると、ツツジの花越しに、吾国山から加波山、雨引山の笠間の山並みが見えていた。
(ツツジのお手入れ)
(吾国山・加波山展望)

 最後に少し急坂を頑張って山頂展望台に上がって大展望を楽しみ、下りは第二ゲートを出て、車道から外れた山道を歩いて大石内蔵助像が立つ山麓公園に出てから稲荷駐車場に戻った。駐車場には役場の職員がバス停表示板に明日からの連休中の臨時バス運行の表示をしていた。連休後半には全山花盛りのツツジを満喫できることだろう。
(山頂展望台)
(大石内蔵助像)

 つつじ山山頂の展望台からは南方の加賀田山から北の加賀田山まで180℃の大展望だった。
(山頂展望台から)

 第一ゲートからの上りには、赤や白、ピンク色々なツツジが綺麗に咲いていた。
(ツツジT)

 第二ゲートへの下りには、真っ赤や薄紅色のツツジが咲いていて綺麗だった。
(ツツジU)




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