A73.山側道路新交差点
1.動 機水戸アルパインクラブの山行で和子が一泊で蔵王に出かけた。まだ山歩き自粛の私はお留守番、一人で足慣らしのウオーキングに出かけた。1日目は同期仲間が集まる大甕駅近くの会場の駐車場を調べに行くついでに泉ヶ森を回って歩いた。2日目は山側道路の新交差点から風神山へ登る積りで出かけたが、忘れ物をして途中から引き返すことになった。 2.データ b)登山日:2013/07/20(土),21(日) c)日程:
d)同行者:単独20日:泉ヶ森--大甕駅 21日:山側道路新交差点 e)地形図:1/25000 「常陸太田」 3.山行記録 20日:泉ヶ森 自宅15:55 ---- 16:10泉が森16:25 ---- 16:40\100ショップ16:50 ---- 17:00大甕駅前 ---- 17:15 自宅 今年は庭の剪定作業が自分では無理だと思って業者に依頼した。早朝から取り掛かった作業が15時過ぎに終わった。ほったらかしで森のようになっていた我が家の庭が、樹木を何本か伐採して貰ったこともあってすっきりとした。 何度か骨折をしたことがある剪定作業の親方から「いつまでも大事をとっているのは良くないよ」と進言されてその気になり、今日は夏とは思えないほど涼しいので少しリハビリ歩きに出かけることにした。同期の打ち合わせ会を大甕駅前で行うことになっていて、その会場の駐車場がどうなっているのか見てみたい。大甕までの往復では歩き足りないので、泉神社にお参りしてから周回して来よう。
泉ヶ森まで15分歩いて泉神社にお参りしてから、その後の森がどうなっているのか入ってみることにした。拝殿右の道から入り込むと急斜面に突き当たって道がなくなったが、急斜面になんとなく踏み跡があるように見える。和子と一緒ならストップがかかるところだろうが、踏み外さないように気を付けながら慎重に登って行った。何とか上まで登りきると、左に道らしきものが伸びて来ている。下草は刈ってあるので歩きやすくどんどん歩いて行くと、境内社三峰神社のところに下りついた。森の中に新発見は何もなかったが、探検はおしまい。
途中100円ショップに寄って探し物をして、次の大甕駅に向かう。駅前の料理屋には立派な駐車場があって、お酒を飲まなければ車で来ることもできることが確認できた。 一回りして我が家に帰ると歩行距離4.1kmだった。歩いた歩数は、携帯を和子が蔵王に持っていき、万歩計は電池が切れていたので使えなかったので分からなかった。
21日:山側道路新交差点 自宅6:30 ---- 6:50大甕神社 ---- 6:55GS7:00 ---- 7:05新交差点 ---- 7:15山側道路分岐点 ---- 7:30風神山登山道 ---- 7:45山側道路 ---- 7:50新交差点 ---- 8:00大甕神社8:10 ---- 8:25自宅 2日目は朝飯前に久し振りに風神山に登ってみることにした。登るコースは新交差点まで歩いてから新しい山側道路の実地踏査をして風神山の登山口に行き、ここから風神山に登って「風神山お散歩コース」で下る予定で出かけた。
朝目覚めると外は今にも降りそうな空模様で風神山も薄ぼんやり、着替えをしてストック代わりに傘を持って出発した。
泉道標の先に「昔の陸前浜街道」という標柱が目に入った。標柱の脇には街道の地図があって、今の国道と旧浜街道との関係が描いてあった。この大甕神社あたりと、石名坂の高架橋辺りが大きく変わったことが良くわかった。
道標の側面の地図をナビの地図に重ねると下図の朱色線のようになる。
大甕神社にお参りした時水を持って来なかったことに気が付いて、御馴染みのガソリンスタンドの休憩室で自動販売機でペットボトルを買った。
休憩室でコーヒを飲みながら一休みして、新交差点はすぐ。日曜日の朝7時、まだ車の通りは少なく、交差点で信号待ちする車の数も少ない。
交差点から山側道路に入っていくと、緩やかなカーブは片側2車線で広くて立派、歩道も車でも走れそうなこの広さは、上の方が片側1車線であることを考えると不相応な広さとしか思えない。
旧道新道分岐点から下の旧道への入口は進入禁止になっている。分岐から下の旧道は一方通行で、国道6号から旧道への旧交差点は山側道路に入ってくるだけで出ることはできないらしい。
分岐点まで来て傘を持っていないことに気が付いた。カソリンスタンドの休憩所に置き忘れたようで引き返すしかない。風神山に登る気力がなくなったが、そうかと言ってここから引き返すのも癪なので、せめて登山口まで登ってから引き返すことにした。分岐点のところに左に分かれる舗装道を見つけ、登山口までの近道だろうと思って入り込んだが、この道は工事用の仮道だったようで、すぐに行き止まりになってしまった。その先にも草が茂ってきているものの道らしきものが続いているのでそのまま進む。
だがその道もやがて消えてしまい、薄い踏み跡だけになってきて、そのうち、その踏み跡も消えてしまって、完全なヤブ漕ぎ状態になった。普通ならこの辺で引き返すのが常道だが、ここまで来たら突き進むのが私の悪い癖、腰を気遣いながらも蔦と荊と格闘しながら進むこと10分で、やっと明るいところに飛び出すことができた。 ヤブ漕ぎで腰にも随分無理な動きをさせたので心配したが、腰の痛みはかえって和らいだ感じがして、これから先快調に歩くことが出来た。
登山口に出て陸橋を渡ってエネ研前から、新交差点の新設工事観察の時に歩いた道を下って山側道路に戻った。
戻ったのは朝見た時より40分ほど時間が経っていて、山側道路側で信号待ちしている車の数はまだ4,5台ほどだったが、6号側は20台ぐらい信号待ちをしていた。山側道路側からも左折オンリーの信号があるので、6号側の信号待ちの時間は相当長い。今は通勤ラッシュ時にはここがネックの渋滞が出ている。そのうち、山側道路に回る車の数が増えて行ってバランスが取れてくるのだろうか。
ガソリンスタンドで傘を回収して大甕神社に立ち寄ると、駐車場は車でいっぱい。何か神社の行事があるのかと期待して入ってみたが、行事殿にも本殿にも何事もなさそうだった。
拝殿側からハッピを着た子供が二人やって来たので「今日は何かあるの?」と聞くと「今日は夏祭りだよ」とのこと。今日は日曜日、そういえば「昔の陸前浜街道」標柱が建っていた駐車場に赤い垂れ幕があったっけ。駐車場に行ってみると、町内の方が大勢集まって祭りの準備を始めているところだった。
家に帰りついてナビの記録を見ると、歩いた距離は6kmほど、今の私の歩幅なら1万歩にはなっていそうだった。今日の厳しいヤブ漕ぎをしても腰の具合は大丈夫だったので、普段布団の上でやっている柔軟運動にも、もっと腰に負荷を掛けてもよさそうだと、回復への自信のようなものが湧いてきた。棘や荊のヤブ漕ぎで手の皮膚の相当なひっかき傷が残っていて、風呂に入った時ヒリヒリ痛いのには参ったが。
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