A111.筑波山

1.動 機
 11月末に同期の仲間のハイキングと懇親会を筑波山で行う。11月初日の絶好のお天気に誘われて、この散策組コースと同じコースを歩いてみた。山頂部のコースは5年前の孫との登山No53年前のNo8とで歩いており、つつじが丘から下る迎場コースは8年前に啓ちゃん夫妻と歩いたことがあるが、年数も経っていて現在どうなっているか心配でもあった。ついでに同期会で泊る予定のホテルに立ち寄って部屋の様子も見せて貰った。
(筑波山周回コース)
(筑波山周回コースの高低差)

2.データ
a)山域:筑波男体山(971m)、筑波女体山(977m)
b)登山日:2013/11/01(金)
c)日程:自宅8:30 = 8:45日立南IC = 9:15土浦北IC = 9:50青木屋駐車場9:55 ---- 10:10宮脇駅 =(ケーブルカー)= 10:20御幸ヶ原駅 ---- 10:25男体山登山口 ---- 10:40男体神社 ---- 10:45自然研究路 ---- 10:50立身石 ---- 10:55立身石展望台11:00 ---- 11:05回転展望台11:20 ---- 11:25紫峰杉 ---- 11:45女体山11:55 ---- 12:00山頂駅(昼食)12:40 =(ロープウエー)= 12:50つつじが丘13:00 ----(迎え場コース)----13:35白雲橋コース合流---- 13:45筑波神社13:55 ---- 14:00青木屋14:15 ---- 14:20青木屋駐車場 =(筑波スカイライン)= 16:45自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「筑波」

3.山行記録
 通勤割引の利く時間に間に合うように我が家を出て日立南ICから土浦北ICまで常磐道を走ってからR125を西走していると、何台もの大型バスが同じ方向に走っている。脇道に入ってこれらを追い越していき、前日ホテルに教えて貰っていた大鳥居を過ぎたところの駐車場に車を入れた。ホテルの係員がやってきて「他の市の駐車場が満車なので御座替祭のバスをここに入れさせるのだ」と言って我家の駐車する位置を指定された。
 身支度を整えてから宮脇駅に向かうと、丁度臨時便のケーブルカーが発車するところで、滑り込みで乗せて貰えた。いつもは20分おきの定時便だが、今日はお祭りで人出が多いことを見込んでの事らしい。
 御幸ヶ原に着くと、平日なのに結構な人出があり、お祭りの儀式用らしい注連縄で囲ったテーブルが用意されていた。
(ケーブルカーで御幸ヶ原へ)
(今日は御座替祭)

 御座替祭にも魅かれる思いはあったが、すぐに男体山に向かって登り始めた。丸太の階段が続くが、岩場のところもあって革靴では危なそうだ。
 上から二人の神官が白い布で大きな箱を担いで降りてきた。「これから女体山の神器と入れ替えをやってから下の筑波神社に歩いて下りるのだ」と言いながら下って行った。
(男体山へ)
(御座替の神官さん)

 最後の石段を登って15分で男体神社に登りついたが、今日は気温が高くて展望なし、お参りだけして向かいの道で自然研究路に下って行った。
 この連絡路が藪になっていないか心配したが、結構人が歩いているようで歩きやすくなっていた。展望台のところに下る積りだったが、脇道に入って少し早く自然研究路に出たようで、そこに展望台は無かった。和子から「当てにならないんだから」と叱責が飛んでくる。
(男体山)
(山頂から自然研究路へ)

 展望台は諦めてそのまま御幸ヶ原に向かって自然研究路を歩き、分岐を少し下って立身石を眺め、立身石の上の展望台で一休みした。
 女体山とつつじが丘のロープウエー駅が眺められ、宝篋山までは見えていたが、それ以上は関東平野も霞の中だった。気温が低ければ富士山だって見えてもいいような好天気なのに、暖かさの所為でガスっていて残念!

(宝篋山)

(女体山ーつつじが丘)
(立身石)
(立身石展望台から)

 途中、男体山登山道との連絡路を確認して御幸ヶ原に戻ると、今日は学校行事が多い日のようで、広場には幼稚園生、中学生、高校生、団体があちこちに屯していた。
 レストランの上の無料の回転展望台に上がってみた。2階のレストランを通過して屋上に上がると360°見渡せる。神事が何か始まらないかと広場の人の動きを見ながらおやつを食べながらしばらく待つうち、高校生が大勢上がってきて騒がしくなったので、下に下りて女体山に向かった。
 紋付姿の男性が歩いてきたので「お座替えの儀式は何時から始まるのですか」と訊くと「もう終わったよ」とのこと。後でNETで調べたらお座替えの儀式は毎年4月1日と11月1日に、男体山本殿で9時半から、女体山本殿で10時半から行われるらしい。麓での神事や稚児行列は14時半から行われるらしいが、この時刻には我が家の車はすでに帰途に着いていた。予習していなくて残念なことをしました。
(幼稚園生)
(回転展望台から男体山)

 御幸ヶ原の端の女体山の登り口のところに「男女川源流、紫峰杉、ここから徒歩1分」の案内板が目に入ったので寄り道してみた。
 歩きやすい道を少し下ると、すぐに大きな杉の木があった。いっぱい枝を出してなかなか見応えのある大杉だった。そのそばに男女川源流の水がパイプから流れ出ていたが、飲んではいけないらしい。

(紫峰杉の看板)
(紫峰杉)
(男女川源流)

 御幸ヶ原に引き返して女体山への道を登って行く。上から幼稚園生から高校生までの団体が次々と下ってくる。もう少し早く女体山に登っていたら満員だったかも知れない。ガマ石を拝んだりしながらやり過ごす。
(女体山へ)
(ガマ石)

 女体山神社にお参りして山頂に上がると、中年のご夫婦と数人の若者がいるだけ、ご夫婦に携帯での写真を頼まれて、お互いにツーショットの写真の撮りあいをした。展望は相変わらず余りよくないのでロープウエー乗場に向かった。山頂からの下りで神社の裏の道を下ると、つつじが丘から登ってくる登山道と合流した。丁度高校生の団体が登ってきたが、先生が女体山には登らないでそのまま御幸ヶ原に下って行くよう誘導していた。大勢の団体で女体山の岩場の山頂に登るのは危ないですね。
 12時のゴンドラが出たばかり、ロープウエーも20分おきの発車なので、乗場の下の展望台に下りて、向かいの男体山を眺めながらゆっくりと昼食をとった。
(女体山でツーショット)
(男体山)

 啓ちゃん夫妻と一緒に乗った見覚えのあるスイス製のゴンドラに乗ってつつじが丘まで楽ちんで下った。座席は満席だった。
 後の女体山を見上げると、窓ガラスの所為かもしれないが、お日様を受けて山頂付近は随分と紅葉が進んでいるように見えた。
(ロープウエーでつつじが丘へ)
(ロープウエーから)

 つつじが丘に下りてからロープウエーの下を通って迎場コースに向かう。入口にはコースの案内図の他につくば市長名の入った「筑波山万葉古路」の石碑も立っていた。この真新しい感じの御影石の石碑には見覚えがなく、つい最近建てられたもののようだった。
 迎場コースは8年前に歩いた訳だが、その時のコースの記憶は全くよみがえらないが、綺麗に整備されていてコンクリートの階段がどこまでも続いた。ときに平らなところで土の道になるとほっとする。
(迎場コース入口)
(長い階段道)

 2ヶ所に休憩舎もあり、ところどころに万葉集の和歌を彫り込んだ立派な石碑が立っていた。この歌碑は詩歌に素養のある人には単調な道を救ってくれる絶好のものだろうが、我が家には詩を読んてすぐに意味を理解するのが難しく、後から読んでみようかと写真だけ撮ってどんどんと下って行った。
(休憩舎)
(万葉集歌碑)

 白雲橋コースと合流して、鳥居のある「万葉公園迎場万葉古路」の出口に着き、右に分かれて筑波山神社に向かった。千寺川堰堤群から境内に入って、愛宕山神社、楠正勝の墓、日枝神社拝殿、皇孫殿下記念碑などを見ながら行くと、天然記念物の丸葉楠の大木の向こうに筑波山神社の立派な本殿があった。
 本殿から下には幼稚園生の集団がいくつも屯していて賑やかだった。子供たちは元気で石段を下るのも早く、競争で早く下ろうとする。私達をも追い越しそうな勢いで、先生も大声で注意していたが、見ていてハラハラする。こんなところで転んで怪我でもさせたら、ママゴンから酷い責めを受けるだろうなと先生たちの気苦労に同情する。
(筑波山神社と丸葉楠)
(元気な幼稚園生)

 境内には公孫樹や杉の大木が何本かあった。東海の文化財マップの探索をしてから大樹に目が行くようになったが、いままでこんな見事な大木がここにあった記憶は残っていなかった。
(大公孫樹)
(大杉)

 神社の入口近くにホテルがあって、部屋を見せて貰う。チェックイン始まりよりも早く来ようと思って山歩きも急いだのだが、お祭りの所為かこの時間でも宿泊客の出入りは多く、係員もせわしそう。部屋は殆ど埋まっていて、無理を言って空いている部屋を案内してもらったが、綺麗に掃除された部屋は広くて快適な感じ、大勢が入って懇談しても大丈夫そうだった。
 気忙しくて、後から考えると充分に確認しなかった点もいくつかあったが、お礼を言ってホテルを辞し、駐車場に戻って帰途につく。この時間では通勤割引が利かないので、急ぐこともないと車のナビに一般道を指定した。すると筑波スカイラインを案内され、快適なワインデイングラインを気持ちよく走って行ったのだが、向かいから一向に車がやってこない。この道は有料道路だったかと心配になったが、ゲートを通ることはなく石岡市内でR6に出て日立に向かった。石岡市内や水戸の手前で少し混雑したが、2時間少々で我が家に帰り着いた。




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