B101.高鈴山

1.動 機
 今日10月3日はごろ合わせでトザンの日、体調は良くないが何とか風神山以外の山に登りたいと思って記録を見てみると、去年の登山の日には高鈴山に登っている。今年も同じコース、あかさわ山荘から神峰山・縦走路を通って高鈴山に登り、もとやまキャンプ場を経て下ってくる周回コースを歩いてきた。

2.データ
a)山域:高鈴山(623m)
b)登山日:2014/10/03(金)
c)日程:森山自宅9:00 = 9:40あかさわ山荘前P9:45 ---- 9:55もとやまトンネル前階段 ---- 10:15神峰山登山口 ---- 10:25神峰山分岐 ---- 10:30県道出合 ---- 10:50御岩神社分岐 ---- 11:05玉簾滝分岐 ---- 11:25高鈴山(昼食)11:50 ---- 12:10諏訪分岐 ---- 12:35ゲート ---- 13:05山中友子隊体験村 ---- 13:10展望台---- 13:30あかさわ山荘前P13:40 = 14:05スーパ14:25 = 14:35森山自宅
(高鈴山周回コース)

(高鈴山周回コース高低差)

d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「町屋」

3.山行記録
 出勤渋滞が過ぎた9時過ぎに我家を出発し、あかさわ山荘前の駐車場に車を入れた。あかさわ山荘は体育館だけが残っていて宿舎は無く、駐車場もあまり使われていないようで草が茂り気味。
 靴を履き替えて県道沿いの歩道を歩いて行き、左手に日鉱記念館を見ながら本山トンネル手前の石段を登って旧道に出る。
(日鉱記念館とトンネル入口)
(しばらく旧車道歩き)

 ところどころ色づいた葉も見える旧道沿いには、ノコンギクやツリフネソウが見られ、これらの花はこれから先、高鈴山頂までも、更に下ってキャンプ場までに道傍にもたくさん綺麗に咲いていた。アケビも実って口をあけており、おいしく頂いた。
(ノコンギク)
(ツリフネソウ)

  旧道は地形に沿って作られていてくねくねと曲がりくねっており、標識が立つ神峰山登山口から山道に入ったのは、駐車場から歩き始めて30分近くかかっていた。
(アケビ)
(登山道に入る)

 山道に入って急坂を登ること10分ほどで高鈴−神峰縦走路の尾根道に出て、左手の高鈴方向に進む。
 尾根歩きはちょっとだけですぐに急坂下りになり、ロープに助けられながら旧道出合まで下る。
(高鈴−神峰縦走路)
(急坂下り)

 縦走路に入って御岩神社分岐までなだらかに歩き、ここから玉だれの滝分岐まで賀毘礼の峰を含めてピークはことごとく避けて巻道ばかりを歩いて行った。
(御岩神社分岐)
(玉だれの滝分岐)

 山頂手前の休憩舎にも立ち寄らないで高鈴山頂に着くと、二組のグループが昼食休憩中だった。皆さん向陽台から登ってこられたとのことで、あかさわ山荘は御存じなく「日鋼記念館のすぐ下というと急登で大変だったでしょう」と労わられた。展望台に上がったが今日は霞加減で展望は無く、空いていたベンチに座ってすぐに弁当を広げた。
(休憩舎通過)
(高鈴山山頂)

 先のグループは下って行き、若い女性グループが登ってきて急に賑やかになってきた。お先に失礼して下山にかかる。諏訪分岐までの舗装道歩きがいつものように長く長く感じながらなだらかに下って行った。
 正面に助川城址、右手に諏訪梅林への分岐点から右手の大角矢・本山方向に向かう。
(舗装道下り)
(諏訪分岐)

 初めは手入れされた道のように見えたが、途中から草が茂って藪のようになった道になり、草をかき分けて歩くのは嫌だという和子に変わって私が先を歩く。以前歩いた道の記憶がおぼろげで、途中の分岐で道を間違えたかな、引き返す様かなと心配しながら下って行くと、目の前に見覚えのあるゲートが見えてきてホッと一安心。
(藪に化した道)
(キャンプ場ゲート)

 キャンプ場に入ったが、人の声はまるでせず静まり返っている。おやつを食べながらしばらく休んで管理棟前を通ったが、扉は施錠されていた。その先の山中友子隊体験村まで来ると、広場は赤土がむき出しで、向かいのトイレの所でブルドーザが整地作業をしていた。作業中の男性に声をかけると、「キララの里が拡充されてこのキャンプ場は今年で廃園、キャンプ場全体をもとの原野に復旧しているところ」とのこと。
 展望台のところでもブルドーザのうねり声が聞こえ、日鋼記念館への路側から神峰山を眺めてからあかさわ山荘(あかさわ山荘跡というべきか)に向かって下っていった。
(森閑としたキャンプ場)
(神峰山)

 山頂以外ではあまり休まないで歩き通したので、少々腰に負担がかかり過ぎたような気はするが、今日は昨日までよりも6度も気温が高くなると予報されて暑くなることを覚悟していたのだが、今日一日意外と涼しくてあまり汗をかかないで済んで助かった。この下りのハイキング道は余り歩かれていないように見えたが、これからどうなってしまうのだろうか?





inserted by FC2 system