C15.ロウバイ見たくて県植物園へ

1.動 機
 文化財探訪が続いたので、そろそろ早春の花を見たくなってきた。先日、風神山の麓でロウバイが咲いているのを見かけたので、県植物園のロウバイも咲いているだろうと思って出かけてみることにした。

2.データ
a)山域:県植物園、県民の森
b)登山日:2015/1/28(水)晴
c)コースタイム:日立自宅 10:50 = 11:30植物園駐車場 ---- 11:40展示室11:45 ---- 11:50岩石園11:55 ---- 12:05大温室(昼食)13:20 ---- 13:30森のかけ橋 ---- 13:50カルチャセンタ14:05 ---- 14:15鳥獣センタ ---- 14:25展望台・第一広場 ---- 14:40交歓広場 ---- 15:00水車小屋 ---- 15:05植物園駐車場 = 16:00日立自宅
(植物園、県民の森ウオーキングコース)

d)同行者:和子
e)地形図:「石塚」

3.山行記録
 植物園のゲートをシニア無料で入れて貰う。寒い日が続いたので、沈床園の花壇もまだ花は寂しい。
 野草園に入って行くと、大きなカメラを持ってシャッタを押している女性がいた。足元にもう福寿草が数輪咲き始めていた。
(沈床園)
(福寿草)

 上にはあちこちに白梅、紅梅、寒椿の花が咲いているのが見え、私もデジカメのシャッタを押しながら歩く。
(白梅)
(カンツバキ)

 展示館では「植物園の花々〜写真展」が開かれていて、中に入って見せて貰う。マクロレンズを使って、バックは単色で花だけを浮かび上がらせた写真が多い。どうやったらこんな写真が撮れるのだろう、私のデジカメでも撮れるのかなあ。
 展示館を出てちょっと先の岩石園に入ると、入口に地味な花が咲いている。形はロウバイだが、色が黄色くない。盛りを過ぎたらこんな色になるのだろうか。
(植物園の花々写真展)
(ロウバイ)

 岩石園の中の方には黄色い花がいっぱい咲いている。枝にはソシンロウバイの説明板が取付けてある。
(ソシンロウバイ)

 入口に戻ってみると説明板はロウバイとなっていた。違いは、ロウバイはシソンロウバイよりも花がやや小さく、花心部が暗紫色だという。毎年のように見に来ているのだから、分かっているずなのだが。
(ロウバイとソシンロウバイの説明)

 岩石園を出ると、茂みの中に椿の花が咲いていた。幹にはヤブツバキの名板が付けてある。野草園にあったカンツバキとどこが違うのか分からないが、写真だけ撮っておきましょう。
 椿の反対側にはミツマタの列植があり、まだ花は固い感じだが、花数が多くてなかなか見応えがある。
(ヤブツバキ)
(ミツマタ)

 大温室の中に入ると、いい香りがして、色とりどりの大輪のランが飾ってある。一鉢一鉢シャッタを押していったが、纏めて飾ってある台もあった。
(色とりどりのラン)

 映像室では丁度「四季が育む生命の山々−東北・冷温帯の森」の映画が始まるところだった。30分ほど東北の山を思い出しながら映画を楽しんだ。
 2階に上がってベンチで弁当を食べてから、奥の方のジャングルゾーンを一回り、ツンベルギアとかコエビソウなど珍しい植物の花が咲いていた。こんないいところなのに、他に見物客は殆ど見えないのは勿体ない気がする。
(ツンベルギア・フォーゲリアナ)
(コエビソウ)

 大温室を出てから森のつり橋を渡って県民の森に入った。
 子供の森を過ぎて第二広場に向かう分岐点にロープが張られて立ち入り禁止になっていた。枯松が多くて落枝や倒木の恐れがあるかららしい。
(県民の森へのゲート)
(立入禁止)

 立入禁止の辻から右の道に入るとすぐに梅林になり、紅梅、白梅が咲き初めで新鮮な香りを漂わせていた。
(紅梅)

 梅林の中にはロウバイの花も咲いていた。ここのロウバイは黄色くて綺麗だった。
(ロウバイ)

 カルチャーセンタに入って、色々な木工製品や木の実による手芸品など見て回った。大きなガラス窓の奥には今にも動き出しそうな獣の模型が可愛かった。
 階段を下ってくるご夫婦を見て、我が家も上がってみることにした。この階段を上ったのは初めてだったが、筑波山などの山々が見えていい眺めだった。
(カルチャセンタの動物模型)
(カルチャセンタ展望階から)

 鳥獣センタの入口の囲いの中に番の孔雀いるのが目に入り、羽を広げないかと待ってみたが無駄だった。
 その先の展望台に上がって吾国山から高取山までの県西の山々を眺めた。鉄塔が立つ高田山に目を惹かれた。
(鳥獣センタ)
(展望台から)

 何カ所もの立入禁止の辻を曲りながら歩いた先に、盆踊りや理想などいろいろなモニュメントが立っていたが、色が剥げたり汚れが付いたりみすぼらしくなっていた。
(モニュメント 盆踊り)
( モニュメント 理想)

 炭焼き小屋近くまで来ると、色々なシダが目についてくる。1年前に自然体験ツアーで何種類ものシダの見分け方を教わったのだが、名前が判るのは名板が立っているシシガシラだけだった。池に遊ぶカモを眺めて植物園の駐車場に戻りました。
(シダ)
(カモ)

 



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