C54.高鈴山(向陽台から)

1.動 機
 明るく楽しい近所の奥様・KoさんとOmさん一緒の山歩きを久し振りに楽しんできた。今回案内したコースは楽ちんの向陽台から高鈴山の往復登山、帰途、御岩神社にもお参りしてきた。

 2.データ
a)山域:高鈴山(623m)、御岩山(540m)
b)登山日:2015/5/22(金)晴
c)コースタイム:
(高鈴山の歩行軌跡)

自宅9:00 = 9:45向陽台駐車場9:55 ---- 10:10神峰分岐 ---- 10:25 御岩神社分岐 ---- 10:45御岩山10:50 ---- 11:00玉簾滝分岐 ---- 11:30高鈴山(昼食)12:30 ---- 12:50玉簾滝分岐 ---- 13:10 御岩神社分岐 ---- 13:30神峰分岐 ---- 13:50向陽台駐車場13:55= 14:00御岩神社14:40 = 15:25 Omさん宅15:40 = 15:40自宅
d)同行者:Koさん、Omさん、和子
e)地形図:1/25000 「町屋」

3.山行記録
 我家を9時に発車してKoさん宅前でお二人が同乗して車内は賑やかになる。通勤時間帯は過ぎているので日立市内も渋滞はなく、鉱山の大煙突を眺めたりしながら登山口の向陽台に45分で到着、平日なので駐車場はがらんとしていた。
 駐車場脇のガードレールの隙間から林道に出て、車止めのゲートを通過して15分ほどで登山道に入る。
(駐車場脇から林道へ)
(林道から登山道へ)
 林道脇にはエゴノキやタニウツギ、マルバウツギなどの野の花があちこちに咲いていて、立ち止まっては花談義が始まる。
(エゴノキ)
(マルバウツギ?)
 登山道は新緑に包まれて気持ちがいい。少し急登もあったが、和子を先頭にKoさんもOmさんもどんどん登って行く。私一人遅れ気味、こんなはずではなかったと思いながらなんとか付いて行く。
(登山道)
(急登も)
 登山道から外れて御岩山山頂に登りつくと、最高地点から少し下がった小広場に「賀毘禮の峰」の山名板が立っていてここで記念写真。
 小広場前の岩頭の上からは視界が開け、への字がめだつ奥久慈男体山を指さしながら、次はこの辺りを案内したいなと考える。笑顔の記念写真。
(賀毘禮の峰)
(賀毘禮の峰からの展望)
 御岩山から登山道に戻ると大株のギンリョウソウがあった。お二人ともこの花?には初対面らしかったが、こんな大株は私にも珍しい。
 どんどん歩いていくと樹間に高鈴山頂の通信鉄塔が見えてきて元気が出てくる。一気に高鈴山頂に登りついた。
(ギンリョウソウ)
(高鈴山頂到着)
 山頂からは神峰山の左に展望が広がっているが、遠くの那須連山などは霞んで見えない。先月Koさんと登った竪破山を指し示そうと思ったが、同定に自信がなく止めにした。
(高鈴山頂からの展望)
 山頂部のベンチに座ってしばらくおしゃべりが続き、頃合いを見て弁当の時間にした。
 その間に、青いジャージ姿の子供の集団が登ってきて賑やかになった。登る途中で後ろから賑やかな声が聞こえてきていたのだが、途中、御岩山あたりで休憩してきたのだろう。お行儀のいい集団で、他の登山者に配慮してか山頂部を占拠することなく、下の広場で和やかに昼食をとっていた。代わる代わる展望台まで上がってくる生徒もいたが、御挨拶も明るく気持ちがいい。先生に聞くと、一行は日立北部の中学校の一年生、昨日小津山公園から縦走してきてきららの里で宿泊体験、今日はこれから諏訪に下ってバスで御帰りとのことだった。
(山頂で歓談)
(中学生の団体登山)
 ゆっくり昼食休憩をとってから往路を下った。急坂下りを心配したが、おしゃべりしながら快調に下って行かれた。
(下山開始)
(急坂下りも平気)
  お二人とも御岩神社にお参りしたことがないとのことなので、帰りの車はR349を走ることにした。
 御岩神社に着くと参拝者が多い様で駐車場は半分以上埋まっていた。駐車場脇で葉がおばけになっているミズバショウの群落を見てビックリし、まだ咲き残っていたシャクナゲの花を見上げて嬉しそう。
 大鳥居を潜って境内に入り、県指定文化財「御岩山の三本杉」を見上げ、脇の由来書をゆっくりと読んでいた。この奥に続く、俳句の石碑の説明板や、江戸時代の御岩神社の絵図などつぶさに読んでおられた。あとから読もうと写真だけ撮って通り過ぎる私とは心構えが違う。

(御岩神社鳥居)
(シャクナゲ)
(三本杉)
 仁王門の左右の仁王様や天井絵の日の出、欄間の龍を眺め、拝殿で御参拝。シャガを眺めたりしながら本殿の大日堂まで歩いてまたお参り。
(仁王門)
(シャガ)
 ゆっくり時間をかけて御岩神社の参拝をして、常陸太田に向かう途中、路肩に停車して車中から玉簾の滝を眺めてから町内に帰ってきた。
(大権現大日堂)
(玉簾の滝)
 車中で中里のオープンガーデンの話が出て、Om家のお庭を拝見させていただいた。和子はしょっちゅうOm家にお邪魔しているが、私は最近拝見していなかった。手入れのいいお庭に咲いている色々な花をゆっくりと眺めさせて頂いて我が家に帰ってきた。


Omさん宅の花園)


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