C55.箱根遊覧

1.動 機
 スーパーの抽選でバス旅行の割引券が当たった。案内には「世界遺産・富士山を望む箱根路、箱小涌園ユネッサンのランチバイキング&温泉三昧」とあり、久し振りに富士山を間近に眺めることができると思って参加した。出発日を私の誕生日5月28日で申し込んだのだが、残念ながら割り振られたのは第二希望の次の日だった。その上、当日のお天気が小雨模様、箱根からは富士山を拝むことができず少し残念な旅になりました。それでも、帰りのバスの車窓からなんとか富士山を眺めることはできたのでした。

 2.データ
a)山域:箱根
b)登山日:2015/5/29(金)曇一時小雨
c)コースタイム:
    日立自宅6:15 = 6:30スーパ駐車場6:45 =(バス)= 6:50日立南IC = 7:45守谷SA8:00 = 8:10三郷料金所 = 9:05東京料金所 = 9:20海老名SA9:35 = 9:55箱根口IC = 10:05@鈴廣(昼食)10:40 = 11:00旅物語 = 11:20A芦ノ湖遊覧船11:50 = 旅物語12:10 = 12:10Bユネッサン(昼食、入浴) 15:00 = 15:25C金時亭15:45 = 15:50御殿場IC = 16:35東京料金所 = 17:50三郷料金所 = 18:00守谷SA18:20 = 19:15日立南IC = 19:20スーパ駐車場19:25 = 19:35日立自宅
(箱根遊覧旅行:観光ポイント)
d)同行者:参加者55名、和子
e)地形図:1/25000 「箱根」

3.山行記録
 我家を朝飯をとらないで発車して早めにスーパの駐車場に着いたが、すでに一台のバスが待っていた。受付嬢は「バスは2台あります。お宅はもう一台のバスです。」とのこと。しばらくして到着したバスにほかの乗客と一緒に乗り込むとすぐに発車。
 7時前に日立南ICから常磐道に乗り、朝弁を食べながら走って守谷SAと海老名SAで休憩を取って10時前に箱根口ICで一般道に下りた。途中、筑波山も富士山もその姿を見ることができず、今日の旅の先行きが心配になる。
(筑波山見えず)
(富士山見えず)
 まずは箱根口ICすぐの駐車場にバスが停まり、添乗員の案内で鈴廣かまぼこ店に入ってお土産漁り。
 次は小涌園のユネッサンスで温泉入浴と昼食の予定だったが、「現在混みあっていてバスが入れない」との連絡が入ったらしく、急遽芦ノ湖遊覧を先にすることになった。芦ノ湖遊覧船はオプションで、バスが芦ノ湖湖畔の物語館に入ってからは近くの箱根関所跡などの自由行動もある。我家もどうしようか迷ったが、小雨模様になってきたので遊覧船の中でゆっくりすることにした。
(鈴廣でお土産あさり)
(芦ノ湖遊覧)
 船内に案内放送が流れ、お天気が良ければ富士山も見えるらしいが、生憎今日は駒ヶ岳や三国山さえも半分ガスに隠れていた。湖上をゆく海賊船がいい眺めだった。
(駒ヶ岳と赤鳥居)
(海賊船と成川美術館)
 バスガイドさんは「遊覧時間は30分だが、10分ぐらいサービスしてくれるらしいですよ」と云っていたが、このお天気ではサービスしようもなく、芦ノ湖の真ん中あたりで竜宮殿を眺めてからUターンして、予定通りの時間で乗船場所に戻ってきた。
 桟橋に着いた頃、丁度雨が止んでいて箱根の関所跡がスッキリと見えていた。
(竜宮殿)
(箱根の関所跡)
 湖上遊覧が終わって、物語館の中で試食漁りをしながら時間を潰し、次の小涌園に向かった。小涌園のルネッサンは多くの温泉とレストランがある、とてつもなく広い施設。バスを降りて受付に入ると、案内者が園内の歩き方を要領よく説明しながら、最初のバイキング会場に案内してくれた。
 色々な料理を皿に盛ってお腹いっぱい頂戴した。朝が早かったので皆さんの皿の上もてんこ盛りになっていた。我々一行が入ったときは広い食堂も満杯に近くなったが、食事を終えて抜けた後はがらんとした感じになった。
(昼食バイキング)
(バス一行が抜けた後)
 バイキングでお腹を満たしてから、次は温泉三昧。ジェットバスのある室内浴槽の他に、露天の岩風呂や陶器や檜でできた五右衛門風呂のようなものもあって、一回りしてバスに戻ったら皆さん全員おそろいで私が最後だった。「いつもは温泉などであまり時間を使わないのに」と和子に睨まれた。
(温泉三昧)
 小涌園の次は早川沿いのR1を遡って御殿場に向かう。富士山の眺めが良くなることを期待したが、富士は一向に姿を現わしてくれなかった。
(早川)
(藤松天望からも富士見えず)
 金時亭につくと、入口で半分に切った力まんじゅうとお茶の接待を受けた。バスの中でガイドさんがお土産用の力まんじゅうの注文を受け付けていた効果なのだろう。トイレを使わせてもらって、他の土産物の試食漁りをしてからバスに乗り込んだ。
 御殿場に市街を走って行くと、突然、目の前に富士山がでっかく見えてきた。富士山が見えた!と喜んでいるうちにシャッタチャンスを逃がしてしまったが、バスガイドさんは「最後に富士山を見て頂くことができて、何んとか旅の面目が保てました」と嬉しそうだった。高速道に入ってからもときどき富士山が姿を現わしたが、見えたのは私の席の反対側、それでも執念で何度もシャッタを押し捲ったのでした。
(力まんじゅう試食)
(富士山見えた!)


inserted by FC2 system