C74.2015ひたちサンドアート

1.動 機
 日曜日のフェステイバル当日は暑さに負けて行けなかったので、サンドアート像自体を見たくて、暑くなる前の早朝、ウオーキングを兼ねて我家から河原子海岸まで往復してきた。

 2.データ
a)山域:河原子海岸
b)登山日:2015/7/22(水)晴
c)コースタイム:
    日立自宅5:55 ---- 6:00洞門 ---- 6:05泉ヶ森神社 ---- 6:15水木浜 ---- 6:25大祭礼跡 ---- 6:50南浜 ---- 7:05サンドアート7:15 ---- 7:15烏帽子岩(朝食)7:35 ---- 8:15水木浜 ---- 8:20水木小 ---- 8:30泉ヶ丘中 ---- 8:50日立自宅
(サンドアートフェステイバル会場への歩行軌跡)
(サンドアートフェステイバル会場への歩行軌跡の標高差)
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「日立南部」

3.山行記録
 「水木浜から河原子まで海岸道を歩こう」との話し合いだったが、6時前に出発しようと車のキーを持つと、和子から「家から歩くんでしょう」と異論が出る。私は水木浜まで車で行ってから、水木浜から河原子まで往復ウオーキングする積りでいたのだが、和子は自宅から歩き始めて水木浜経由海岸線を河原子まで歩く往復ウオーキングを考えていた。最近よくこんな行き違いが起きるが、大体元気な和子のご意見通りになる。
 途中、今は廃線になった日立電鉄線が日立バス専用路線(BRT)に生まれ変わるための工事の2期目の大甕駅から多賀駅までが進行中で、頑丈に補強改装された洞門の下を潜る。1年半前の写真よりも頑丈に綺麗になっているが、2期工事が完了するのはまだ1年半かかるらしい。我が家の目の前を通過するBRTバスの姿を早く見てみたいものだ。
 泉ヶ森神社にお参りすることもしないでひたすら歩いてR245を渡り、水木の昔のままの街を歩いて行く。真向かいから朝日が射してきて眩しく、サングラスも日傘も持ってこなかったことを悔やむが、後悔後に立たず、タオルで誤魔化しながら歩いて行った。
(補強完了した洞門)
(水木の浜街)
 水木浜に出ると、河原子の先まで海岸沿いに車道が伸びており、車道沿いに広い歩道があり、大沼川までの850mがヘルスロードと呼ばれている。今日もウオーキングをする何人もの人と出会って挨拶を交わした。
 水木浜から10分も歩いたところに、2003年に72年毎の金砂神社磯出大祭礼の祭場になった広場がある。どうなっているかと立ち寄ってみると、何も大祭礼跡を残すものはなかったが、除草だけは綺麗に行われていた。(我家が見た大祭礼の写真はB53に載せてあります
(水木浜の海岸通り)
(大祭礼跡)
 大沼川の橋を渡るあたりから、海側のテトラポットが砂に埋まって砂浜の態になってきた。南浜に近づくと、砂浜ではショートアイアンの練習をする人や釣り糸を投げる釣り人の姿が見えるようになってきた。
(砂浜になる)
(ゴルフ練習や釣り人)
 南浜まで来ると、歩道は家並みから離れて砂浜沿いを歩くようになる。遊泳禁止領域がある南浜の海水浴場を歩いて行くと河原子漁港に着く。これから出港する船もあった。
(南浜)
(河原子漁港)
 漁港の駐車場の反対側がサンドアートの展示場になっていて、11体の砂像が2列に並べられていた。夫々に製作者名とテーマを書いた立札が立っており、全体を纏めた大きな表示板もあった。
(サンドアート像群)
 右端のドラえもんの砂像は良くできていると思ったのだが、作品名が「Stand by me 〜Love日立」となっていて、意味が分からなくなる。
 その後ろにある像は茨城キリスト教大学作製で作品名が「海洋学部」となっているが、私には全く意味不明。
2年前に見に来た時はお祭り当日だったので、大勢の観客や他の行事の賑やかさに気が紛れて砂像の主題にはあまり頓着しなかったのだが、今回は他に人もおらず、砂像を見るだけが楽しみ、何を言いたいのか気になってしようがない。素人にもそれぞれの砂像が何を表現したいのか製作者の意図が判るような説明板が欲しいなとぶつぶつ言いながらも、一つ一つの砂像をゆっくり見て回った。
(Stand by me 〜Love日立)
(by 山森&NPOインパクト)
(海洋学部)
(by 茨城キリスト教大学)
(After the rain comes sun)
(by Martin Tulinius & Anna Cathrine)
(Look at me)
(by Patrick Steptoe)
(BA1)
(by Benjamin Agersted)
(愉快な図書館)
(by ナミプランと仲間たち)
(STARWARS〜R2-D2)
(by 日立JC拡大委員会)
(ターミネータージェネシス)
(by 日立市建設組合)
(車輪(Wheel))
(by 保坂 俊彦)
(龍転太極)
(by 王 松冠)
 サンドアート会場を楽しんだ後、津神社や藤田東湖の詩碑がある烏帽子岩の周りを一回りしてから、ベンチに座ってサンドアートの砂像群を眺めながら簡単な朝食をとった。
(折れたら量産型)
(THE HSF)
(烏帽子岩)
今も立入禁止
 食事後、もう一度砂像群を見て回ってから帰路についた。朝も8時になると気温も上がり、陽射しがきつくなる。日傘を持たなかったことを悔いながら明るい南浜海水浴場脇を歩いて行く。
 車道沿いを歩くようになると、脇を通勤者の車が列をなして走って行くようになる。現役の方々、ご苦労様です。
(南浜を引返す)
(通勤車列)
 朝水木浜に出てきた分岐より一つ手前から、「避難場所水木小学校」の道標を見て右折する。何度か角を曲がると水木小学校の下の道に出た。私は時々安全パトロールでここまで歩いてくることがあるが、和子は久しぶり。震災対策で大きく更新された校舎の姿を見て驚いていた。もう夏休みに入っているが、高学年は午前中だけ補習授業があるので登校してくる生徒に出合う。
 国道を渡ったところに泉ヶ丘中学校がある。こちらには地区の避難訓練の時に集まったことがある。体育館の中からも何やら賑やかな声が聞こえてきていたが、グランドでは大勢の生徒が軟式テニスの練習に励んでいた。
(水木小学校)
(泉ヶ丘中学校)
 暑い中を歩いて行くと、キバナコスモスやヒマワリなどの真夏の花が咲いていて綺麗だった。
(キバナコスモス)
(ヒマワリ)


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