D1a.あしかがイルミネーション
1.動 機
a)山域:益子、佐野、足利お馴染みのスーパの抽選で、バス旅行の割引券が当たった。同伴者も参加費は同じとのこと。旅行の謳い文句は「日本夜景遺産認定 300万株のイルミネーション・あしかがフラワーパーク」とあり、1年前に同じバス旅行で見たドイツ村の素晴らかったイルミネーションが思い出され、すぐに参加申し込みした。当日はお天気も良くて、日暮れまでの時間つぶしで立ち寄った益子焼共販センタでの美味しい昼食、外池酒造で何杯も味わった利酒、関東三大師佐野厄除け大師の御利益ありそうな堂宇の数々、大麦工房ロアで貰った珍しい美味しい試供品、と面白いところが続き、本命のあしかがフラワーパークでは去年見たドイツ村のイルミネーションに負けないほど見事なイルミネーションを存分に楽しむことができ、一日を存分に楽しむことができた。 2.データ b)登山日:2016/1/25(月)晴 c)コースタイム:
e)地形図:1/25000 「真岡」「佐野」
3.山行記録 ゆっくりと朝食をとってから我家を出発し、お馴染みのスーパについたのは集合時間15分前だったが、待っていたバスの中に乗り込むと、参加者はもう殆ど揃っていた。今日は、高萩発の1号車に40名、日立からの2号車に41名、参加者は合計81名とのこと。定刻前に発車し、日立南ICから常磐道に乗り、高萩からの2号車と合流して水戸ICからR50に下り、一路益子に向かった。 2号車の添乗員さんは去年高校を卒業したばかりの新人さん、一生懸命な姿勢が気持良く、説明も要領を得ていて今日一日を楽しいバス旅にしてくれた。 数日前から寒い日が続いて、関東北部では大雪とのニュースも流れていたので心配していたが、雪は峠辺りで薄く積もっているだけで、平地には雪積全くなし。空は青空、参加者もみんな笑顔。
バスが順調に走ったので、益子焼共販センタに到着したのは11時を過ぎたばかりだったが、すぐに2階のレストランに案内された。牛すじ煮込み鍋がもう湯気を立てていて、まだ空腹感はなかったのだが、年甲斐もなくあたたかくて美味しい鍋料理を完食した。
美術館は大きな藁屋根の古民家風の建物、中に入らなくても佇まいを見るだけでもgood!
日光の雪山が見えていたが、頭が雲の中に隠れていて、公開できるほどの写真にならなかった。
次はバスは10分ほど走って、同じ益子町内の老舗・外池酒造の駐車場に入った。広い駐車場から車道を渡って長屋門を潜って工場内に入る。 年配の案内者は話し上手で、銘酒「益益繁盛」の2.5升の大きな酒瓶を掲げながら「升は一しょうます、升二杯と半分で(升升半升)です」などと余談も多く、聞いているみんなに笑いが絶えなかった。
売店にはお酒の他に、米を原料にした化粧水や石鹸なども並んでいて、和子は美容液を買っていた。
バスは外池酒造の従業員全員の見送りを受けて出発し、次は真岡ICから高速に乗って46km先の佐野に向かう。この時間になると、雪の日光男体山が山頂まで見えるようになっていた。 佐野藤岡ICで高速を下りて、佐野厄除け大師に向かった。境内の駐車場には車止めがあり、道向かいの駐車場に入ったバスを下り、交通整理の係員の指示に従って車道を渡って山門をくぐった。山門は総けやき造りといわれ堂々とした風格を持っていた。
その奥左側には田中正造の墓が立っていた。日本の公害の原点・足尾鉱毒の惨状を明治天皇に直訴した田中翁の遺骨を分骨して大正9年に建てられたもの。 墓の前に「夕川に 葦は枯れたり 血にまとう民の叫びの など悲しきや」という石川啄木の歌碑があった。直訴当時、盛岡中学校三年生だった啄木が感動して作った作とのこと。
その右に変わった形をしたパゴダ供養塔が建っていた。相輪と1つの塔身水煙(すいえん)をつけた 宝珠からなり、高さは8メートルもある。
本堂の右が順路で、参道脇にはお守り売り場が並んでいた。
その後ろに水子地蔵尊の赤いお堂が建っていた。
参道を行くと左手におみくじ堂があり、入れ代わり立ち代わりおみくじを引いており、お堂の右左には夥しいおみくじの紙が結わえ付けられた針金柵が並んでいた。
次は佐野から足利に向かって県道67を走る。右上には尖った山容の山があり、山頂脇に大きな「大小」の文字看板が見えた。HPを始める前に登った山なので記録がないが、標高313.8mの大小山には二度登ったことがある。 バスが広い駐車場の中に入ると、菓子箱を抱えた女性が近付いてきて、足利の銘菓だという大麦ダグワーズが二個づつ入った包みを、バスから下りる参加者一人一人に手渡してくれた。
この工場では、タグワースの他にも、麦茶や麦こがしなどの製品を作っていて、その工程を説明するビデオも流れていた。売店では大麦ダグワーズがたくさん売れていた。
次は少し引返して、いよいよ本日本命のイルミネーションを見るために、あしかがフラワーパークの駐車場に入った。添乗員さんから入場券を受け取ってショッピングハウスの中に入り、裏に通り抜けると丁度西の空に太陽が沈むところだった。
下の広場を見下ろすと、ピラミッドや藤棚のイルミネーションがだんだんと綺麗に見えるようになっていた。
帰途、立寄った笠間PAで空を見上げると、まん丸い満月が綺麗に見えていた。シャッタを押してみたが、三脚なしでは少々ボケ気味になっていた。
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