D22.東海テラパークとヘルスロード255

1.動 機
 先日のスポーツ吹矢練習会の時に「東海のテラパークの雛人形展が素晴らしいですよ」との情報を貰って行きたくなり、近所のKoさんを誘って同行してもらい、ついでに近くのヘルスロードNo255を歩くことにした。人形展は地区のご婦人たちの手作り雛人形の展示会で、いっぱい展示してあった手作りの人形が味があって素晴らしく、ヘルスロードも、和子はKoさんと語らいながら楽しく歩いて大満足、お蔭でゆっくりペースになり私にとっても嬉しいウオーキングになりました。

2.データ
a)山域:東海村白方・豊岡地区
b)登山日:2016/02/05(金)晴
c)コースタイム:森山自宅10:00 = 10:15白方コミュニテイーセンタ10:20 ---- 10:30豊受皇大神宮 ---- 10:35白方溜10:40 ---- 10:55 R245横断 ---- 11:05東海テラパーク11:40 ---- 12:15衛生センタ入口 ---- 12:25両社 ---- 12:35直線農道入口 ---- 12:55白方コミュニテイーセンタ = 13:10レストラン(昼食)13:50 = 14:00スーパ14:30 = 14:40森山
(いばらきヘルスロードNo255)
(いばらきヘルスロードNo255の高低差)
d)同行者:Koさん、和子

3.山行記録
 朝10時にKoさんを乗せて出発、白方コミュニテイーセンタ(コミセンと短縮)の駐車場に車を入れて、ヘルスロード255マップのコピーをを出して、コースの歩き方、テラパークや昼食について相談。結果「テラパークにはコースの途中で立ち寄り、コースを歩き終わった後にKoさん御馴染みのレストランで昼食をとる」ことになった。
 この白方コミセンについては、随分前にここで囲碁の会に参加していたのを思い出したが、3年前に「A49a.東海村の文化財(2)」を歩いた時に、ここでいくつかの古墳を見学したことはすっかり忘れていた。Koさんにこの古墳を紹介できなかったのが残念。
 駐車場を出て豊受皇大神宮方向に部落道を歩いて行くと、県道284を跨ぐ橋があった。コース図を見て、一旦県道に下ってから登りかえす道を想定していたので楽チンして儲けた感じ。
(白方コミュニテイーセンタ)
(県道284を跨いで)
 橋を渡るとコース図通りに右に行く道があったが、左下に下る道もあり、これを行けば豊受皇大神宮へ近道になりそうだ。坂を下ると目論見通りに大神宮の鳥居の前に出ることができて、500mばかり近道して楽が出来たと大喜び、大神宮にお参りして、そのまま下の長い石段を下った。
(豊受皇大神宮)
(神宮の石段を下って)
 石段を下るとあちこちに鴨が泳ぐ広い溜池の畔に出る。
 鴨を呼んだりしながら左に歩いて行くと、右手の堰堤上に広い道が伸びていた。堰堤上を歩きながら右の池の上を見ると、「とうかい」の文字を描いた植え込みがある白方公園が見えていた。コース図ではこの公園に立寄ってくるようになっていたのをパスしたわけだが、後で「A49a.東海村の文化財(2)」を開いてみてびっくり、白方公園は「東海十二景 白方溜蛍影」の石碑もあるなかなか良い公園だったのだ。Koさんを案内しなかったのが悔やまれる。
(白方溜)
(溜池の堰堤)
 堰堤の道からは左に下る道が分かれていて、下の広い田園風景の向こうに風神山も見えていた。
 歩けば気持良さそうな真直ぐな農道が広い田園の中に伸びていたが、コース図では右手のR245方向に曲がるようになっており、雑木林沿いの道を歩いて行く。雑木林脇には溝があり、ところどころ凍っていたりして、冷たい風も吹いてきて、ここを歩く間は随分寒い思いをした。
(田園地帯に下る)
(雑木林と田園地帯の間の道)

 R245近くまで来てコース図を見ると、ヘルスロードは左に曲って国道沿いを北に向かうようになっているが、テラパークは上を通るR245の向こう側にあるので、右に曲がって坂道を登って国道沿いに出て、少し先の信号のある交差点で横断歩道を渡った。
(R245沿い下の道)
(R245交差点)

 交差点を渡ってから北に向かうと、右への分かれ道があって、入口に可愛いマスコットキャラクター「テラちゃん」が立っていて、東海第二発電所とテラパークの文字が読めた。
 道を入っていくと「特別警戒中」の立札が立っており、道の半分を通行止めする円錐筒が交互に立ててあって車は直進することができず、ジグザグに走るしかないようになっていた。悪漢が車で逃走するのを妨害するためと思われる。(帰りにここを歩いた時、長大な工事用トレーラが入ってくるところに出くわしたのだが、トレーラはジグザク走行ができないので、作業員が出て片側の円錐筒を一時的に移動させていた。
(テラちゃんが立つげんでん入口)
(特別警戒中)
 入口門まで来ると守衛さんが立っていて、カメラを手にした私をにらんで「ここから中は撮影禁止です」と厳しく宣告された。原子力発電所の撮影禁止は判るが、テラパーク館も駄目とは合点がいかなかったが、おとなしく言いつけに従う。
 テラパークの中に入ると、受付の奥のホールが雛飾り展示場になっていた。入口に出展者5名の名前が貼りだされていて、ここに展示されている雛人形は、同好のご婦人方の作品のようだった。作品展示は一部屋だけで、多くの部屋を使っていた先日の那珂民族歴史資料館の雛祭り展の方が展示品の数は多かったが、こっちの作品には丁寧に作られた手作りの温かみが感じられて素晴らしい展示会になっていた。
(つるし雛)
(手作り人形)
(手作り人形)
 Koさんはちぎり絵教室に通っているほど手作業が好きな小まめな人、一つ一つ熱心に眺めて和子と何やら話しあいながらゆっくり歩いて行く。和子も以前人形など手作りしていたので、話が合って楽しそう。私と二人だと一通り眺めるだけで通り過ぎるところだが、Koさんと一緒になってゆっくり鑑賞できて嬉しい時間だったことだろう。私は写真を撮りながら一回りして、真ん中に置かれた椅子に座って休みながら周りを眺めていた。
 じっくりと雛人形展を見てから、以前からテラパークをご存じのKoさんに館内の奥の方まで案内してもらったが、原発の撤去作業手順など原子力発電に関する説明場所はゆっくり見ないでそのまま外に出た。
(熱心に見学)

 テラパークから国道に出て、交差点まで引き返す手前で車の隙を睨んで国道を横断、ちょっとだけショートカットして農道に戻り、国道下沿いを北に歩いて行った。
 国道下に沿って500mも歩くと行く手が草道になった。草道を歩けば国道に出られそうだったが、コース案内図を見ながら先を歩いている二人のご婦人は、ここで曲がるようになっていると云って左の農道に入っていった。国道沿いを車の排ガスを吸いながら長く歩かなくてすんだので良かった。
(国道沿いの道)
(分かれ道)
 しばらく農道を歩くと農道が十字路になっていて、ここでまた直角に右手に曲った。
 しばらく農道をまっすぐ歩いてR245に出て国道を渡り、往き来する車の列を左に見ながら国道沿いを少し歩く。
(十字路)
(国道沿い)
 県道284との交差点のところに来ると 右手に分かれ道があり、入口に「衛生センタ」の案内板が立っていた。
 分かれ道を、右に広い墓地を見ながらしばらく歩いていくと、「衛生センタ入口」の立札が立っていて、右手方向に金網柵に囲まれた林の間に舗装道が入っていた。お二人はコース案内図を見ながらここで左に曲がっていった。
(国道から枝道に)
(衛生センタ入口で左折)
 すぐにブロックで補強された水路を渡る橋があり、これを渡って田圃の間の農道を歩いて行くと、大きな樹木が茂る民家脇を通り過ぎる。東海にはこんな大樹を大事にしている家が多く見られる。
 国道に出て横断歩道を渡り、斜めに分かれる道に入っていくと、右手に石の鳥居があり、その奥に小さな社があった。鳥居脇に古びた石碑が立っていて、刻まれた読みづらい文字を判読すると「両社 境内 改築記念」とあり、この社は「両社」というのだろうか。その積りで良く見ると、社の右にも少し小ぶりな石祠が見えていた。
(民家裏の大樹)
(両社?)
 角を二つまがると白方コミュニテイーセンタに繋がる道になり、田圃を縫ってどこまでも続く様な真直ぐな農道が伸びていた。こんな道を歩くときは、いつもなら、すたすた歩く和子の後を追いかけるのに苦労するところだが、今日はKoさんとおしゃべりしながらゆっくりペース、お二人が野焼きの様子を眺めている間に追い越して、歩く姿を前から撮ることもできた。
(真直ぐな農道)
(時には前からシャッタ)
  少し坂を登って白方コミセンに到着し、車に乗ってKoさん御馴染みの東海のレストランに入って、二人の賑やかな会話を聞きながら本日のランチを美味しく頂きました。帰りには我家馴染みのスーパに寄って、晩酌用の焼酎など買って我家まで帰り、Koさんにも喜んでもらえて楽しい一日を終わりました。
(一登り)
(白方コミセンに帰着)
 


inserted by FC2 system