D45.小江戸川越・芝桜羊山公園バスツアー

1.動 機
 何時ものスーパの抽選でバス旅行の割引券が当たった。旅行の謳い文句は「ピンクの絨毯40万本の芝桜羊山公園・小江戸「川越」バスツアー」とあり、どちらも行ったことはあるが、もう一度この機会に行ってみたいと思うような魅力的なところだった。同伴者2名まで参加費は同じなので、近所のKoさん、Omさんを誘ったら同行したいとのことで参加決定。当日はお天気も良くて、一番の見所の羊山公園の芝桜も真っ盛りで、記憶に残っている以上に素晴らしい景観を堪能できた。

2.データ
a)山域:川越、花園、羊山公園
b)登山日:2016/4/18(月)晴のち曇・小雨
c)コースタイム:
    森山7:15 = 7:30スーパ駐車場7:45 = 7:55日立南IC = 8:15友部JCT = 8:50壬生PA9:05 = 9:10栃木都賀JCT = 9:40久喜JCT = 9:55川島IC = 10:15@小江戸川越散策11:30 = 11:50川島IC = 11:55鶴ヶ島JCT = 12:15花園IC = 12:20A花園フォレスト(昼食)13:50 = R140 = 秩父やまなみ街道 = R140 = 14:30B羊山公園15:55 = R140 = 16:05栗助16:20= 秩父やまなみ街道 = R140 = 16:55花園IC = 17:10高崎JCT = 17:45岩舟JCT = 17:55栃木都賀JCT = 18:00壬生PA18:15 = 18:50友部JCT = 19:10日立南IC = 19:15スーパ駐車場19:30 = 19:45森山
(小江戸川越・芝桜羊山公園の観光ポイント)
d)同行者:バス旅行参加者90名、Koさん、Omさん、和子

3.山行記録
 早起きして朝食をとってKoさんOmさんを乗せて我家の車で出発、スーパの駐車場に着くとバスにはもう搭乗が始まっていて行列が出来ていた。どうして行列が?と思って見ると、乗車口で添乗員が一人一人に口頭で座席位置を説明していた。何時ものように座席図を入口に貼っておけば、それを見てすぐに自分の座席は判るので、行列が出来るようなことはないのに。
 今回のバス旅行の参加者は90名近くが2台のバスに別れて同行する。このバスは2号車で、1号車は県北の高萩を出発して高速で一緒になる予定とのこと。予定時間よりも早く発車して、日立南ICで常磐道に乗って、友部ICで北関東道に曲がって壬生PAでのトイレ休憩時間の間に1号車と合流して、ここから2台のバスが連なって行動することになった。2号車の添乗員は珍しく男性、新人らしく一生懸命色々な話題を選びながらみんなの気を引き立たせてくれる。
(スーパ駐車場でバス乗車)
(今日は男性添乗員さん)
@小江戸川越散歩 
 壬生PAを出たバスは栃木都賀JCTで東北道に曲がって南下、久喜JCTで圏央道に入って川島ICで高速を下りて、川越の街中の駐車場に10時15分に入った。
 駐車場から出た道を直進すれば蔵つくりの街並みなのだが、案内する添乗員さんは札の辻交差点を右折した道に入っていく。
(川越市内駐車場)
(交差点右折)
 200m歩いたところが菓子屋横丁の入口で、添乗員はここまで案内して、川越の街の案内図を配って指定時間までに駐車場に戻れと言って、ここからは自由行動になった。菓子屋横丁にはレトロな造りの菓子屋が連なり、女性三人は店内に入って色々なお菓子の品定めを楽しんでいる。
(菓子屋横丁に入る)
(菓子屋店内物色)
 数軒の店に入っては味見をしたりしながら菓子屋横丁を15分ほどかけて一回りしてから札の辻交差点に戻り、今度は蔵つくりの街並みに入った。広い通りには両側に歩道があるが、車の通りが意外と多くて、向かいの歩道に渡るのは大変だ。
(菓子屋横丁を通り抜け)
(蔵つくりの街並み)
 先の分岐の左の通りに時の鐘が立っていたが、今は丁度改修の最中で周りが網で囲まれていて、建物の様子は殆ど見ることができない。女性陣は時の鐘には興味を示さず素通りして行ったが、私一人脇道に入っていって近くまで行ってみたが、ガードマンが周りを固めていて近付くこともできなかった。とりあえず写真だけ撮っておいたが、写真では塔の形がよく見えているのが不思議だ。
 蔵つくりの街並みに戻ったが女性陣の姿が見えず、どこにいるのかと和子の携帯に連絡を入れると、土産物店に入っているとのことですぐに合流。
 街並みの先には遠くからも目立っていた塔を持つ明治色の洋風建物があったが、屋上に「埼玉りそな銀行」の看板があった。
(時の鐘)
(埼玉りそな銀行)
 蔵つくりの街並みを500m歩いて仲町交差点で引き返したが、古い家並みが建ち並ぶ街歩きは建物を見ているだけで楽しいが、ご婦人たちは建物よりも店内の商品の方が面白いらしく、和子も何時もよりも嬉しそうに一緒に品定めをしている。案内図には近くに寺社や歴史的建造物等があったが、この街並みを歩いただけで時間一杯になり、駐車場に着いたのは指定時間の11時半ぴったり、他の人は全員揃っていて、我々が乗り込むとバスはすぐに発車した。
(蔵つくりの街並み)
(蔵つくりの街並み)
D昼食
 バスは高速に乗って1時間近く走って花園ICを下りてすぐ、邸宅風建物の花園フォレストの前の広い駐車場に入った。ここはスイーツショップをメインとする観光店で、店内のレストランで昼食をとることになっていて、しゃれた入口門を通って館内に入った。ところが同じ旅行社のバス2台が先客で入っていて、それが終わって団体席が空くまで土産物店の中で待っていることになった。30分も待ってから、食べ放題のレストランで色々な食材をすきっ腹がいっぱいになるまで頂いた。
(花園フォレストへ)
(店内)
 腹いっぱいの昼食に満足して外に出ると、前庭にはローズガーデンのゲートがあったが、バラの花はまだ全然咲いていなかった。通路わきに並んだ鉢植えに綺麗に咲いているボタンの花を見ながら、入口門から外に出てバスに乗って次の羊山公園に向かった。
(ローズガーデン)
(入口門)
B羊山公園の芝桜 
 有料道路の秩父やまなみ街道を走って40分で羊山公園のバス駐車場に入ったが、バス駐車場は数ある駐車場の中で一番離れたところにあって、芝桜の咲く公園まで延々と歩くことになった。
 右の湿原と左のヤマブキの花など咲く斜面の間の道を、目の前に武甲山を見ながら行列を作って歩いて行った。
(バス駐車場から)
(延々歩く)
 公園の入口近くには出店のテントが並び、いい匂いを出しながら呼び込みの声が続く。これを通り過ぎて添乗員から入場券を受け取って菖蒲田口とある入口ゲートを通る。
(たち並ぶ出店)
(菖蒲田口ゲート)
 ゲートを通るとすぐに目の前一面、色とりどりのピンクの芝桜の競演だった。満開に近く素晴らしい眺め、女性陣は中央の遊歩道を両側に芝桜を眺めながら歩いて行ったが、私は初めから右の斜面の道に登っていって、全体の展望を楽しみながらパノラマ写真など撮っていた。
 色違いの芝桜が何やら綺麗な曲線模様を描いているが、何をイメージしたものなのだろう。
(東斜面からパノラマ)
 女性陣も斜面を上がってきて、展望所にあったベンチに座って、おしゃべりしながら目の前に広がる一面の芝桜の眺めをゆっくりと楽しんでいた。午前中晴れていた空が、午後からは曇り空になったのを残念に思ったが、それでも色合いが柔らかくて曇り空は曇り空なりに綺麗だった。
(ゆっくり展望)
 ゆっくりと展望を楽しんでから、斜面を遊歩道に下りて入口と反対方向に向かい、北の端から芝桜公園を展望してからハイポーズ。
(遊歩道に下りて)
(入口の反対側から)
 芝桜を縫うように作られた遊歩道を歩いて、今度は東斜面に上がる。先ほど休んだベンチがある展望所の右上に武甲山が聳えており、この武甲山の荒々しい絶壁と優しい色合いの芝桜公園との組み合わせが良くて絵葉書のような景観になっている。 武甲山はセメントの材料採取のために年々削り取られてきて、12年前に二人で両神山と四阿山に登った時見たよりも一段と痛々しい姿になっていた。。
(武甲山をバックに)
 武甲山を入れたパノラマ写真も撮ってみる。
(武甲山をバックにパノラマ)
 集合時間を睨んで入口ゲートを出て、色々な野の花を眺めながら駐車場に戻った。
(ダイコンソウ=ショカッサイ)
(ヤマブキの道を引返す)
B帰途
 バスは羊山公園を出て、来た道をそのまま引返して花園ICに向かった。途中、お菓子処栗助に立寄ってお土産探しをして、秩父やまなみ街道を過ぎたところで荒川を堰き止めた玉淀ダムの大がかりな堰が見えていた。水力発電にも使われているらしく、久し振りに見るダムに親しみを感じ、自分がかって水車屋だったことを思い知る。
(お土産や)
(玉淀ダム)
 花園ICで関越道に乗って北上すると、遠くに一昨年恐々登った妙義山のギザギザの山並みが見えていた。
 高崎JCTで北関東道に入って走り、足利ICを過ぎたあたりで左手の山並みが尽きる辺りに草原の斜面が見えていた。随分以前の話になるが、この辺りの芝桜公園を眺めたことがあるように記憶するのだが、今はもう芝桜は植えられなくなったのだろうか。それとも記憶違い?
(妙義山)
(佐野さくら公園)
 途中から小雨がぱらついてきたが、スーパの駐車場に予定より早く着いて、少し買い物をして森山には8時前に到着し、一日付き合ってもらったKOさんとOmさんにお礼を言って別れて我家に帰ってきた。


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