D55.吾国山-愛宕山縦走と水木浜ウオーク

1.動 機
 水戸アルパインクラブ(MAC)の5月例会は、福原駅から岩間駅まで、吾国山、難台山、愛宕山の山々を越えながら歩くアップダウンもある17kmのロングコース、今の私には無理なので和子だけ参加、私は家に残って、水木小学校の下校時間に合わせての安全パトロールを兼ねて、水木浜までのヘルスロードウオーキングをしてきた。

2.データ
a)山域:水木浜、吾国山、難台山、愛宕山
b)登山日:2016/05/18(水)晴
c)コースタイム:和子の吾国山−難台山縦走 7:45/16:05、私の水木浜14:10/15:15
d)同行者:和子とMAC会員8名
e)地形図:1/25000 「加波山」「日立南部」

3.山行記録
3.1 吾国山−難台山−愛宕山縦走
    自宅6:00 ---- 6:15大甕駅6:24 = 7:31福原駅7:45 ---- 8:35吾国山登山口 ---- 9:35吾国山9:45 ---- 10:15道祖神峠 ---- 11:25難台山12:00 ---- 12:50見晴台 ---- 13:10団子石峠 ---- 13:35南山展望台 13:45 ---- 14:10乗越峠 ---- 14:15天狗の森駐車場14:50 ---- 15:00愛宕山 ---- 16:05岩間駅16:15 = 16:53水戸駅17:15 = 17:35大甕駅17:40 = スーパ = 18:10自宅
(吾国山-愛宕山縦走コースの歩経路:7年前の逆コース)
 この縦走路は、7年前に同期会の仲間と歩いたことがあるが逆コースだった。
 福原駅からの出発時間は、常磐線から水戸線の福原駅まで直通電車がある時間を考慮して設定されており、大甕駅で乗車するとその先水戸駅で仲間の皆さんが乗ってきた。女性会員も二人いてお互いに久し振りの顔合わせを喜び合った。
 福原駅で改めてコース説明があって準備運動をして歩き始めると、コースには分岐ごとに「笠間・吾国愛宕ハイキングコース」の道標が立っていた。
(福原駅前から出発)
(道標)
 車道を50分歩いてやっと吾国山登山口の標識があって山道歩きが始まった。
 45分登山道を登ってカタクリ群生地を過ぎると小さなお宮があって、ちょっとお参りして通り過ぎる。
(いよいよ山道)
(お宮)
 福原駅から2時間近く歩いて吾国山山頂に登りつき、ベンチに陣取って一休み。筑波山から加波山にかけての展望がよくて気持ち良かった。
(吾国山頂からのパノラマ:筑波山・足尾山・丸山・加波山・燕山)
 吾国山から下っていくと洗心館の建物が見えてきた。昔は研修施設だったはずだが、今は休業、他の施設として使われているらしい。
 林道に出て少し下るとすぐに道祖神峠に着いた。ここまで車で上がってきてカタクリを見に行った記憶がある。
(洗心館、休業)
(道祖神)
 道祖神峠から二つ目のピークのところに「すずらん群生地」の道標が立っていて、10年前にすずらん目当てに来て当てが外れたのを思い出した。
 分岐からの登りは急登で、久しく山歩きしていない私は息切れして足が進まなくなってきた。男性会員に「おんぶしてあげようか」と声をかけられながらやっとの思いで難台山の山頂に登りついた。周りを立木で囲まれて展望のない山頂で、弁当を広げて昼食休憩。展望の代わりに、面白いお話が行き交った。
(すずらん群生地分岐)
(難台山山頂)
 難台山の急坂を下ると、屏風岩、獅子ケ鼻と大きな奇岩が続き、これを過ぎると目立たないピークの立木に「大福山」の山名板がとりつけてあった。
(屏風岩)
(大福山山頂)
 目の前に愛宕山への山並みを見ながら歩いていったが、写真を撮るタイミングを逃がして、愛宕山が木立に隠れそうになってから慌ててシャッタを押した。
 大福山のピークの次の「団子石山」の山名板がある三角点峰を越えると、大きな岩の塊・団子石があった。
(愛宕山)
(団子石)
  団子石から少し下って団子石峠、そこから30分近く登りかえして南山展望台のピークに登り着いた。展望台に上がった人が「何も見えないよ」というので私は登るのを止めにした。
 南山展望台から下って乗越峠を過ぎ30分で天狗の森駐車場に着いて最後の大休憩。トイレを使い、アイスやコーヒを飲みながら30分以上も楽しい思い出話に花を咲かせた。存分に楽しんだ証拠写真は残念ながら撮っていなかった。
 元気を貰って歩き始めると、すぐに愛宕神社への長い石段が待ち構えていた。「まだ登るんですか」と嘆いてみたが、愛宕神社にお参りしないわけにはいかないだろと言われ、石段の前に立っている愛嬌のある餅つき道祖神の像に励まされて、皆さんの後について登っていった。
(南山展望台)
(餅つき道祖神)
 愛宕神社に登り着いてお参りを済ませ、神社前から岩間駅に到着する電車を見たりして展望を楽しんで小休止し、登ったとは別の石段を下った。
(愛宕神社から)
(下りの石段)
 石段を下ると舗装道に出たが、少し歩いて山道に入って下っていき、ウエディングパレスのところで街に出て一安心。ここから20分平地を歩いて岩間駅に着き、みんな同じ電車に乗って帰途に着いた。
(林道から山道へ)
(ウエディングパレス)
 不安を抱いての参加だったが、なんとか歩き通すことが出来て嬉しかった。まだ大丈夫かな、でも疲れた。年とったら、本当の疲れは2,3日後から出てくるんですよねえ。

3.1 私の水木浜ウオーキング
    自宅14:10 ---- 14:15常磐線踏切 ---- 14:20イトヨの里公園14:25 ---- 14:35水木浜14:40 ---- 14:45水木小学校 ---- 14:55泉神社15:00 ---- 15:00 安全パトロール15:10 ---- 15:15自宅
(ヘルスロード23の歩経路:高度計に異常あり)
 私は地域の安全パトロール隊員になっていて、時々、水木小学校の下校コースを周回するパトロールをしているが、今日はヘルスロード121の水木浜まで足を伸ばして、ヘルスロードの実績数値の足しにすることにした。
 下校時間に合わせて我が家を出発、常磐線の踏切りを過ぎたところで、BRT道路の工事現場を眺める。写真の右端に我家が写っているように、我が家の目の前で工事が行われているが、どんな工事をしているのか進捗状況がさっぱりわからない。
 水木浜の途中でイトヨの里公園に立ち寄ってみると、今日も花壇の手入れに精出している男性がいた。ご苦労様です。
(BRT工事現場:右端に我家)
(イトヨの里公園)
 水木浜の街並みを歩いていくと、海岸近くの空地にハマヒルガオの花が群生していて綺麗だった。
(水木の街)
(ハマヒルガオ)
 水木浜に出てから、海岸線を850m歩くのがヘルスロード121だが、この一部を歩いていればヘルスロードの実績距離に加算していいと県立健康プラザの担当女性に教えて貰っていたので、途中の「ひなん場所水木小学校」の立札のところで切り上げて部落道に入った。
(水木浜)
(浜から街へ)
 水木小学校には下校時間を5分過ぎてから着いたが、運動場から生徒達の話し声が聞こえてくるのだが、校門はまだ閉まったままだった。しばらく待っても一向に出てこないのでしびれが切れ、生徒が帰る前を歩いて安全を確認するパトロールもあるかと通学路に向かった。
 途中で気が変わって、泉神社に立寄ってお参りすることにした。拝殿にお参りして下の弁財天辺りを巡っている時に、通学路を歩いてくるらしい生徒たちの声が聞こえてきた。
(水木小学校正門)
(泉神社参拝)
 神社を出て通学路に戻ると、低学年の生徒達が数人ずつおしゃべりしながら帰ってくるのに出会い、間に入って線路の先まで一緒に歩いていった。我家に着いた時の歩数計は6600歩、吾国山縦走には参加しなかったが、まあよしとしましょう。
(小学生たちが帰ってきた)
(一緒に歩いて帰る)
 

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