D57-1.鳴門の渦潮・花の淡路島・神秘の小豆島

1.動 機
 馴染みになった旅行社から「神秘の小豆島・花の淡路島・鳴門渦潮・瀬戸内二島めぐり三日間」という案内が届いた。小豆島と淡路島ともに島影は何度も見たことがあるが、実際に渡った事は一度もなかったので、是非行ってみたい候補地の一つだったので、私の喜寿の誕生日に合う旅程を選んで早速参加申し込みした。天気予報を聞いてお天気が少々心配したが、昼間は一度も雨に合うこともなく、謳い文句通りの素晴らしい島めぐりを楽しむことができた。

2.データ
a)山域:淡路島、屋島、小豆島
b)登山日:2016/05/26(木)〜28(土)
c)旅程:
    5月26日:日立バス停=羽田空港= 徳島空港= 福良港(鳴門うずしおクルーズ)=南淡路ホテル
    5月27日:南淡路ホテル= 花さじき= 屋島=高松東港= 坂出港= 岬の分教場=ホテル----エンジェルロード----ホテル(泊)
    5月28日:小豆島ホテル = 土庄港 = 寒霞渓 = オリーブ公園 = 草壁港=高松港=徳島港=羽田空港=日立バス停
d)同行者:旅行参加者39名、和子
(淡路島・小豆島の観光ポイント)

3.山行記録
3.1 一日目(鳴門うずしお観光)
    森山自宅発6:45 = 6:50駐車場 ---- 6:50石名坂BS7:00 = 7:10日立南IC = 8:10守谷SA8:15 = 9:10羽田空港11:50 =(JAL:昼食)= 13:00徳島空港13:25 =(大鳴門橋)= 13:45淡路島南IC = 14:00福良港14:15 =(うずしおクルーズ)= 15:15福良港15:35 = 15:40南淡路ロイヤルホテル(泊)
 朝食をとらないで我が家を発車、前日予約しておいた駐車場に車を置いてバス停まで歩くと、ご夫婦と添乗員との三人がすでに立っていた。添乗員さんからは数日前に確認の電話を貰っていたので、初対面ではない挨拶を交わした。定刻にやって来たバスは15人乗りの小型バス、高萩から乗ってきた先客が9人乗っていて、我々が乗ってほぼ満車状態、添乗員さんの話を聞きながら和気藹藹に走っていった。早朝に乗車した高萩からの参加者には弁当を広げる人もいたので、我が家も傍目を気にしないで朝食を食べることが出来た。
 今日は総勢80人以上の参加者があり、徳島空港から2台のバスで移動するが、この添乗員さんが担当する2号車は41名だとのこと。このバスは小人数なので守谷SAでのトイレ休憩も短時間、羽田空港に9時過ぎに到着した。空港には水戸や栃木、群馬からのバスもやって来るらしいが、それを待つことなく搭乗券を渡されて、チェックインして搭乗口に入って待つことになった。空港内を歩き回って時間つぶし。機内食として配られたオプションの昼食弁当も待合室で食べてしまった。
(小型バスで羽田へ)
(羽田空港)
 登乗してから30分ほどで動き始めたが、広い空港内をぐるぐる20分も走り回ってからやっと離陸した。
 今日の座席は海側、下は一面雲に覆われていて何も見えない。サミット会場が見えることも期待したが無理。今回は観光ポイントの資料を何も持たなかったので予習が出来ず、新聞を読んだりビデオを見たりしているうちに徳島空港に到着した。茨城空港と同じくこじんまりとした空港で、着陸後すぐに降下口に着いた。
(羽田空港離陸)
(徳島空港着陸)
 集合場所には他の便でやって来た人もあってごった返す。点呼して2グループに分けるのも大仕事だったようだ。
 間もなくバスガイドさんがやってきて、我家は2号車に案内されて指定された最後部の座席に着く。ここからの案内役になったバスガイドさんは良くしゃべる明るい女性、道中は休みなく説明が続いた。よくもこんなにたくさんな話題を覚えていて、面白おかしく話せるものだと、ボケ老人は感心しきり。
(全員集合)
(2号車41名)
 徳島空港を出ると県道脇には黒ビニルで覆われた畑地が続く。鳴門金時の栽培中とのことで、7月下旬ごろ収穫されて全国に集荷されるとのこと
 鳴門ICで高速に乗って鳴門に向かうと、左に広い海面が見えてきた。大鳴門橋を渡っているのかと思ったら、この海面は小鳴門海峡で外海に繋がったウチノ海とのこと。
(鳴門金時の畑)
(ウチノ海)
 その先で右手に大塚国際美術館や大鳴門橋架橋記念館の立派な建物が見えてくると、やっと大鳴門橋を渡ることになった。渦潮を期待もしたが、座席からは下の海面は見えない。
(大鳴門橋架橋記念館)
(大鳴門橋を渡る)
 大鳴門橋を渡って淡路島南ICで高速を下りてうずしおラインを走って14時に福良港に着いた。当初は14時50分の便を予約していてバスの中では14時35分に集合と連絡されていたが、到着後確認すると一便早い便に乗ることが出来るようになったとのことですぐに乗船が始まった。潮時も丁度いい時間に間に合ったとガイドさんも嬉しそう。
 船室内の眺めのいい座席は先客で閉められていたので、我が家はデッキに上がってベンチに陣取った。乗っている時間は1時間ほどだし、デッキなら右でも左でも人を気にしないで動き回ることが出来る。福良を出港して海峡に近付くと、左手に白い三角錐のモニュメントが立つ尖った山が見えてきた。山を見ると気になってしようがないのだが、流れてくる船内アナウンスによれば、これは大見山という山で、山頂部に若人の広場を作った時の記念碑とのこと。
(福良港からうずしおクルーズに乗船)
(大見山若人記念塔)
 鳴門海峡に出て大鳴門橋に近付いて行くと、潮の流れが速くなったようで海面の波立ちがだんだんと大きくなってきた。
 大鳴門橋の下までくると白波も立つようになり、ところどころに渦巻きが見られる様になり、みんな海面を睨みながらカメラや携帯を構えて準備完了。渦は右巻きや左巻きに発生し、大きくなりそうに見えてすぐに消えたりするので、大きな渦が現れるごとにシャッタが押され歓声が上がった。我家も二人でシャッタを押しまくったが、そのうち5枚だけを載せてみました。動画で撮った方が良かったのかも。
(大鳴門橋に近付付いて)
(カメラ合戦始まり)
(渦潮@:大渦に成長するかな)
(渦潮A:歓声上がる)
(渦潮B:大鳴門橋の下には水位の段差あり)
(渦潮C:大きいね)
(渦潮D:飛島と)
 興奮のうちに時間になり、満足そうな顔の乗客を乗せて船は福良港に引き返す。
 道の駅福良でお土産漁りをしたり、外に出て淡路人形座の変わった建物を眺めたり、漁船を漕ぐ親子の像を見たりしてから、バスに乗ってすぐ上の高台にある南淡路ロイヤルホテルに入った。
(福良港に帰着)
(南淡路ロイヤルホテル)
 ホテルのロビーからは鳴門方面が見えているようだが、霞んでいて大鳴門橋も見えなかった。
  このホテルは南淡温泉、大浴場に入って暖まり、外の露天岩風呂にも入って気持良くなり、お刺身などの皿が並び、淡路牛の鍋も用意されている。お腹いっぱい食べて満足満足、今日はいい一日でした。
(ホテルから)
(夕食)
 
3.2 二日目(はなやしきと屋島、小豆島の岬の分校)
    南淡路ロイヤルホテル8:15 = 8:35西淡三原IC = 9:10淡路IC = 9:20花さじき10:05 = 10:20東浦IC =(大鳴門橋) = 11:00鳴門JCT = 11:30津田SA11:50 = 11:55津田IC =12:20屋島ドライブウエー入口 =12:25屋島P ----(屋島観光・昼食)---- 13:55屋島P = 14:25高松東港14:35 =(大型フェリー)= 15:45小豆島坂出港着(以降はD57-2に続く)
 部屋の窓からは福良湾の海面が見え、左手に福良港、右手には押戸岬の先の紀伊水道が見え、大見山の若人の記念碑も何とか見えていた。屋上に上がったら大鳴門橋を見ることが出来るだろうと、ホテル中をうろついてみたが、屋上への階段はどこも立入禁止になっていて残念。
(福良港方面)
(押戸岬方面)
 バイキングの朝食を頂いてバスに乗る。指定された座席は今日は最前列、車窓の眺めがいい。8時15分に発車、玉葱畑が広がる道を走って西淡三原ICから神戸淡路鳴門自動車道に乗って一路北に向かう。この大鳴門橋とこの自動車専用道の開通によって四国と神戸とが便利になって、季節には渋滞することもあるとのこと。気持ちの良い快適な道だ。
(玉葱畑)
(神戸淡路鳴門自動車道)
 右下にはところどころ街並みが広がり、三洋電気などの工場も見えていた。二本の通信塔が立っているのはラジオ関西とのこと。
 自動車専用道を30分も気持ち良くドライブした淡路島北端の淡路ICからはSAの観覧車の向こうに明石大橋とが見えていた。淡路ICで一般道に下りて花さじきに向かって南下した。
(ラジオ関西)
(大観覧車と明石海峡大橋)
 花さじきの駐車場に入ると上に売店や案内所があり、脇に「あわじ花さじき」と書かれたベンチがあってその前で証拠写真を撮った。
 その上には展望デッキがあって花さじき全体を展望できたが、今の時期に花が咲いているのは一部の区域に限られていた。
(あわじ花さじき)
(花さじき展望)
 それでも花が咲いているところに狙いを定めて遊歩道を歩いて回った。キンギョソウやスターチスが綺麗に咲いていたが、今の時期、ポピーの花が一番広い範囲に賑やか咲いていた。これだけでもここに来た価値を十分気に感じることが出来た。
(キンギョソウ)

(スターチス)

(ポピー)
 バスガイドさんからは、玉葱は淡路島の名産地で収穫したものがあちこちでほしてあり、ここの玉葱の天ぷらが美味しいですよと教えられていたのだが、我が家は時間一杯歩き回って食べ損じてしまった。行く先々で玉葱のスープの試飲があって、たっぷりと淡路の味を味あわせて頂きました。
 花さじきを出てから東浦ICまでは狭い道路が続き、対向車が来たらどうなるかと心配だった。運転手さん失礼。
 自動車専用道に乗って一安心、道沿いの黄色い花など眺めながら気持良く南下した。
(狭い下り道)
(自動車専用道沿いに黄色い花)
 鳴門大橋を渡って鳴門料金所の先で徳島道と高松道に別れるJCTがあり、一路高松方面に向う。
(大鳴門橋を渡って)
(鳴門料金所)
 高松道は四国八十八ヶ所巡りの車が多い道のようで、各IC出口の近くの道路脇には各霊場を案内する看板が立っており、途中休憩した津田の松原SAにはお大師さんが立っておられた。
(四国八十八ケ所)
(SAにも大師像)
 志度ICで高速を下りて志度街道に入ると、右手に五剣山が見えてきた。
(志度ICで一般道に)
(五剣山を見て)
 続いて屋島が見えてくる。
 途中で右に折れて琴電の線路をまたいで屋島ドライブウエーの入口を入った。
(屋島を見ながら)
(屋島ドライブウエー入口)
 屋島ドライブウエーからは右手に五剣山が見え、その下に源平合戦の壇ノ浦を紹介される。
 屋島の突端のトンネルを潜って西側を折り返すと、今度は高松港が見えてきて、その沖に女木島と男木島が並んで見えて、左手の女木島が別名鬼ヶ島と呼ばれる山と紹介された。
(五剣山と壇ノ浦)
(高松港と鬼ヶ島)
 屋島の駐車場に着くとガイドさんが待っていて、四国霊場八十八箇所第84番札所の案内が始まった。
 土産店街を抜け血の池を見て東大門から境内に入った。ガイドさんは色々と説明をしながら案内していくが、41名を一人で案内するので写真を撮りながら後ろの方を付いて歩く私には殆ど聞き取れなかった。
(屋島のガイドさん)
(屋島寺東大門)
 境内に入って右の参道に入ると、左手に石造りの五重塔と古色鐘楼が立ち、右手には千体堂、三体堂、太子堂と並んでいた。
(屋島寺境内)
(太子堂)
 突き当りには入口に多くの石像が立ち並んだ奥に熊野大権現の社があり、
 左に曲がると大狸の石像の奥に赤い鳥居が立ち並ぶ蓑山大明神。
(熊野権現)
(蓑山大明神)
 その先が本堂、お参りしてその前の宝物殿は素通りし、四天門を潜って屋島寺を出た境内を小さく一周しただけだが、狭いところに沢山の堂宇が立ち並んでいて驚かされた。
(本堂)
(四天門)
 四天門を出たところに可正桜という桜の古木があって説明が始まっていた。これについては脇に説明板が立っていたので声は聞こえなくても理解できた。
    高松藩士松平半左衛門可正が老後の楽しみとして寛文5年(1665)に、屋島寺石段の左右に7株を植えました。 そのうち6株は枯れ、残った1株を現在の地に移植したものです。 可正は次のような歌も残しています。
       「花の時 人きてもしも問うならば 可正桜と名を知らせてよ」
 右手に歩いていくとこんなところにも土産物店が並び、その間を通った先に獅子の霊厳展望台という展望台があった。
(可正桜)
(展望所)
 展望台からは眼下にドライブウエーのバスから眺めた高松港と鬼ヶ島が見えていて、今度はゆっくりとシャッタを押すことが出来た。
(高松港)
(女木島(鬼ヶ島)と男木島)
 展望を楽しんでから引返し、途中のお土産物店に案内された。店内にはいろいろなお土産の他に、壁に源平合戦を描いた絵が飾ってあった。
 その中の食事場所でオプションで予約していた和食膳を美味しく頂いた。
(源平合戦図)
(昼食会場)
 食事が終わって駐車場からのバスの出発時間が知らされ、それまで20分の自由時間になった。皆さんは土産物店の中の品定めが始まったが、我が家は店の前に公園らしき所が見えたので入ってみることにした。
 入口には「ふれあいの広場」と刻した石碑があり、中は意外と広くてベンチもあって、いくつか記念碑がたっていた。
 公園の周りに全国各県から寄せられた県の木が植えられているのが見ものだった。茨城県は勿論梅の木。
(ふれあいの広場)
(茨城県の梅の木)
 広場を一回りして、ついでに屋島寺の境内に入って来た時と逆回りに歩いて駐車場に戻った。5分前に着いたが、バスに乗ったのは我家が最後、すぐに出発した。
 屋島から志度街道に戻って高松方向に向かい、諸田川を渡った先の交差点を右折すると屋島が平らな二つの山として見えていた。
(ガイドさんさよなら)
(屋島)
 その先が高松東港で、バスはジャンボフェリーに乗り込んだ。ジャンボというだけに大きな船体で、バスの入った車室は車が4列ぐらい並んで詰め込まれていった。
(小豆島へのフェリー乗り場)
(ジャンボフェリー車室)
 和子は船室の座席に座って休んでいたが、私は展望デッキに上がってみたら、お天気も良くて気持ちが良い。屋島を見ながら出港し、すぐに鬼ヶ島が見えてきた。デッキには船のシンボルらしいジャンボトラちゃんのでっかい人形が飾ってあって、これを入れて鬼ヶ島の写真を撮ってみた。
 やがてフェリーは大島と五剣山の岬の間を抜けるように運航して行き、すぐ近くの大島の向こうに尖った山がある大きな豊島が見えていた。尖った山が気になって、帰宅後調べたてみら塙山という340mの山だった。
(ジャンボトラちゃんと鬼ヶ島)
(大島の向こうに壇山が目立つ豊島)
 続いて鎧島、稲毛島と続き、海を覗きこんでいた子供連れが「クラゲが泳いでいる!」と騒いでいた。クラゲにもシャッタを押してみた。
 やがて小豆島が見えるようになり、船室の和子に知らせると、和子もデッキに上がってきて小豆島到着まで一緒に展望を楽しんだ。
(クラゲの群れ)
(小豆島が見えてきた)
 小豆島の地形は複雑に入れ込んでいて、幾つもの岬を見送りながら運航して、高松から1時間程で小豆島の入口、坂出港に到着した。
(釈迦ヶ鼻を回り込んで)
(坂出港に入る)
 小豆島に入ってからの記録は、次の「D57-2」に続きます


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