D71.神峰山-羽黒山と高鈴山-助川山(MAC)

1.動 機
 水戸アルパインクラブ(MAC)の6月例会は高鈴山、助川山から日立駅駅まで、7月例会は神峰山、羽黒山から小木津駅までの結構な距離の縦走、5月例会の吾国山−難台山−愛宕山の時と同じく私は遠慮し和子だけ参加した。

2.データ
a)山域:高鈴山、助川山、神峰山、羽黒山
b)登山日:2016/06/01(水)晴:高鈴山、07/06(水)曇:神峰山
e)地形図:1/25000 「日立」


3.山行記録
3.1 御岩山−高鈴山−助川山縦走
c)コースタイム:自宅6:30 ---- 6:45大甕駅6:52 = 7:02日立駅7:18 = 7:43日鉱記念館BS7:55 ---- 8:15神峰山縦走路 ---- 8:50御岩山8:55 ---- 9:25高鈴山9:30 ---- 10:05五辻 ---- 10:50百体観音10:55 ---- 11:20おむすび池 ---- 11:30おおみねの丘 ---- 12:05助川山12:35 ---- 13:25助川城址公園 ---- 14:10日立駅14:47 = 14:55大甕駅15:00 = スーパ = 16:00自宅
d)同行者:和子とMAC会員8名、一俊不参加
御岩山−高鈴山−助川山縦走コースの歩経路:4年前の類似コース図流用)
 今月のコースは4年前にMACで歩いたZ21.高鈴山けんちんの集いとほぼ同じコースで、日立駅からバスに乗って、日鉱記念館から高鈴山に登り、助川山を経由して日立駅まで歩く15km近いロングコースだった。夫はロングコースをみんなと同じペースで歩き通すのは無理なので参加せず、私一人で大甕駅まで歩いてJR電車に乗ると会員の仲間数人と顔を会わせる。日立駅で他の皆さんと合流してバスに乗って、県道36号の本山トンネル手前の日鉱記念館バス停で下車して歩き始めた。
 旧道を登って神峰山からくる高鈴山への縦走路に合流して急坂を下り、向陽台からの登山道を合わせて登っていくと向陽台から登ってくる道と合流する。
(バス停下りて)
(神峰山-高鈴山縦走路)
 登り坂をどんどん登っていった途中で縦走路から外れて御岩山の山頂に上がると、小広場に紙の御岩山の案内図があり、賀毘禮之峯の山名板が立っていた。
(御岩山案内図)
(賀毘禮之峯)
 山頂からはきららの里がすぐ近くに見え、その向こうに奥久慈男体山、八溝山、里美牧場、竪破山などの山が広がっていたが、この辺の山にも久しくご無沙汰している。
(奥久慈男体山−きららの里展望)
 御岩山で展望を楽しんでから縦走路に戻って、何度か急登がある縦走路を登っていって高鈴山の山頂に登り着いて一休み。
 展望台の上からは来月の例会で登る予定になっている神峰山が見えていた。
(高鈴山山頂)
(神峰山)
 高鈴山で一休みして下山にかかった。登ってきた道を少し戻って休憩舎のところで曲って助川山に向かって下っていく。その先、コアジサイやオオナルコユリなどの野の花が目を慰めてくれた。
(コアジサイ)
(オオナルコユリ)
 百体観音で一休みしておむすび池に着くと、池には睡蓮の花がいっぱい咲いていた。
(百体観音)
(おむすび池)
 助川山の手前におおみねの丘の展望台があって立ち寄ってみると、目の前に水木浜から日立港までの海岸線が広がっており、その右に風神山の山並みが見えていた。
(おおみねの丘)
 助川山に登って、お弁当を広げてゆっくり昼休み。
 山頂の前の休憩舎のところからは太平洋の展望が広く、まさしく地球は丸いことを実感することが出来た。
(助川山山頂)
(展望)
 ここまではZ21と同じの道だったが、助川山を下って石の池を過ぎたところの助川分岐からは別ルートで城南町方向に下った。
 大山砥神社のところに出ると、日立の街が見えるようになってきた。
(鉱石運搬索道)
(日立市街が見えてきた)
 団地の上端の道を歩いていくと助川城跡公園に出た。
 ここからは「D12.いばらきヘルスロード36&224」で今年正月に歩いたコース、公園を過ぎるとすぐに団地の一角に出て、街中を歩いて40分で終点の日立駅に到着した。コーヒショップでおしゃべりして電車に乗り、大甕駅で夫の迎えを受けてスーパで買い物して我が家に帰った。
(助川城址公園)
(日立駅到着)

3.2 神峰山−羽黒山−小木津山自然公園縦走
c)コースタイム:自宅6:00 ---- 6:15大甕駅6:24 = 7:31日立駅7:45 = 7:50石灰山入口BS8:00 ---- 8:35二の鳥居 ---- 9:00三の鳥居 ---- 9:05神峰神社(神峰山)9:15 ---- 10:15羽黒山10:30 ---- 10:45神峰公園分岐 ---- 11:25作業林道(昼食)12:00 ---- 12:40小木津山自然公園13:15 ---- 13:45小木津駅14:14 = 14:27大甕駅14:30 ---- 14:50自宅
d)同行者:和子とMAC会員10名、一俊不参加

 7月例会は日立駅からバスに乗って、石灰山の工業団地のところから登り始めて神峰山に登って、羽黒山、小木津山自然公園を通って小木津駅まで歩く10km近いコース、夫は6月と同じくパスして私だけの参加になった。
(神峰山ー羽黒山ー小木津駅縦走路の歩経路)
 日立駅に集まった男性6名、女性5名でバスに乗って、県道36号のくねくね道の途中にある石灰山入口のバス停で下りて歩き始めた。
 小さいころ父が日立鉱山の技師として勤めていたので、石灰山あたりは昔は鉱山の社宅群があったところ、懐かしく思い出しながら歩いていき、神峰山神社への参道に入って登り始めた。
(石灰山バス停で下車)
(神峰山神社参道)
 二つの鳥居をくぐって神峰山神社に登り着いて、拝殿に参拝をして一休みになった。
 神社のすぐ裏の広場に上がったが、日立大煙突記念碑のところから何時もは見られる日立の市街や工場群は今日は全部ガスの中だった。
(神峰山神社)
(視界は一面のガス)
 広場の隣は気象観測所になっていて百葉箱が見えるが、今は遠隔測定になっていて人の姿はみられない。脇に「神峰山598.8m」の標柱が立っていて、ここが山頂であることを示していた。
 しばらく休んで高鈴山から来る縦走路に向かうと、少し下ったところに三角点標石があった。これは小松沢という586.7mの四等三角点で、ここが神峰山の山頂ではない。最高点にない三角点は見つけにくいしややこしい。
(気象観測所)
(四等三角点標石)
 粘土質で滑りやすい道を下って縦走路に出ると手入れの良い道、はじめは下り道が主で速足のリーダに付いて歩いていけたが、羽黒山に近付くと登りが続いて段々ときつくなってきた。何とか羽黒山山頂に登り着いたが展望は利かない。昔は展望台もあって見晴らしのいいところで、小学校時代の学校行事で大雄院のカラミ山から羽黒山まで遠足するのが楽しみだったが、今は樹木が茂り広場もなく手入れなし。展望台の鉄の脚部はたたまれて樹木の間に押しこめられていた。
 次の小木津山自然公園に向かって発進、滑りやすい急坂を気を遣いながら下ったところに案内板があり、直進は神峰公園となっているが、ここは小木津山自然公園の左方向に進む。
(羽黒山山頂)
(小木津山自然公園分岐)
 その先で藪に入りこんで道が分からなくなったが、そこはMACのチームワーク、ポケナビの助けも出て無事縦走路に出ることが出来た。
 縦走路を歩いていって林道に出たところで昼食休憩になった。林道には材木が積み上げられていて、脇に腰を下してお弁当を広げた。そのうち作業車が来て材木を下し始め、運転する男性が「もうすぐトラックが来るよ」とご注意、トラックが来る前に食事を終えて出発。
(藪道)
(材木積み出し)
 その先もリーダのペースは速いまま、付いていけなくなってリーダ夫人と一緒に最後尾を歩いていった。
 40分ぐらい歩いて小木津山自然公園に入ってトイレを使い、道沿いのアジサイの花を見たり、池に浮かぶ睡蓮の花を愛でながら歩いて、常磐道を跨いで街中に出て終点小木津駅に到着した。橋上駅でしばらくおしゃべりをして電車に乗って大甕駅で下りた。今日は夫の車での迎えはなく、疲れた足でやっとの思いで我が家に帰り着いた。
(小木津山自然公園)
(睡蓮池)


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