D72.ヘルスロード129(鵜の岬コース)

1.動 機
 以前お世話になったことのある山の会から、第39回山岳写真展をシビックセンタで開きますとの連絡を貰った。日立の町まで出けるならばと、この機会に日立北部のヘルスロード129鵜の岬コースを歩いてくることにした。鵜の岬は2年前の「B21.日立の寺社巡り(川尻地区)」の時にその海岸沿いを歩いたが、このヘルスロードのコースは歩いていない。歩行距離は1.4kmと短かかったが、今の私の体調はこれで限界だった。

2.データ
a)山域:鵜の岬公園
b)登山日:2016/07/16(土)晴
c)コースタイム:自宅11:10 = 11:40デパート駐車場----11:50シビックセンタ(山岳写真展)12:25 ---- 12:30デパート(食事:買い物)13:50 = 14:25鵜来来の湯駐車場 ---- 14:40スタート&ゴール地点 ---- 14:50鵜のパラダイス ---- 15:00アヤメ池END ---- 15:05スイレン池 ---- 15:10鵜来来の湯駐車場 = 16:00自宅
(ヘルスロード129:鵜の岬コース案内板)
d)同行者:和子

3.山行記録
 今年度町内会長役の私のところに市報などの定期刊行物や回覧資料が送られてきて、回覧版作成や市報配布の仕事が終わったのは10時半、先に山岳写真展を見ることにして11時過ぎに我家を和子の運転で出発した、30分ほど走って、シビックセンタ隣接のデパートの4階駐車場に車を入れてシビックセンタに向かう。
 久し振りのシビックセンタに入ると、一階に写真展の会場があり、入り口に大きな「創立65周年・山岳写真展・常北山水会」の看板が立っていた。その脇に前会長の顔があり、15年前に8月末のファミリー登山「H17.谷川岳(トマの耳)」に参加して以来、毎年のように参加していたので顔なじみになっているのでしばし歓談した。展示されている写真や絵画を眺めて回っている間にも他の会員の方とも顔を会わせ、懐かしい顔に挨拶をして近況報告をした。
    アルバムで調べたら、常北山水会のファミリー登山には谷川岳の前の年(16年前の2000年)の8月に田代山山行に参加していた。このHPに書いていないので見落としていた。
(シビックセンタ)
(写真展入口)
 展示された作品の中には、前会長の雪山訓練中の写真など、私よりもずっと高齢の方の作品も沢山あり、今もまだお元気に登山を楽しまれていることがうかがえた。
(写真や絵画の展示品)
 ゆっくりと写真展を勧賞してから、デパートに戻ってランチを食べ、色々買い物もしたので2時間以上の駐車料金も無料になった。ここからR6に出て北上、大きな鵜の岬入口の案内標識を見て右折、海側に向かう。すぐに海岸通りに出て国民宿舎鵜の岬の脇を通り抜けて、入った駐車場は日帰り温泉鵜来来の湯(うららのゆ)のすぐ前だった。お客ではないが、奥の方の空いているスペースに車を停めさせてもらって歩き始めた。
(R6からの鵜の岬入口交差点)
(鵜来来の湯)
 コース案内にはコースと同じ高度のところにいくつも駐車場があったのだが、間違えて入ったこの駐車場からはヘルスロードのコースに入るのに何段も階段を下りなければならない。その上ストックを忘れて手摺に捉まりながらゆっくりゆっくり下りていく。階段を下りるとすぐに池いっぱいに睡蓮が浮かんだ池が見えていた。
 これがスイレン池で、対岸に渡ったところから右折して、スイレン池を右に見ながら歩いていくと神経痛が出てきて、痛みが走る左足をかばいながらゆっくり歩いていく。
(階段下りるとスイレン池)
(スイレン池の畔)
 スイレン池には赤や白の花も咲いていてとっても綺麗、写真を撮るのを口実に何度も休みながら歩いていった。
(赤いスイレン)
(白いスイレン)
 スイレン池の端までくると、手摺のある展望台みたいなところがあり、家族連れが池に向かって餌を一つづつ投げている。池には水面が真っ黒になるほど無数の鯉が重なるように群がって餌を漁っている。金色の鯉もいて目立っていた。
 その後ろに、岩の上につがいの鵜を配した鵜の岬の碑がたっていた。その側にヘルスロードの大きな案内図がたっており、前の道の路面には緑色ペンキでスタート/ゴールの表示がしてあった。
(鯉の群れ)
(鵜の岬の碑)
 ここで左に向かうとすぐにわんぱく砦と名付けられた小さな岩山が見えてきた。岩に登る石段があったり、岩を潜るトンネルがあったり子供の遊び場になっている。
 道沿いの右斜面には青い花をたくさん咲かせた大きなアジサイ株が並んでおり、その先に階段が上っていた。元気な時なら、この先がどこへ出るのかすぐに登って確かめたいところだが、そのまま通過。
(わんぱく砦)
(アジサイの先に階段)
 Uターンするようにわんぱく砦の裏側を回っていくと、山側には山百合はまだ蕾だったが、 少し盛りは過ぎたギボウシなどいろいろな花が咲いていた。
  間もなく「鵜のパラダイス」の大きな円い金網の囲いが見えてきた。
(ギボウシ)
(鵜のパラダイス)
 檻の中には鵜の姿があちこちに見られ、真ん中の岩のてっぺんにとまった一匹の鵜が周りを見回し、時に大きく羽根を広げたりしていた。岩の上にはどの鵜も近付こうとはせず、このグループを統率する王様か女王様か?
(鵜のパラダイスの檻の中)
(王様?女王様?)
 スイレン池に戻って、この先のアヤメ池まで「谷の遊歩道」と名付けられた池沿い道を歩いていく。
 先にあった別のスイレン池でも、母親に連れられた3人の幼児が池に向かって餌を投げていた。こっちにも大きな鯉が泳いでいるのがあちこちに見られた。
(谷の遊歩道)
(鯉に餌やり)
 その先にはアヤメ池が幾つか続いていたが、一つを除いて池に水はなく、アヤメの開花期はとっくに過ぎて荒れ放題の様子だった。
 「谷の遊歩道」を突き当りまで歩いて、左にUターンするようにアヤメ池の対岸を引返してくると、林の中に赤い葉を茂らせている大きな樹が見えた。樹の名前は分からないが、お日様を受けて綺麗に輝いており、秋の紅葉を見ているようだと話し合った。
(アヤメ池)
(秋の気配!?)
 アヤメ池を過ぎて、も一つのスイレン池の畔を歩いていくと鵜来来の湯へ戻る階段が見えた。片足づつ登って何んとか50段ぐらいの階段を登りきって駐車場に辿り着いた。
(スイレン池畔に戻って)
(階段登って駐車場)
 ナビの記録でも歩行距離1.4km、普通ならここから海岸通りに出て海鵜捕獲場や潮騒デッキ辺りを歩きたくなるところだが、ここまでびっこを曳きながら歩いてきただけで今日はもう限界だった。帰りも和子の運転で走り、去年歩いたがまだヘルスロードに登録していないヘルスロード238の東滑川海浜緑地の脇を通って、和子から「ここが入口だよ」との声があったが、そのまま通過して我が家に直行してもらった。


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