B92.久し振りの山歩き・風神山

1.動 機
 御馴染みになった森林インストラクターから「秋の花観察会」と題する筑波山を歩くウオーキングの案内が来て参加することにしていたのだが、その日がいよいよ明日になって、5月の御前山以来団体での山歩きをしていなかったので、参加者の皆さんに付いて歩けるかどうか心配になってきた。筑波山は歩程一周6kmとのことなので、我家から風神山まで往復して脚力チェックをしてみることにした。歩き始め神経痛がでそうになって心配になったが、歩いているうちに段々と調子よくなり、歩き通した後も足腰に異常なく、明日歩ける自信が出てきて嬉しい久し振りの風神山だった。

2.データ
a)山域:風神山(242)
b)登山日:2016/09/09(金)
c)日程:自宅 10:40 ----10:55 R6横断---- 11:05 登山口 ---- 11:20 山側道路下 ---- 11:50 風の広場 12:00 ---- 12:10 風神山山頂12:15 ---- 12:30 自然公園碑 ---- 12:50 山側道路下 ---- 13:00 登山口 ---- 13:15 レストラン 13:50 ---- 14:10 自宅
(久し振りの山歩き・風神山の歩行ルート)
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「常陸太田」

3.山行記録
 去年、我が家の前の荒地にマンションが建って、我家の前から丸見えだった風神山が見えなくなった。歩き始めの我が家を出てしばらくは足腰に痛みを感じていたが、我慢して歩いているうちに森山団地あたりで風神山が見えてくると、何とか歩けそうな気持になってきた。
 R6横断歩道を渡って平らな住宅街を歩いていくと風神山登山口があり、いよいよ山道になる。
(森山団地からの風神山)
(風神山登山口)
 それでも登山口からは沢沿いで樹木の木陰で涼しく、登りも緩やかで気分良く歩ける。
 ゴルフ練習場の下を過ぎると、目の上に山側道路の橋桁が見え、絶え間なく車が通っていく音が続いており、混雑するR6から車をバイパスさせる役目を十分に果たしている。
(沢沿いを緩やかに)
(山側道路下)
 バイパス下を通り過ぎると、道は少し急になる。粘土質なので滑らないよう気を使いながら登っていく。足腰も具合も異常なくで嬉しい。
 ここを登りきると、風神山山頂への登山道から別れて風の広場へ向かう道に出る。ここまで登ると、風神山山頂と標高差はほとんどなく、山登りは終わったようなもの。
(少し急登になる)
(風の広場へ)
 風の広場の展望台近くには、薄紫色のツルボの花があたり一面を綺麗に染めていた。
(風の広場はツルボだらけ)
 風の広場展望台からは、南に東海方面の原子力発電所や港湾が眺められるが、西方向は樹木が育ってきて我家を眺めることは出来なくなったのが残念。
(東海方面)
(河原子、森山方面)
 和子は私の身体を考えて、ベンチで一休みしてからここで引き返す積りだったようだが、私はここまで調子よく歩いてこられたので「折角だから山頂まで行こうよ。」と言い張り歩き始めた。
 山頂へ向かうと、脇で体操をしてる人や、元気に語らいながら下ってくる若者など、今日は多くの人に出合って元気を貰う。脇道に入ると少し下って少し登りになる。往復200mも歩けば着くだろうと思い込んでいたのだが、片道500mはあるみたいでなかなか着かず、この坂でめげそうになったが、なんとか頑張る。
(山頂へは脇道へ)
(下って登る)
 山頂広場に着いて風神雷神の碑にご無沙汰しましたと挨拶し、三角点標石を見ただけで下山にかかった。
(風神雷神の碑)
(三角点標石)
 山頂から帰りは縦走路に入って上り下りのない道を歩き、通信鉄塔の脇を通って真直ぐ歩いていった。
(下りは真直ぐ)
(ドコモ通信鉄塔)
 風神山自然公園の大きな標識が立つ角で、風の広場の方に少し入ったところから、登ってきた道に入って下っていった。下りも調子よく歩くことが出来た。
(風神山自然公園標)
(登ってきた道を下る)
 登山道脇には、タマゴタケなど色々なキノコが頭を出していたが、名も知らないものが多くて採取はしないで通り過ぎた。。
(タマゴタケ)
(名知らないキノコ)
 今時は花はあまり多くはなかったが、アザミやヤマジノホトトギス、センニンソウ、ニラなどの花が目を楽しませてくれた。
(アザミ)
(ヤマジノホトトギス)
(センニンソウ)
(ニラの花)
 R6まで下ってから、国道沿いにあるレストランでランチを食べて我が家に帰った。無事我が家に帰ってきたときナビの歩行距離は6.9kmあり、筑波山の6kmも大丈夫だと自信を持って参加することにした。




inserted by FC2 system