D32.和紙ちぎち絵展を見に県植物園へ
1.動 機
県植物園で行われる和紙ちぎり絵展に、町内のKoさんが今年も作品を出展しており、受付係当番の日が今日だと聞いて見に行くことにした。天気が良かったので、ちぎり絵展を見た後、植物園の中を一回りして咲き始めていた春の花も楽しんできた。 2.データ a)山域:県植物園 b)登山日:2017/3/22(水)晴 c)コースタイム:日立自宅 13:10 = 13:55植物園駐車場 ---- 14:05展示室14:40 ---- 14:50岩石園 ---- 15:05水生植物園15:15 ---- 15:25大温室15:50 ---- 16:00植物園駐車場 = 16:50日立自宅
d)同行者:和子 e)地形図:「石塚」 3.山行記録 駐車場に車を入れて植物園の入口に向かうと、掲示板和紙ちぎり絵展の案内があった。 和紙の風合いを生かすため、指でちぎり貼り付けて作成した「和紙ちぎり絵」作品を50点ほど展示します。場所/植物園展示室、時間/9:00〜16:30、展示協力/小川和紙ちぎり絵教室
70才以上無料で入口を通してもらって園内に入ると、目の前の沈床園の花壇には数人の職人さん(?)がせっせと手入れされていた。花盛りに近い花壇はとても綺麗だったが、噴水が止まっていてちょっと淋しい。
沈床園のすぐ上の展示室に入るとKoさんに笑顔で迎えられ、丁度他に入場者がいなかったので、そのまま作品一つ一つを説明しながら歩いてもらえた。お蔭でちぎり絵を仕上げるまでの細かい作業をを色々と知ることができた。
室内のあちこちに撮影禁止の札が貼ってあったが、念のために訊いてみると「写真は撮ってもいいですよ。先生もいいとおっしゃっていたから」とのこと。作品全部を写真に撮らせてもらったが、ここに載せるのは先生とKoさんの作品だけにしておきましょう。 先生の作品は3点あったが、大きな綺麗な作品のどこにもちぎり紙の痕跡が見当たらず、さすがあ!と感じ入ってみさせてもらった。
Koさんの作品は花と風景の2点があった。2年半前にここでちぎり絵を初めて見て(B112.公園の花めぐり)その魅力に惹きつけられて入門し、去年は早くも花写真3点を出展し(D35.県植物園と七ツ洞公園)、今年は風景画にも挑戦を始められたようだ。花の作品は去年より数段繊細になっているようだし、風景画にはまた違った緻密さがうかがえる。
Koさんが何時出会っても明るい笑顔でおられるのは、これらのちぎり絵に熱中して仕上げる時間と、小川教室での仲間との楽しい交流の時間に依るのかも。
他のお客さんも入ってきたので、Koさんに見送られお礼を言って展示室を出ると、前の広場にあるコブシの花が五分咲き程度になっていて、青空に映えてとても綺麗だった。
すぐ近くのハクモクレンの花はまだ咲き始めたばかり、咲けばコブシよりも大きくて見応えがある花だが今はコブシより小さい。
黄色いマンサクの花は正に満開状態、華やかだった。
広場に戻るとトサミズキに花が咲き始めており、ミツマタが満開だった。
2月には苞だけだったザゼンソウは、脇の葉っぱが苞より高く伸び出していた。
ザゼンソウを見て上に戻ろうとして歩いていくと、斜面に向かって何かを観察するようにうずくまっている男性がおられた。「なにかあるのですか」と訊くと、「この苔、タマゴケと言うんだけど綺麗でしょう。」と指差す先を見ると、小さな丸い玉がたくさんついていて可愛い苔があった。「ここにも、あっちにも。ここはタマゴケが多いところですねえ。」と言われてみると、同じ苔があちこちに見られた。「今は若くて緑色だが、夏には熟して赤みを帯び、冬は白くなりますよ。」とのこと。
「ついでに、この苔はジャゴケと言います。ヘビの皮のうろこのような形をしているのでこんな名前が付いています。」一枚剥いで見せてくれたが、ヘビ嫌いな和子は寄りつかない。
大温室に入ると、入口に華やかなカトレアが飾ってあったが、花の前に熱帯植物館の看板が置いてある3階のカトレアの写真を代わりに載せましょう。
入口のカトレアの奥にはパフィオもあり、その先の映写室前には長提灯の様な可愛い花の鉢があった。花の名前は?
沼地ゾーンにはパンダの大きく華やかな花が咲いており、ジャングルゾーンから丘陵地ゾーンの境目には「頭上注意:ヒスイカズラ開花中です」の注意札がかかっていて、上から長い花が垂れ下がっていた。これはまだ蕾でヒスイのイメージは感じられないが、上の方には綺麗な色をした花が見えていた。
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