E45.栃木花巡りバス旅行

1.動 機
 お馴染みのスーパの抽選で、バス旅行の割引券が当たった。旅行の謳い文句には「あしかがフラワーパーク・ふじのはな物語大藤まつり」と「市貝町芝桜まつり」があり、他に陶芸の街益子、外池酒造、大麦工房ロアに立寄るとある。「市貝町芝桜まつり」以外は去年1月に同じバス旅行で行った「D1aあしかがイルミネーション」の時に見て回ったところだが、あしかがフラワーパークの藤の花をイルミネーションでなく実物で見てみたいと思って参加を決めた。最初に訪れた市貝の芝桜が真っ盛り、期待以上に素晴らしくてバス旅行全体を楽しいものにしてくれ、最後のあしかがの藤の花が盛りにはまだ程遠く期待外れだったが、園中に美しく咲いた他の花々に救われ、帰りのバスの中は楽しい雰囲気いっぱいだった。

2.データ
a)山域:市貝、益子、足利
b)登山日:2017/4/24(月)晴
c)コースタイム:
    自宅9:25 = 9:35スーパ駐車場10:05 = 10:20道の駅ひたちおおた10:30 = 12:00市貝町芝桜公園12:45 = 13:25益子焼共販センタ(昼食)14:10 = 14:50外池酒造15:25 = 15:45真岡IC = 16:25足利IC = 16:35大麦工房ロア17:05 = 17:20あしかがフラワーパーク18:25 = 18:50佐野藤岡IC = 20:05東海PA20:10 = 20:15日立南IC = 20:20スーパ駐車場20:30 = 20:40自宅
(あしかがイルミネーション旅行の観光ポイント)
d)同行者:バス旅行参加者88名、和子
e)地形図:1/25000 「真岡」「佐野」

3.山行記録
 ゆっくりと朝食をとってから我家を出発し、お馴染みのスーパについたのは集合時間20分前、やがてやって来たバスから容姿端麗な元気のいいガイドさんが下りてきた。同乗者は定員いっぱい45名で二人の席は真ん中あたり、乗り心地がいい。一人遅れた人がいて5分遅れに発車、R293を15分ほど走ったところで道の駅ひたちおおたに立寄ってトイレ休憩。ここから栃木まで1時間半休憩なしと言う。スーパで済ませて来たのにどうしてこんな近くで?
 広い田園地帯を走ってR293からR123に乗り換え、栃木県に入ると真岡鉄道の可愛い電車が走っているのが見えた。
(道の駅ひたちおおた)
(真岡鉄道)
市貝町芝桜公園 
 バスが順調に走って、市貝芝桜公園の駐車場に予定時間の12時丁度に到着した。バス駐車場から案内されて少し歩くと下に一面の芝桜が広がっていた。初めて見る市貝の芝桜、NETには
     栃木県南東部に位置する市貝町。市羽村と小貝村が合併する際、村名の一文字を取り入れて命名された市貝村が、1972年の町制施行によって市貝町となりました。
     その市貝町にある芝ざくら公園は、芳那の水晶湖を採掘した際の残土の上に作られており、本州最大級を誇る総面積2.4haに約25万株の芝桜が植えられています。
     4〜5月に迎える開花の時期には、芝ざくらまつりも開催され大変多くの人で賑わう栃木県有数の観光スポットとなっています。
 細長い芝園には色違いの芝桜が満開でうねるように見え、市貝町を流れる小貝川をイメージしているとのこと。「一周して25分ぐらい、好きに歩いて定刻45分までにバスに戻ってください。」と言われて、後は自由行動になった。
(芝桜公園全景)
 パノラマ合成して全体を写すよりも、一枚写真の方が芝桜が綺麗に見えるし、向かいに「いちがい」の絵文字も見えます。
(芝桜公園いちがい花文字)
 レストランの戸外席になっている小さなテント群の前を通って下に下りると、平成19年度美しいまち賞を受賞した記念碑が立っていた。後ろには展望台も見えている。
 反対側を振り向くと、公園の細長い芝桜が素晴らしい光景で目に飛び込んできた。
(美しいまち賞記念碑と展望台)
(反対方向の芝桜の眺め)
 記念碑のところから展望台まで私の目には結構な登りに見えたが、いところには行きたいと思うのが昔からの習性、ヨタヨタ歩いていくと3分ほどで展望台の上まで上がることができた。長い芝桜公園を一目で見ることができる。
 手前の方の芝桜がまだ斑に見えるが、一週間もして連休にはここも満開になることだろう。
(展望台から芝桜公園全景)
 芝ざくら公園の反対側には、大きく綺麗な芳那の水晶湖があり、岸辺にはこいのぼりが泳いでいた。芳那の水晶湖ふれあいの郷協議会「芝ざくら交流センター」が中心になって管理しているらしい。
(反対方向に芳那の水晶湖)
 展望台を下りて公園の向かい側の遊歩道を歩いていって、芝桜の土手に「いちがい」の絵文字がある高台の上に上がって、向かいを眺める。芝桜の小貝川の向こうに駐車場の土手に、飛んでいる3匹の鳩をモチーフにした絵が浮き出していた。鳩の芝桜だけが白く色付いていたが、他のところの赤く色付いたらさぞかし見事な眺めになることだろう。
(「いちがい」花文字の上から駐車場方向)
 更に下って小貝川が湾曲するところに川を横切る遊歩道があり、その中ほどから展望台方向を見返した時の芝生公園が今日一番の眺めだった。
(下方の遊歩道から展望台方向)
 遊歩道を横切って駐車場の下の遊歩道を展望台方向に向かう。後ろにこいのぼりが沢山泳いでいた。
 綺麗なしばざくらを見せて貰った記念に「いちがい」の絵文字をバックに記念写真を撮ってバスに戻った。
(鯉のぼり)
(花文字バックの記念写真)
 市貝町を後にして、隣町の陶芸の町・益子に南下、益子焼窯元共販センタの駐車場に入った。時間はもう1時半、すぐに2階のレストランに案内された。お腹も空いていて用意されていた鍋定食を美味しく頂戴した。
(益子焼窯元共販センタ)
(昼食)
 昼食を終えて一階に下りて、ふくろうや狸のひょうきんな焼き物、私の茶碗や小ぶりな擂り鉢等の品定めをしてからバスに戻った。
(ふくろうの百面相)
(焼物漁り)
 A外池酒造
 次はバスは10分ほど走って、同じ益子町内の老舗・外池酒造の駐車場に入った。広い駐車場から車道を渡って長屋門を潜って工場内に入る。
 年配の案内者は、去年のおじさんと同じ、相変わらずお元気で話し上手、みんなを笑わせながら案内してくれた。
(外池酒造)
(案内のおじさん)
 工場案内の次は、お待ちかねの利酒、下戸の和子も珍しく日本酒や米焼酎に手を出し美味しそうに飲んでいた。
 しっかり試飲させて貰って店を出る時、出口にかけてあった外池酒造店の半纏を着て、和子に記念写真を撮ってもらっていると、これを見ていたご婦人連から「良く似合ってる」の声が飛んできた。
(清酒燦爛試飲、うまい!)
(店員さん)

大麦工房ロア
 次は真岡ICから高速に乗って足利ICで下り、大麦工房ロアの駐車場に入り、試食の大麦ダグワーズを頂いて店内に入った。色々試食をしてお土産も買ってバスに戻った。

あしかがフラワーパーク
 次は少し先に走ってあしかがフラワーパークの駐車場に入った。添乗員さんから入場券を受け取って、ショッピングハウスの中に入って裏に通り抜ける。
 鉢植えのマリモがもこもこくっついたような花の鉢がならんでいました。去年のHPを見ると、これはオオデマリで、咲き始めは黄緑色で、これから白色に変わっていくらしい。黄緑色の花も爽やかで素敵でした。
(あしかがフラワーパーク入口)
(オオデマリの鉢)
 名物の大藤の広く張った枝から滝のように垂れ下がる藤の花を期待していたが、花はまだ枝の上に咲いているだけだった。
(名物の大藤はまだまだ)
 長い回廊を作る白藤の花は、まだ緑色の蕾でがっかりさせられた。
(白藤のトンネルもまだまだ)
 それでもウスベニフジの棚には長い花束が垂れ下がっていてお見事!!
(棚つくりのウスベニフジ)
 ウスベニフジは一本仕立てのものは満開に近く、豪華な眺めを作っていた。
(一本仕立てのウスベニフジ)
 ムラサキフジも五分咲き程度にはなっていて綺麗だった。
(ムラサキフジ)
 太鼓橋の上にウスベニフジの棚が設えられた「うすべに橋」も優雅な姿を見せていて、上を見ながら渡る人が絶えなかった。
(うすべに橋)
 斜面を辿る遊歩道沿いにはツツジやシャクナゲなどの花々が賑やかに咲いて目を楽しませてくれた。
(遊歩道沿いのツツジとシャクナゲ)
 満開のヤエザクラ下では弁当を広げて仲良しさんが花見を楽しんでいた。
(ヤエザクラ)
 ツツジの丘の看板の後には真っ赤なクルメツツジが満開で華やかだった。
(クルメツツジ)
 フラワーステージも色とりどりの花が綺麗に咲いていた。
(フラワーステージ)
 ボタンザクラの様な大きな花をつけたシダレサクラが綺麗だった。
(シダレザクラ)
 陽は落ちてきたが、黄緑色のオオデマリと紅色のヤエザクラの組み合わせが見事だった。
(オオデマリとヤエザクラ)
 シャクナゲの大きな株も満開状態で見事。
(シャクナゲ)
 ここでは場違いな感じだったが、タイツリソウもきれいに咲いていた。
(タイツリソウ)
 最後に足利フラワーパークで綺麗な花をいっぱい眺めて、嬉しい気分で帰りのバスに乗った。帰りは佐野藤岡ICから高速に乗り、北関東道と常磐道を繋いで、何故か終着直前の東海PAでトイレ休憩、すぐの日立南ICで下りてスーパの駐車場に戻った。


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