E61.川越熊谷バス旅行 1.動 機 スーパーの抽選でバス旅行の割引券が当たり、案内の「夏を先取り!! ヒマワリ畑」に魅かれて参加した。ところがバスの中でガイドさんから「ヒマワリ畑は今日まだ10輪しか咲いていないとの情報だった。ヒマワリに変えてショウブの花にしたらどうでしょう」との話が出た。みんな10輪ではしようがないなと反対はなく、提案通り菖蒲園に行くことになった。順序も案内と逆に、先ず川越の醤油屋さんの見学と小江戸川越の散策をして、関越道を延々北上した上里カンターレで昼食後、熊谷の菖蒲園を見ることになった。 2.データ b)登山日:2017/06/15(木) 晴後曇 c)コースタイム:森山7:30 = 7:40スーパ駐車場8:00 = 8:20日立南IC =(常磐道)= 8:40友部PA8:55 = 9:20つくばJCT =(首都圏中央連絡道)= 10:25鶴ヶ島JCT=(関越道)= 10:30川越IC = 10:45@松本醤油商店見学11:10 ----A小江戸川越散策12:25 = 12:40川島IC =(首都圏中央連絡道)= 12:45鶴ヶ島JCT =(関越道)=13:20上里IC=13:25上里カンターレ(昼食)14:25= 15:15別府沼公園菖蒲園散策15:50 = 16:35羽生IC =(東北道)= 17:00栃木JCT=(北関東道)= 17:40笠間PA17:55 = 18:05友部JCT =(常磐道)= 18:30日立南IC = 18:50スーパ駐車場19:10 = 19:20森山 d)同行者:4号車乗客39名、和子
3.山行記録 朝食をすませて車に乗ってスーパの駐車場に入ると、もう参加者が相当数集まっていた。スーパのトイレを使って出ると大型バスが入ってきて、指定された後ろの方の席に落ち着く。乗ったのは1号車で、乗客総数は41名、もう一台ここには寄っていかない2号車があり、参加者総数80名超とのこと。 バスが定刻に発車して常磐道に乗ると、ガイドさんから思いがけない発言「今朝問い合わせたらヒマワリ畑はまだ10輪しか咲いていないとの情報だった。ヒマワリに変えてショウブの花にしたらどうでしょう。」との話が出た。ヒマワリを楽しみに参加したのに10輪しか咲いていないのでは仕方ない。反対の声は出ず、提案通りになった。順序も案内とは逆に、先ず川越の醤油屋さんの見学と小江戸川越の散策をして、関越道を北上した上里カンターレで昼食後、熊谷のショウブ園を見て帰ることになった。ヒマワリは朝、ショウブは午後の方が綺麗に見えるのだろう。 常磐道をどんどん南下、土浦を通り越してつくばJCTで右に曲がった。この首都圏中央連絡道は、左の成田に向かう方は走ったことがあるが、右に向かう道は走ったことがない。嬉しくて車窓から見える景色を楽しんだ。小貝川に続いて現れた鬼怒川の草地の出島が格好良くてパチリ。 左車窓から見えるのは関東平野、どこまでも真っ平で山がない。田植えの終わった広い田園地帯の新鮮な緑が美しい。
東北道との交差点・久喜白岡JCTを通過したが、お互いの上り下りの分岐道が網の目の様に混じりあって訳が分からない。
次の鶴ヶ島JCTで関越道上りに乗換えて、川越ICで高速を下りて川越の中心部に向かい、時の鐘の近くの路上でバスを下され、辻を入ったところに松本醤油商店があった。
川越で約250年続く蔵元である松本醤油商店。
天保元年に建造された蔵には、江戸時代から使い続けている杉桶が40本並び、今なお昔ながらの手法によって製造を続けています。歴史ある蔵の中には、麹菌や酵母菌、乳酸菌といった様々な菌が生息していて、これらの菌の働きで松本醤油商店の醤油は生まれます。 当店の醤油蔵は、川越市の都市景観重要建築物にも指定され、醤油作りの伝統を肌で感じることができます。 大きな木桶がならび、醤油の香りいっぱいの蔵をご覧いただき、より醤油を身近に感じていただければと思います。 工場内に案内されると大きな樽がいくつも並んでいる。広島県山奥の生家が戦前醤油屋をやっていて、裏の広い工場にこんな風に大きな樽がいっぱい並んでいたのを思いだす。
我が生家では、麹は大きな釜で煮られた大豆や麦が種麹に混ぜられ、工場の端の厚い石の壁で囲まれた窓が少ないて暗く寒い室(むろ)の中で熟成されていた。戦後我家が醤油つくりを止めた後だが、悪戯坊主だった私は懲らしめにこの室に閉じ込められて怖い思いをした思い出がある。
醤油店の隣の小江戸鏡山酒造で利酒のおもてなしを受けて、外に出て行伝寺前で曲って蔵つくり通りに出た。ガイドさんから川越市街の名所地図を渡され「突き当たりの交差点が札の辻で、そこを過ぎたところの駐車場にバスが待っているので、この地図を見ながら1時間各自自由に歩いてきてください。」と言われて後は自由時間。
直ぐ先が鐘つき通り、去年は工事中で幕が張られていた「時の鐘」が、今日は完全な姿で見えていた。
鐘つき堂の下を潜って薬師神社前まで入ると、全体が悠々一枚に入った。
漆細工の櫛などを作る職人風の人が店を出していて、品を見せて貰っただけで写真も撮らせてもらうと「どうもありがとう」と言われた。こちらこそ有難うございました。
養寿院前の通りを右に歩いていくとすぐ左手に菓子屋横丁の入口があった。
和子は老舗菓子舗松陸に入ってお土産漁りを楽しんでいた。
次の昼食会場の上里カンターレに向かうのに中央連絡道の川島ICで高速に乗った。川越ICに戻らなかったのは、川越を縦走して端から端まで見せてあげましょうと言う親切心だったのか。鶴ヶ島JCTで関越道に乗り変えて延々と北上、上信越道分岐手前の上里SAでやっと高速を降りた。昼食のために40分も高速を走ったことになる。
C花菖蒲園 昼食を終わって、ヒマワリ園の代わりになったショウブ園に向かった。中山道R17を50分南下、深谷バイパス近くの熊谷市別府沼公園に入ると、広い公園の南端に花菖蒲園があった。 色とりどりのショウブの花が咲いている細長い花菖蒲園には回遊路が整備されていた。
D帰途 菖蒲園を出ると後は帰るだけ、東北道の羽生ICから高速に乗り、岩舟JCTからは昔から何度も走った道、栃木JCTで曲って北関東道に入った頃、雲の隙間から光が滝のように射す光景がとても印象的だった。 鬼怒川を渡ると間もなく右の車窓に筑波山が見えてくる。県外に出て帰ってくると、この双耳峰が見えてくるとやっと茨城に帰ってきたような気になってくる。
笠間PAでトイレ休憩して友部JCTで常磐道に乗って日立南ICで一般道に下りてスーパの駐車場に着いたのは19時に近い、菖蒲園を出てから3時間たていた。花菖蒲園はなかなか綺麗だったが、広いヒマワリ園の明るい情景への期待が大きかったので地味な菖蒲園との落差が大きく、バスに乗っている時間がやけに長く感じられた今回の旅でした。 |