E62.北茨城あじさいの森

1.動 機
 和子が友人に電話すると、「今日は仲間に誘われて涸沼にアジサイを見に来ているの」とのこと。あじさいの花が見頃な季節を迎えて、我家もどこかへ出かけたいと思っていたので、「我家も涸沼に行ってみよう」と和子に提案したが、「遠くて大変だよ」と拒絶。運転できるのは和子一人だったっけ。NETで(いばらきのあじさいスポット)を見ると、涸沼自然公園の他に「雨引観音、二本松寺、保和園」が載っていた。水戸の保和園でも遠いと言うので、さらに調べると(北茨城あじさいの森)というところがあった。水戸より遠いと思ったが、街中を走らないのが気に入ったのか、ここに決まった。
 北茨城あじさいの森は、茨城の山をせっせと歩いた頃何度も車で走った磯原から花園神社に通ずる県道153花園街道沿いにあって、そば屋を取囲むように整備された広いアジサイ園で、色々なアジサイの花を楽しませてくれた。

2.データ
a)山域:北茨城あじさいの森
b)登山日:2017/6/26(月)曇
c)コースタイム:
    自宅11:50 = 13:00そば道場駐車場 ---- あじさいの森 ---- 13:50そば道場(昼食) ---- 14:15あじさいの森 ---- 14:45そば道場駐車場 = 15:40スーパ16:00 = 16:20自宅
(北茨城あじさいの森遊歩道)
d)同行者:和子

3.山行記録
 あじさい園はそば道場を囲むようにできているらしい。そば道場を車のナビの目的地に最短距離で検索して、国道6号を延々北上、南中郷駅から山側に向かい、くねくねと曲りながら古墳公園や内野公民館の脇など走っていくと、山歩きで何度も通った花園街道に入った。花園街道を山側に向かって走っていくと左斜面にアジサイの花がポチポチ見え始め、最初の分かれ道の入口に「入場料が必要」と立札が立っていて、その先の入口がそば道場の入口だった。
 入っていくとそば道場の手前に駐車場があり、左手にも建物があり、ここもそば屋か思ったら介護施設あじさいの杜だった。何カ所にも遊歩道への入口があり、それぞれに「これからは入場料が必要」の立札が立っていた。
 お腹も空いたのでそばを食べてから歩こうとそば道場に入ったが、「今団体さんが入って、その対応で手が離せず30分ぐらい待って頂く様になります。」とのこと。ただ待っているのでは詰まらないので、「30分外を歩いてきます」と言って入場券とお八つを買って外に出た。
 前庭は手入れされた芝生広場、周りを色とりどりのあじさいの花がとり囲んでいた。
 遊歩道に出ると、綺麗な紅色のガクアジサイの花や大輪で白いアナベルの花が咲いていて気持ちの良い散歩道。
(前庭)
(遊歩道)

(紅色のガクアジサイ)
(白色のアナベル)
そば道場の方に向きを変えて歩いていくと「山アジサイの散歩道」に出た。
(ヤマアジサイの散歩道)
 ヤマアジサイが多い散歩道を楽しみながら歩いていくと、行く手が谷間になり下に林道が見えていた。林道の向こうの斜面は立木が伐採されてあっちまでアジサイ園が拡張されるように見えた。
 左に回ったところから別の遊歩道を通って引き返すように歩くと、色々なアジサイが見られてシャッタを押すのに忙しかった。
(道の向こうもアジサイ園に?)
(引返しの遊歩道)

(白いヤマアジサイ)
(青いヤマアジサイ)
(赤いテマリアジサイ)
(青いテマリアジサイ)
(カシワバアジサイ)
(白のガクアジサイ)
(ピンクのヤエザキガクアジサイ)

 綺麗なアジサイの花を楽しみながら園を半回りしてそば道場に戻ると、座敷の団体さんはいなくなっていて、下の食堂にもお客さんの姿が見えない。「すみませーん。全部なくなっちゃいました。」との女主人。時計を見ると40分過ぎていた。「一寸楽しみ過ぎたか」と話ながらと出ていこうとすると、「ザルソバなら何とかなりそう」と小さな声が聞こえた。「ザルソバでいいです!」と声をかけると「すみません。すぐご用意します。」 すぐに出てきたサラダ、スープ付のザルソバを美味しく頂いて勘定を払う時、「材料がなくて少なかったので半額でいいです」とお釣りをたくさんいただいた。
 美味しいソバに、嬉しい対応に気持ちを良くして、遊歩道の続きを歩きに外に出た。
(ザルソバ)
(食後の散歩)
 裏庭からの出口に花の様なもやもやなものを株全体に付けた木があった。何かのアジサイの花が散った跡なのか?なんという木なのか分からない。後で和子がスモークツリーでしょうと言っていました。
(スモークツリー)
 カシワバアジサイと同じ様に円錐型の花を付けたアジサイがあった。葉が柏の形でなく、花も少しもやもやしている。名前がわからないのでピラミッドアジサイとしておきましょう。
(ピラミッドアジサイ)
 ガクアジサイの形をしているが、外輪の花びらが二重、三重になっている。ヤエザキガクアジサイだろう。
(紫のヤエザキガクアジサイ)
 ピンク色をしたガクアジサイの大きな株がみごと。
(ピンクのガクアジサイ)
 遊歩道下の谷間にもアジサイ園が続いていて、遊歩道が伸びていた。
(谷間のアジサイ園)

 我家の庭にもアジサイがあり、青とピンクの花を咲かせています。」
(我家のアジサイ1)
(我家のアジサイ2)



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