| |
(R245は長蛇の車列) | (西口・翼のゲート) |
ゲートを通ると、西池の上に大きな屋根のあるステージが造られており、周りには白いテントが林立していた。
あちこち立っていてる歩行者を規制する係員の言われるままに歩いていくとレイクサイドカフェの向かいに数多くの仮設トイレが設置されていた。大勢の入場者を迎えることがこんなところからも伺えた。
| |
(ロックインフェステイバル会場) | (仮設トイレ) |
8月3日の開花情報のパンフによると、記念の森散策路にヤマユリが咲いているとあったので、西池を過ぎて記念の森の散策路に入って歩いていくと、大きなヤマユリが一輪だけ見つかった。
| |
(記念の森散策路) | (散策路にヤマユリ一輪だけ) |
記念の森散策路を通り抜けるとそこはみはらしの里、一面にジニアの花が咲き始めのていて綺麗、その向うにみはらしの丘が一面コキアの緑色に染まっており、遊歩道を数人の観光客が歩いていた。
|
(みはらしの里のジニア) |
|
(みはらしの丘に近付いて) |
ジニアの原の右外に回ると、ジニア越しに藁屋根の古民家が見えるようになる。これもいい眺めだった。
|
(古民家) |
ジニアの園の丘側にはヒマワリ畑が広がっていたが花時期はまだ、花の姿は見られなかった。
間の遊歩道を歩いて古民家前に入ると、前庭にムクゲの木があって今を盛りと薄紫の花を咲かせていた。
| |
(ヒマワリはまだ) | (古民家の庭にムクゲの木) |
古民家の隣の里の家から男性が出てきて、「この裏にヤマユリが咲いているよ。自然に生えてきたんだ。」と言って案内してくれた。裏の板壁にくっ付くように2本のヤマユリが生えていて、それぞれ5輪以上もの大きな花を咲かせていて見事。
すぐ脇の森の脇にも2輪のヤマユリの花が咲いていた。
| |
(古民家裏のヤマユリ) | (森入口にもヤマユリ) |
近くには小さな花壇?にキバナコスモスが咲いていて、雑草の間にカワラナデシコの花も咲いていた。
| |
(キバナコスモス) | (カワラナデシコ) |
古民家前からみはらしの丘に向かうと角にヨウシュヤマゴボウの実が花と同じ房になってたわわにぶら下がっていて、その隣には栗の若木が緑の毬栗をいっぱい付けていた。
| |
(ヨウシュヤマゴボウ) | (クリの実) |
みはらしの丘の手前にベンチがあってコーヒ飲みながら一休み、周りにはヒメジオン、オカトラノオ、アカツメクサ、シロツメクサなど色々が咲いていてシャッタ押すのが忙しい。
| |
(ヒメジオン) | (オカトラノオ) |
| |
(アカツメクサ) | (シロツメクサ) |
みはらしの丘の遊歩道を歩いていくと、周りは生育中のコキアの株の緑が新鮮で気持ちいい。丘全体がこの緑で覆われている光景は素晴らしい眺めだった。
|
(みはらしの丘:コキア) |
観覧車や古民家などを入れた写真を撮ってみる。
|
(コキアと観覧車) |
上の方から鐘を鳴らす音が頻繁に聞こえてくる。登っていくと、鐘の周りには親子連れがたむろしていて、幼い子供を抱きかかえ上げて頼まれるままに何度も鐘を打たせていた。
山頂まで上がると、大きな石の上に一人で攀じ登って「一番高いよ!」と叫んでいた。
| |
(みはらしの鐘へ) | (山頂) |
筑波山の方向は残念ながら雲がかかっていたが、海側眼下には、何基ものキリン(クレーン)が立ち並ぶ広い那珂湊港がきれいに見えていた。
|
(山頂から那珂湊港) |
花情報では次のお目当てタイタンビカスは海浜口前に咲き始めているとあったので、ガイドマップを見てみはらしの丘を下り、はまかぜ橋を渡ってそのまま広い道を歩いていくと、海側への分岐道があるところに来た。マップを見ると海側に別れるのはまだ早そう。広い道の先では工事をしている人が大勢働いていて入っていけない。道の脇にシノタケで囲った狭い通路のようなものがある。
ここに立っていた若い係員に「海浜口・風のゲートにはどっちに行けばいいですか」と尋ねると、「海浜口って知らない、入ったばかりのアルバイトなので−−−」との返事だったのでマップを見せると「ああ展望台のあるところですね。このシノタケの囲いを抜ければ、広い道は自由に歩けるようになるので、そのまま進んでください。」と教えて貰えた。
| |
(はまかぜ橋を渡って) | (シノタケの道) |
長いシノタケの通りを歩いて抜けると、道の右には完成したテントが林立していてフェステイバル会場はほぼ完成しているように見えた。
見覚えのある道をどんどん歩いていくと小高いところに展望台の小屋が立っていた。この展望台はここから海を眺めた記憶があるが、その下の道沿いにキョウチクトウの白い花が咲いていた。
| |
(ロックインフェステイバル会場) | (展望台前のキョウチクトウ) |
その先で海側に海浜口の建物があり、その前にお目当てのタイタンビカスの二つの花壇があり、これが赤と白の花が咲いていた。ムクゲやフヨウを大きくしたような花で、鮮やかな色でとても綺麗な花だった。ここまで見に歩いて来た甲斐があった。
| |
(海浜口・風のゲート前に赤と白のタイタンビカス花壇) |
|
(赤いタイタンビカス:拡大) |
|
(白いタイタンビカス:拡大) |
ここは西口の公園の反対辺りに当たり、また歩いて帰るのは距離が長くてきつそう。入口でもらった券でシーサイドトレインに乗って帰りたいが、乗場はどこにあるのだろう。海浜口のゲートで訊こうと近付いていったが、ここには人の姿はなさそう。さてどうしようと思っている時に、公園よりのサークルにタイミングよくトレインが入ってきた。「乗せて下さーい!」と駆け寄っていくと、丁度下りるお客さんがいて「無理言って済みません。」と言って下りていたが、車掌さんは「決まった駅で降りて貰わないと困ります。」と文句を言っていた。駅はもっと手前にあるようで、下りたお客さんはトレインがここでUターンすることをここに来て初めて知って急に降してもらったと思われるが、停車したので車掌さんは拒否しにくくなって我が夫婦は乗せるしかなくなったようだ。ラッキー!でした。
| |
(Uターンするシーサイドトレインに乗って) |
トレインが走り始めて間もなくは左側に海が見えてきて、次いで路側にキンシバイなどの花が見えて綺麗だった
| |
(海岸近くを通って) | (キンシバイ) |
南口ゲートを過ぎると大観覧車があるプレジャーガーデンの前を通る。何時もは家族連れで賑わっているところだが、今日は人っ子一人いない。
中央ゲートを過ぎたところで対向するトレインに出会ったが、なぜか乗客は一人も乗っていなかった。
| |
(プレジャーガーデン) | (対向車と交差) |
プジャーガーデンの塀に「ROCK IN JAPAN FES.2001」から一年毎の垂幕が取り付けてあった。
その先はしばらく立入禁止のテープで色とりどりの細長い旗が風に棚引いて賑やかな雰囲気を出していた。
| |
(ROCK IN JAPAN FES.2001〜) | (綺麗な旗) |
風の広場の手前が臨時駅になっていて降車すると、トレインはまっすぐ走って翼のゲート下の下を通る道を走っていった。ここから公園の外を回る道を走ってみはらしの丘まで走って行って引返してくる。フェステイバルの期間、みはらしの丘と海浜口の間はシーサイドトレインが走っていないのだった。
翼のゲート正面まで歩いてゲートを出て、トレインに乗っている間座っていたので、ここから駐車場まで和子と一緒に私も歩いて戻った。
| |
(翼のゲートで下車) | (駐車場まで歩く) |
今日のお目当てのジニアやタイタンビカスの綺麗な花やコキアの新緑を眺めることができ、おまけにシーサイトトレインに無料で乗って楽チンして嬉しいお散歩だった。駐車場近くのレストランでランチを食べ、途中スーパでの買い物もして我が家に帰ってきた。楽しく嬉しい一日でした。