E83.水木浜お散歩


1.動 機
 毎日のお散歩に一人で町内を回っているが、時には変わったところを歩きたくなって久し振りの水木浜へお散歩に出かけることにした。以前は我が家から歩き始めていたが、今の私にはとても無理なので、浜に近い駐車場に車を停めて1時間ほどのウオーキングを楽しんできた。

2.データ
a)山域:水木浜(10)
b)登山日:2017/08/20(日)曇
c)コースタイム:自宅16:05 = 16:15駐車場 ---- 16:25水木海水浴場16:35 ---- 16:45津神社16:50 ---- 16:55浜通り(一方通行区間) ---- 17:00浜通り(歩道) ---- 17:00住宅街 ---- 17:10駐車場 =17:15スーパ17:30 = 17:35自宅
(水木浜お散歩コース)
d)同行者:和子

3.山行記録
 浜辺まで車で入りたいが、夏の間は浜辺の駐車場が有料になると聞いていたのであほらしい、日曜日郵便局の駐車場に車を置かせてもらって歩き始めた。
 歩き始めてすぐのところに太陽光発電のパネルが並んでいた。住宅街の真ん中に広い太陽光発電所を見るのは初めて、こんな業者の気がしれない。
(浜へ向かって出発)
(街中に太陽光発電)
 すぐ先に綺麗な花壇があって気を静めてくれた。ここの花壇には町内の方々の熱が入っているようで、毎年花いっぱい定着運動協会?から最優秀賞や優秀賞など表彰されている。
 間もなく海が見えてくると右に別れ道があり、分岐点に、も一つ狭い道が分かれていて「歩行者用迂回路・水木海水浴場までこの先直進」の案内板が立っていた。
(花いっぱい定着運動認定花壇)
(海が見えてきた)
 迂回路を下っていくと海水浴場が見えてきたが、人影はトイレ近くに少し見られるだけで、駐車場もがら空きだった。トイレを使いに行くと、隣のシャワー場で頭から水を浴びせかけられていた子供が「海で泳ぎたいよう」と駄々をこねていたが、両親には「今日はシャワーだけで丁度いいよ。」と言って聞き入れてもらえなかった。
 砂浜に下りて見ると、強い波が押し寄せている砂浜には足跡は残っていなかった。今日は日曜日だが、一日中いつ雨が降り出すか分からないような曇り空のお天気で海水浴に来る人はいなかったようだ。
(人影ない水木海水浴場)
(水木海水浴場南側)
 海水浴場の北側には突堤が出ていて、打ち寄せる高波を受けて大きな波しぶきを吹き上げていて、何回もシャッタを押してみた。
 波が引いたチャンスを狙ってこの突堤の上に上がってみると、北の海岸線に波消しのテトラポットの山が伸びていて、これも面白い眺めだった。
(海水浴場北側)
(北側突堤上から)
 海水浴場の端に小さなお宮があった。お宮の名前は判らなかったが、海水浴中の無事を守るお宮だろうか。
 お宮の近くから石段が上っていて、これを登って浜入口まで周回する積りで登っていったが、途中で石段の全景を撮っとかなきゃと思いついた。自分で下まで戻るのはきついので、和子にカメラを渡して下まで下りてシャッタを押してもらった。私は上でポーズを作っていたのだが、それらしくは見えませんね。
(海水浴場のお宮)
(石段を上る)
 石段を登っていくと水木海水浴場からサンドアートの河原子海水浴場にかけての海岸線が綺麗に見えてきて、その向こう遠くには見えるのは小名浜辺りだろうか。
 石段沿いの草地にはいろいろな野の花を見ることができた。小さなヒマワリのような黄色い花が目立つキクイモモドキ。
(水木浜から河原子方面)
(キクイモモドキ)
 青いサルビアのような形をした花は、NETで調べるとサルビア・グアラニチカと言う名前の花らしい。我家に庭にも咲いているが、葉の形が違っていて和子はアメジストセージと言っている。
 石段を登りきると曲りになり、その上に段付きの急坂が続いた。
(サルビア・グアラニチカ)
(石段上部)
 急坂を登ると民家が散在する舗装道になり交差点で浜方向に向きを変えると、民家が建つ石垣と舗装道の間に一株の可愛い野の花が咲いていた。白い花の中にピンクの花も交じっていて、ヒメジオンの花だと思っていたのだが、後で写真を良く見る自信がなくなった。一輪づつの花は細長い茎の先に咲いていた。知っているヒメジオンの花は束になって咲いているはずなのだが。
 すぐに下り坂になってきて、眼下に分岐のところに立っていた橙色の建物が見えてきた
(民家の石垣際の花・ヒメジオン?)
(また浜へ下る)
 間もなく左の高台に上がる石段があって、その前に石の鳥居が立っていて津神社の懸額が掛かっていた。
 石段を上がると広い草地の広場があり、その中に津神社の小さなお社が建っていた。
(道端に石の鳥居)
(津神社)
 津神社の境内からは3方向の展望がよく、白波が打ち寄せる日立の海岸線が綺麗に見渡せた。
(津神社境内から海展望)
 分岐に戻って、今度はまっすぐ海に向かうと海岸線に沿う車道に出る。防波堤か何かの工事で歩道に大きな土嚢が積まれていて、車道は一方通行になっていた。
 時々通る車に気を遣いながら白線に沿って歩いていくと、左の広場の奥に黄色い大きな花がいっぱい咲いていた。近くに行って良く見てみたかったが、和子に「カンナだよ。さっさと通りすぎましょうよ。」と急かされてそのまま通過。
(防波堤工事で一方通行の海岸線車道)
(カンナの花)
 一方通行規制区間が終わると広い歩道を歩けるようになり、振り返ると歩道に立入禁止の立札が立ち、海水浴場へ行く歩行者はここから住宅街の中を通る迂回路を通らなければならなかったようだった。
(広い歩道)
(振り返ると歩道に通行止め表示)
 歩道を気持ちよく歩いていくとすぐに、水木小学校への近道が左に見えてきた。ここから住宅街の道に入ったが、水木小学校には立ち寄らないでそのまま駐車場に向かった。
(海岸線から住宅街へ)
(住宅街)
 この住宅街にもいろいろな花が見られた。殆ど花は散ってしまっていたが、残っている花の中に、5枚の花弁のうち4枚が黄色で1枚だけが赤い変わった花がいくつか咲いていた。
 庭のサルスベリの木には深紅の花が今が盛りと咲いていて、今日一番の美しさだった。
(オシロイバナ)
(サルスベリ)
 住宅街の間に広い空き地があって、その向こうに今も進行中のBRT跨線橋が見えていた。BRT跨線橋はバス専用道路BRTをJR大甕駅から多賀駅まで延伸させる工事で、我家の目の前でJR常磐線をBRTと一般道と歩道を纏めてJR線を跨がせる巾の広い車道橋のことで、途中経過をE41E75で報告している。
(野草の原っぱの向こうにBRT跨線橋)
 わずか1時間弱のウオーキングだったが、色々お花も見られてHP作りの種も出来たことに満足し、帰りの途中で夕食材料を買い込んで我が家に帰ってきた。


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