E101-6.瀬戸内海と世界遺産3ヶ所を巡るクルーズ
(6日目:帰途)

 今回は最終日、6日目の大洗への帰途クルーズの様子を紹介します。

b)登山日:2017/10/04(水)〜09(月)
c)旅程:
 10月4日:森山町出発=(マイカー)= 大洗港= (日本丸クルーズ)
 10月5日:新宮港着= オプションツアー語りべと巡る熊野古道伊勢路 = (日本丸)
 10月6日:宮之浦港着 = オプションツアー屋久島半日観光 = (日本丸)
 10月7日:青方港着 = オプションツアー上五島写真家同行ツアー = (日本丸)
 10月8日:日本丸船上から瀬戸内海観光
 10月9日:(日本丸)=大洗港着=(マイカー)= 森山町帰着
d)同行者:旅行参加者370名、和子
(世界遺産クルーズ観光ポイント)

3.山行記録
3.6 六日目ー10月9日(帰途)
 今日は最終日、何処にも上陸することなく歌やゲームと楽しみ、往路では見られなかった島々を眺めたりしているうちに大洗港に到着してクルーズが終わった。

6:00日の出 =8:00朝食 = 9:40操舵室見学9:50 = 11:00歌声広場12:00 = 12:10昼食12:40 = 13:30ビンゴ抽選大会14:15 = 16:40大洗港着岸・17:00日没・17:30下船 = 18: 30森山着

 朝は東の空が晴れていて、広い太平洋から出る日の出を初めて拝むことができた。私はベットの中にいて、これは和子が撮った写真。
 和子に起こされ、富士山が見えているかもとデッキに出て見たが、左舷方向の山並みには雲がかかっていて富士山らしきものは確認できない。右舷側の日光の方向に島影が見え、伊豆大島かと思ってお日様と一緒にシャッタを押した。
(日の出6:00)
(利島・鵜渡根島・神津島・式根島6:50)
 そろそろ富士山が見えるだろうと朝食前にもう一度デッキに出てみたがやはり駄目、大島はお日様方向からずれていて写真を撮り易くなっていた。
 後で写真と地図を比べてみると、他の島との組み合わせがおかしい。大島かと思った島は利島で、その向こうの島影は鵜渡根島・神津島・式根島と続いていると判断された。日本丸も大島の南側を通っていたので、左舷側には伊豆大島が見えていたかもしれない。朝日に気を取られて、大島が見えたと喜んで、船の左舷側を確認しなかったのが思い違いのもとかも。
 何も気づかないでレストランに入り、品数の多い朝食セットを美味しくたいらげた。
(利島・鵜渡根島・神津島・式根島7:10)
(朝食たっぷり)
 朝食後デッキに上がると左舷後ろに伊豆大島が横長に大きく見えるようになっていた。海辺の民家も見えており、50年も前の新婚旅行の時に周りを歩いた三原山は、真ん中の一番高い山かなあなどと話しながら眺めていた。
 1時間もすると房総半島が見えてきた。房総の山も随分歩いたように思うが、目立つ山が見えない平らな陸地だった。
(伊豆大島7:55)
(房総半島9:15)
 部屋に帰ろうと階段を下りていくと 、途中で「操舵室の説明が面白かったですよ」と話すご婦人に出会った。見学会があったようだが気が付かなかったが、まだ時間がある様なので私も最上階に上がって操舵室に入って見た。操作盤にはメータや操作ノブが、どうしてこんなにたくさん必要なのか判らない程いっぱい並んでおり、後には数多くの記録計が取付けた記録盤があった。前の窓からの展望を楽しむ人も多い。
 白い制服を着た人がいて、昨夜金婚式の記念写真を一緒に採った船長さんかと思ったら、こちらは機関長さんだった。機関長さんとも一緒の記念写真を撮らせていただいた。
(操舵室見学会)
(機関長さんと)
 昼前には、昨夜ソプラノの美声を聞かせてくれた吉村美樹さんによる歌声広場「みんなで歌いましょう」があった。吉村美樹さんの美声と巧みなリードがあり、会場が盛り上がり、私も精一杯声を張り上げて歌って思う存分楽しむことができた。
 昼食後はビンゴ大会と抽選会が行われた。
(みんなで歌いましょう)
(ビンゴ大会抽選会開式・大洗音頭)
 先ずは、全員の名札が入った箱の中から、主催者の上毛新聞社社長が手を突っ込んで名札を取りだして当選者が当たる。なかなかいい景品もあって羨ましい。
 次はビンゴ大会、テーブルの上に景品が数多く並んでいたが、私も最後辺りにやっと仕上がって残り物の景品をゲットした。ビンゴが最後まで仕上がらなかった数人で別のゲームをやって一人だけ素晴らしい景品を貰ったが、その人は、抽選会で特別賞を取った人と同じ人だった。会場からどよめきが上がっていたが、何ともついてる人もいるものだ。
(抽選会、景品授与)
(ビンゴ大会の商品)
 ビンゴ大会が終わってデッキに出ると煙をはく煙突が立ち並ぶ工業群が見え、鹿島工業地帯とみた。
 夕刻になり大洗が近くなり陸地が近付いてくると、夕日の中を舞う一つのパラグダイダーがあり、このパラグライダーは歓迎の意味なのか日本丸が大洗港に接岸するまでぐるぐると廻り続けていた。
(鹿島工業地帯)
(夕日とパラグライダ)
 大洗港に入ると、港には同じクルーズ船のサンフラワー号が停泊していた。サンフラワー号には、現役時代に北海道まで車と一緒に乗せて貰い、北海道を車で一周した思い出がある。
 接岸時には歓迎の様子を眺めようと、デッキに多くの乗客が並んでいた。この情景を階段を登って一段高いところから撮影している中村さんの姿を発見し、笑顔の挨拶を交わして、私も真似して階段を登って撮ってみた。なるほどこうすれば、乗客と一緒に港も入って、デッキから乗客の列だけを撮るよりもずっといい写真になることが分かった。 
(大洗港入港・右サンフラワー号)
(接岸)
 すぐに出港できるように船の向きを変えるのに時間がかかり、接岸後20分で日没になり、落日の様子を何枚も撮り続けた。
(落日17:00)
 下船の時間が近くなると、さよならの催しが下船口であり、あのバンドチームが賑やかな演奏をするのをカクテルを飲みながら楽しんだ。
 船を下りて駐車場に向かうと、後ろに船室の窓から明かりが漏れる日本丸が美しく見えていた。楽しい6日間、有難う!
(See You Again Party)
(さよなら日本丸)
 帰りはすっかり暗くなっていて、車のライトを点けての運転。夜の運転に慣れない和子には最後まで気苦労をかけたが、私は期待以上に面白かった今回のクルーズを思い出しながら気分よく助手席に座っていた。


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