E122.八景島シーパラダイスと江の島イルミネーション

1.動 機
 地域の水木交流センタでスポーツ吹矢の練習をしている時、交流センタ主催の「江の島イルミネーション 八景島シーパラダイスツアー」と題した交流センタ主催のバス旅行が紹介された。江の島、八景島ともに実際に渡ったことがなかったし、イルミネーションについても、去年この会の相模湖イルミリオンのバス旅行が楽しかったので早速参加申し込みした。
 八景島では、4つの水族館巡りをしてイルカの曲芸、深海から浅瀬までの色々な魚を見て大いに楽しみ、江の島のイルミネーションはパンフレット通りに灯台を頂点にした美しい光の芸術を見ることができた。


2.データ
a)山域:横浜市八景島、江の島
b)登山日:2017/12/15(金)
c)コースタイム:森山自宅8:00 = 8:10計算センタBS = 8:50日立南IC =常磐道= 9:55守谷SA10:10 =湾岸線= 11:50大黒PA12:10 = 12:30八景島15:20 = 16:10江の島18:15 =圏央道= 19:40狭山PA19:55 =常磐道= 21:05谷田部PA21:20 = 22:05日立南IC=22:40森山BS ---- 22:55森山
d)同行者:和子

3.山行記録
 我家から10分のバス停にむかうと、向こうからやってきたバスと同時到着し、若いガイドさんに指定された席に座った。
 ガイドさんは明るい表情で話しぶりもはっきりしていて気持ちよく、今回の幹事役さんともツーカーに息があってテキパキと事が運ぶ。
(バス到着)
(明るいガイドさん)
 幹事役は去年と同じMoさん、常磐道に乗って今回の予定などの説明のあと、早速お飲み物が出され、カラオケ大会が始まった。
 守谷SAでトイレ休憩し、首都高を通って湾岸線に入り、大黒PAで休憩してから湾岸線のまま八景島シーパラダイスの橋を渡った。 
(名幹事)
(首都高通って)
 @八景島シーパラダイス
c)コースタイム:
バス駐車場12:30 ---- 12:55アクアミュージアム(14:00までアクアスタジアム)14:25 ---- 14:30ドルフィンファンタジー14:35 ---- 14:40うみファーム14:45 ----14:50ふれあいラグーン15:05 ---- 15:20バス駐車場
(八景島の水族館)

 バスは八景島に入るとすぐにトンネルに突っ込み、出たところが降車場所だった。
 バスから降りて、すぐのところで"WELCOME TO SEA PARADISE"の門を潜ってシーパラダイス園内に入った。ここから入るのは無料、自由のようだった。
(八景島への橋から)
(シーパラダイス入口)
 園内に入ってガイドさんに連れられてぞろぞろとしばらく歩くと、変わった屋根を持ったアクアミュージアムの前に着いた。ここが入場券発売所で、ガイドさんが園内にある四つの水族館への団体割引入場券を買って全員に配布した。後はバス乗車時間まで自由行動。
(ぞろぞろ歩いて)
(アクアミュージアム)
 我家はガイドさんお奨めのアクアミュージアム4階のアクアスタジアムに向かった。途中からスポーツ吹矢仲間のUsさんと一緒になり、ここから最後まで和子と一緒に私の介護役を担ってもらった。
 エレベータで4階まで上がったが、スタジアムでの開演までは時間があるので、外の生簀で泳いでいる白黒のイルカなど眺めて時間つぶし。
(生簀のイルカ)
(開演前のアクアスタジアム)
 時間が近付くと、男女のサポータが館内に出てきていろいろ準備をし、正面に二人並んで手を挙げると、2頭のアシカがプールサイドに手を広げてぺコンと御挨拶、可愛い仕草に拍手喝采!その姿はどこのカメラで写しているのか、正面のスクリーンにそのまま映し出される。
 このペアのアシカ君、縄跳びや球など使った演技、プール外での綱引きなどが次々と演じて楽しませてくれた。
(開演のご挨拶)
(早速の名演技)
 次は男性を載せた白いイルカ2頭が入ってきて、一回り御挨拶。男性二人が手を繋ぐと、イルカがぐるぐると廻りはじめた。浮いて手を繋いだ二人の男性の足を、それぞれ同じ速さ、同じ角度押すだけで何時までも廻り続ける。正面のスクリーンに映し出される天井のカメラで撮った映像でよく判った。正に神業、よくここまで躾けられたものだ。
(ぐるぐる旋廻)
 次はプール外でのセイウチの不器用そうな演技に続いて、7頭のイルカの群舞。立った男性を背中に載せていきなり猛スピードで登場、そのままプール際まで泳いで急停止、それでも男性は落ちることなく方向変換に対応する。続いて勝手に宙返りなど始めたかと思ったら、突然3頭と4頭が揃ってハイジャンプ、お見事!
(揃ってハイジャンプ)
 立ち泳ぎや逆立ちをなどを見せてくれて”See you !!"になりました。面白い40分間でした。
(立ち泳ぎ)
 アクアミュージアムから後を眺めると、八景島の全景を眺めることができた。これから行きたいふれあいラグーンやうみファームが見え、ジェットコースターやパラダイスタワーも目立っていた。その向こうには鎌倉あたり(?)の山並みが見えていた。
(ふれあいラグーン・うみファーム方向)
(タワー・サーフコースター方向)
 後は3階、1階の水族館を歩き回って魚見物、何階でどの魚を見たのか定かでない。歩きながら写真を撮り捲ったので、綺麗な魚や変わった魚の写真を適当に載せるが、魚の名前も当てづっぽうです。
(アザラシ)
(ペンギン)
(マサバ)
(エンゼルフィッシュ)
(ヒトデ)
(マダコ)
(クマエビ)
(カゴカキダイ)
(ミズクラゲ)
(ヨウジウオ)
(ホシザメ)
(マアナゴ)
(ウツボ)
(タカアシガニ)
(オコゼ)
(ハコフグ)
(シマドジョウ)
(マイワシ・ウシエイ)
(イボヤギ・アカヤギ)
(カクレクマノミ)
(ヨスジフエダイ)
(ウナギギンポ)
(アオウミガメ)
 最後に見たのが、子どもたちが餌を投げているコイの池や、オシドリの泳ぐ池に作られた板敷の上にいた可愛い顔つきのカピパラだったので、てっきり1階で撮った写真だと思ったのだが、NETで見ると、これらは「アクアミュージアムの4F、ほぼ建物出口に飼育されている。」とあり、そう言えば外階段を下ったような気もする。
(コイに餌やり)
(カピバラ)
 アクアミュージアムを出ると、目の前にドルフィンファンタジーの青い建物が見える。中に入るとトンネルを潜って周りの水槽を泳ぐ魚を眺める構造になっていた。。
(ドルフィンファンタジー)
(トンネル水槽)
 水槽にはスズメダイなど群れになって泳ぐ普通の魚の他に、チューブを引っ張って泳いでいるバンドウイルカがいた。治療中なのかと思って見ていたら、何かの拍子にチューブが外れてしまった。医者が出てきて何かするのだろうと思ったら、イルカがぐるりと引返してきて自分でチューブを引っ掛け直して泳ぎ始めた。チューブはイルカの玩具だったようだ。
 トンネルを抜けると、その向こうには円筒状の水槽があり、中には白い身体に黒い模様が付いたイルカが泳いでいた。あまり活発ではなさそうなこのイルカはイロワケイルカという変わった名前を持っていた。
(バンドウイルカ)
(イロワケイルカ)
 次の水槽はうみファーム、アクアミュージアムの先まで歩くと、長い桟橋を渡った先に入口があった。入口の先右には矩形の広い生簀が幾つもあって、釣りをしている親子連れも見えたが、我家は先ず左の客船に入って見ることにした。船の中はありふれた客船で期待外れ、甲板に上がって周りを展望しただけで下船。魚の種類ごとに別れた生簀の向こうに、園内のホテルや貸ボート屋が見え、4つ目の水槽ふれあいラグーンも見えていた。
(うみファーム入口)
(甲板からの眺め)
 すでに集合時間は迫っていて、釣りなどする時間はなく、うみファームを出て最後のふれあいラグーンに向かった。入場券を見せて中に入ると、雨でも楽しめるように屋根つきのプールもあった。
(ふれあいラグーン外観)
(ふれあいラグーン内部)
 大きなネコザメが泳いでいる水槽には「かまれないように背中をなでてね!」との注意書きがあった。こんな怖そうな魚に触る勇気がある子供がいるのかと驚いた。
 違うプールでは黄色いユニフォームを着た女性がイルカに餌を与えていた。調教中なのかな。
(ネコザメ)
(イルカ調教中)
 魚に触ってみたい気もしたが、早めに乗車場所に戻って、待っていたバスに乗って江の島に向かった。

A江の島イルミネーション
c)コースタイム:
駐車場P16:25 ---- 16:33@青銅鳥居参道入口 ----16:36B端心門 ---- 16:43C辺津宮 ---- 16:47中津宮 ---- 16:57D春澤園 ----17:05E展望灯台17:20 ---- 17:26光りのトンネル17:30 ---- 17:55駐車場
(涸沼湖畔の立寄りポイント)

 バスは三浦半島を横断すると太平洋岸沿いの道を走っていく。由比ヶ浜からは向かいに夕焼けの太平洋が広がり、左に逗子マリーナ、右に稲村ケ崎の先に江の島が見えていていい眺めだった。
(由比ヶ浜)
 七里ヶ浜辺りまでくると、夕日が江の島の真後ろになり、高台に立つ江の島灯台と、島の先端に立つ湘南港灯台の二つの灯台がくっきりと見えていた。
 バスは江の島へ広い江の島大橋を渡っていく。江の島には船で渡るものだと思い込んでいたのは古代人だったらしい。
(七里ヶ浜)
(江の島大橋渡って)
 橋を渡ると、もう明かりを灯した土産物店が並ぶ仲見世通りになり、その入口に大きな青銅鳥居が立っていた。神社仏閣があるととにかくシャッタを押したくなるのが私の習性。
 仲見世通りの次には提灯で飾られた石段が続き、江の島神社の石柱、赤い鳥居、中国風の瑞心門と続き、二人の後を追いながらもシャッタ押しが忙しくなる。
(青銅鳥居から仲見世通り)
(仲見世通りに続いて神域)
 江の島のイルミネーションは46m上の丘にあり、石段や坂道を登ると20分かかるとのこと。幸い瑞心門の左側から4連の地下エスカレータ・エスカーが出ており、これに乗れば楽ちんなのでみんな団体乗車券を買ってもらった。
(瑞心門)
(エスカー)
 一つ目のエスカーを下りたところに辺津宮があり、二つ目のエスカー降り口には中津宮があってその度にお参りする。エスカーを使わないで脇の階段道を登っていく元気な人も結構いらっしゃった。
(辺津宮)
(中津宮)
 丘に上がると広い遊歩道が作られていて、薄暗がりの中、広場の中に中国風の四阿騁碧亭を眺めたりしながら江の島灯台まで辿りついた。
 灯台のエレベータの乗車券を買って乗り込もうとした時に、「まもなく点灯します」のアナウンス。エレベータに乗るのをやめて、少し離れたところに立ったところで「カウントダウン」。みんなで声を合わせて「テン」「ナイン」----「ワン」「ゼロ」で点灯! 灯台の柱や上の展望台、そこからから八方に張られたイルミネーション、それら全部が一斉に光り出した。これがシーキャンドルと呼ばれる光景。
(騁碧亭)
(江の島シーキャンドル点灯!)
 すぐにエレベータに乗って展望台に上がる。降りたところはガラス張りの展望室、下には一面イルミネーションで彩られた綺麗な造形が広がっていて、寒くないのでゆっくり眺めていたいが、写真にはガラス面が邪魔していそうだ。一つ階段を上がって屋上にでると、柵の上から写真を撮れた。
(灯台の上から)
 江の島大橋から鎌倉にかけての内陸側の街の明かりが一幅のイルミネーションになっていたのだが、残念ながらカメラブレ。
(灯台の上から)
 灯台を下りて周りのイルミネーションを眺めながら気持のいいお散歩。
(灯台からトンネルへ)
(イルミネーションの野原)
 長い光のトンネルがあり、自撮りの人を避けながら歩く。
(イルミネーションのトンネル)
 光りのトンネルの途中に出口があり、脇に出てシーキャンドルを見返すと絶好のカメラポイントになっていた。
(江の島イルミネーション@)
 光りのトンネルを外から眺めると、これも見事な造形。
 トンネルを出て、別方向の庭のイルミネーションも時間一杯見て回った。
(外から見たトンネルイルミネーション)
(回遊路)
 出口近くからシーキャンドルを振り返ると、光りのトンネルといい組み合わせを作っていた。
(江の島イルミネーションA)
 全員がバス乗り場に戻って発車、帰りは茅ヶ崎海岸ICから圏央道に乗って狭山PA、常磐道に入って谷田部PAで休憩しながら帰った。充実した一日観光にみんな機嫌よく、カラオケも出たりして明るい雰囲気、ビンゴ大会でなんと私が一番上り、罰に下手くそ歌をご披露して気持良くさよならできました。



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