F16.2018皆既月食


1.動 機
 HPのネタ作りに熱帯植物館の花を眺めに行った31日夜は皆既月食の予定日、ウエザーニュースのHPを開くと(20:48部分月食始まり、21:51~23:08皆既日食、0:11月食終り)とあり、正に真夜中に見ることができるとあった。幸運にも雲一つない好天日だが、家の窓からは屋根が邪魔するので部屋からは見ることができない。深夜の厳寒にもめげず10分おきぐらいに外に出て観察し、写るかどうかわからないが習性なのでその都度シャッタを押した。
(皆既月食の時間経過予報)


2.データ
a)山域:自宅前
b)登山日:2018/01/31(水)深夜・晴
c)コースタイム:20:48~0:12

3.山行記録
 夜8時45分頃から外に出て月を見上げていたら、予定の時間になると月の表面の片側一部に影が出来てきたのが見えた。月食の始まりを確認できたと感激し、月をファインダーの中心に置いて、倍率を上げてシャッタを押した。長いこと外にいると身体が冷えて我慢出来なくなり、写真を撮ったら暖かい部屋に入ってテレビを見ながら暖をとる。
(20:58・部分月食始まり)
(21:08)
(21:19)
(21:30)
 段々と月食が進んで行って三日月になり、10時前には皆既月食になった。
(21:40)
(21:51・皆既月食始まり)
 皆既月食になると全部が赤銅色になって暗くなり、目ではまだよく見えるのだが、カメラのファインダでは月の姿を捕まえにくくなり、月を真ん中にとらえるのに苦労した。
(21:57)
(22:21)
 10時半に最高時の皆既月食を見て満足し、風呂に入って観察は小休止。皆既月食が終わりになる11時にまた外に出て空を見上げると、月の位置は随分移動していてカメラを向ける姿勢の取り方が不自然な形になった。その上、ファインダの中に月を捕まえる目の慣れが無くなっていて、月をファインダの真ん中に持って来ることができなくなり、大体の向きを合わせたら、画面の拡大するのを止めにしてシャッタを押した。月は小さくても画面のどこかに写っていれば後でPCで拡大することができる。
(22:31・月食最高)
(23:03・皆既月食終り)
 皆既月食が終わっても、月食が完全に終わりになる0時過ぎまで、定期的に外に出てはシャッタを押した。
(23:15・部分月食始まり)
(23:30・カメラ大ブレ)
(23:38)
(23:49)
(0:00)
(0:12・月食終り)
 PCに移して写真を見てみると、部分食では月全体が円く白く写っていて、残念ながら月の影は認められない。目では月の表面は薄い茶色っぽい色をしていて、早い時期から確かに地球の影が認められた。撮影は全部オートで撮ったが、途中でカメラ自体で画像確認をして、後半の部分食の時には感度を変えれば良かったかと、素人カメラマンは後で反省するだけ。
(東京墨田区飯塚氏撮影・朝日新聞掲載)
 翌朝の朝日新聞には東京の写真家が撮った月食の連続写真が載っていた。さすがに地球の影は見事に映し出されているが、皆既月食まで月の色は白になっていた。


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