F34.偕楽園

1.動 機
 諏訪梅林に一緒した次の日、日曜日に水戸の娘から「偕楽園に行ってきたよ。行くなら今週中だよ。」と動画付きのメールが入った。早速スポーツ吹矢の次の日偕楽園に出かけ、好天気のもと日本三大名園の梅の花を存分に楽しんできた。撮った写真は二人合わせて180枚、ほんの一部を紹介します。

2.データ
a)山域:水戸偕楽園
b)登山日:2018/3/14(水)
c)コースタイム:森山10:00 = 10:40千波湖畔駐車場 ---- 10:55偕楽橋 ---- 11:10常盤神社 ---- 11:55東門 ---- 偕楽園南部 ---- 12:15好文亭前(昼食) ---- 偕楽園中央部北部 ---- 13:25櫟門 ----13:40梅桜橋 ---- 13:50田鶴鳴梅林 ---- 14:15千波湖畔駐車場 = 14:50スーパ16:10 = 17:10森山
d)同行者:和子

3.山行記録
 スポーツ吹矢の次の日も好天気、暖かくなってから我が家を出発し、R6,R349を南下して千波湖湖畔の駐車場に到着した。係員が立っていて梅まつり期間中臨時設定の駐車料を払って入場すると、まだ空いている駐車スペースが結構あった。
 駐車場から出たところに大きなコブシの木があり、チラホラと白い花を咲かせていて早速シャッタを押すことになった。
(千波湖畔駐車場)
(コブシ)
 千波湖湖畔を流れる川沿いの遊歩道に出て歩いていくと、県道50号、342号と常磐線を超える陸橋を渡る。陸橋に上がると県道50号の向こうに田鶴鳴梅林が見え、すでに満開のように見えた。
 少し進むと県道342号と常磐線の上に偕楽園が見え、好文亭も見えていた。本園の梅は目線より高いので見えないが、斜面の梅が満開に近く期待させてくれた。
(偕楽橋の上から田鶴鳴梅林)
(偕楽橋の上から偕楽園)
 陸橋を渡りきって、偕楽園斜面にジグザグにつくられた遊歩道と合流して登っていくと、ボケやトサミズキの花に出会えた。
(ボケ)
(トサミズキ)
 遊歩道の途中から別れて大日本史完成の地碑を眺めて引返すと、ジグザグ遊歩道を上り下りする観光客が多いのがよく見えた。
 偕楽園に向かって登っていくと、梅園への入口東門辺りは人でいっぱいだった。
(大日本史完成の地碑から)
(東門近く)
 観梅は後にして、東門の反対側、常盤神社境内に入っていった。鳥居には「観梅まつり」の赤い看板が立て掛けられていた。
 拝殿手前に能舞台があり、お雛さまが飾られて華やいでいた。
(常盤神社)
(能舞台の雛飾り)
 常盤神社の奥には黄門さんなどの遺品が展示されている義烈館があり、入場料を払って中に入って見た。書画や武具など数多く展示されていたが、残念ながら撮影禁止。
 偕楽園側に引き返すと東湖神社があり、斉昭公を助けて藩政改革に活躍し、西郷どんにも尊敬の念を抱かせたという藤田東湖を祀っているという。
(義烈館)
(東湖神社)
 偕楽園東門から入ったところは観光客でごった返していたが、遊歩道が四方に伸びているので、正面方向は割に空いていて、ゆっくりと観梅を楽しみながらシャッタを押すことができた。
(偕楽園東門)
(梅林)
 園内には梅の木が正に林立しており、色々な種類の梅の木があるらしいが、どれも綺麗で見分けがつかない。
(観梅を楽しむ観光客)
 紅梅も濃いの薄いのと綺麗に咲き誇っていた。
(紅梅)
 白梅も満開。 
(白梅)
 白梅を少しアップで撮ったのが、梅の白と青空の対比が綺麗に撮れたと思います。
(白梅と青空)
 先日諏訪梅林で教わった新技術でも撮ってみました。
(白梅近接写真)
 園内では黄門さまの格好をしたモデルさんがいて、一緒の写真を撮らせてくれた。和子が「この紋所が見えないか!」をやって喜んでいました。
(黄門さんと一緒に「この紋所が見えないか!」)
 水戸斉昭公自らが設計したと言われ、偕楽園の主の様な存在の好文亭が梅の向こうに見えていたが、今回は入場をご遠慮した。
(好文亭と奥殿)
 ベンチが満席だったので、好文亭の近くの千波湖側の芝生の斜面に座り込んで、園内の弁当屋で買った豪華?弁当を頂きながら、田鶴鳴梅林や千波湖の眺めを楽しんだ。
(千波湖と田鶴鳴梅林)
 弁当を完食した後、園内の北側から南側にかけてぐるりと遊歩道を歩いて、いっぱい写真を撮った。
(和服のお嬢さんと白梅の老木)
(白梅が綺麗に撮れました)
(白梅の巨木)
(垂れ梅

 先週、諏訪梅林で初めて見た、花びらのない梅の花「てっけん」の木が数本見られた。その中の一本の幹に名板が括りつけられていて、「てっけん」の漢字を紹介することができる。娘はここで見てこの花の存在を知っていたのだ。
(花びらのない梅の花:てっけん)

 偕楽園内の梅を存分に楽しんで、好文亭近くの櫟門から外に出て、斜面につくられた緩やかな遊歩道を下った。途中にはオオイヌノフグリの青い花、ヒメオドリコソウの紅色の花の群落があり、野の花もこれだけ密集した群落になっていると、梅の花に負けない程綺麗に見えた。
(オオイヌノフグリ)
(ヒメオドリコソウ)
 下の平地の遊歩道に下りて南に歩くと、常磐線と県道を跨ぐ梅桜橋が見えてきた。この橋にはエレベータが付いていて、乗り口まで歩くと和子のお友達3人と鉢合わせになった。奇遇を喜び合い、しばらく談笑してエレベータに乗った。
 梅桜橋の上からは満開の田鶴鳴梅林の手前に駐車場が見え、満車になっているように見えた。田鶴鳴梅林はもちろん、偕楽園に入るにも便利なのかもしれない。
(エレベータ付き梅桜橋)
(梅桜橋から駐車場と田鶴鳴梅林)
 橋からエレベータで下りて、駐車場脇を歩いて田鶴鳴梅林に入ると、どの木も満開になっていて綺麗だった。
(田鶴鳴梅林遊歩道)
 梅の下にはクロッカスの花も植えられているところがあって、白や紫、黄色と色とりどりに綺麗に咲いていた。
(色とりどりのクロッカス)
 梅の花の下で色々なポーズを取って記念写真を撮っている幸せそうなカップルがいて、和子が「写真撮らせてもらっていいですか」と断って、正面から何枚も撮らせてもらっていた。私は横から盗み撮り。
(新郎新婦)
 偕楽園を見上げると、三階建の好文亭の最上階に上がって展望を楽しんでいる観光客の姿が見えていた。
(好文亭)
 偕楽園から眺めていた時も、この田鶴鳴梅林を歩いている時も、常磐線には度々電車が通過したが、特急列車と特急列車を一緒に撮ることができたのはこれ一枚だけでした。
(常磐線の普通列車と特急列車)
 田鶴鳴梅林を出て駐車場に帰る途中、丁度千波湖の噴水が吹き上げ始め、和子が手前の川を泳ぐ黒鳥と千波湖の白鳥(ボート)と組み合わせた写真を撮っていた。
(黒鳥と千波湖のハクチョウボートと噴水)
 

inserted by FC2 system