F36.桜(阿漕ヶ浦・阿弥陀寺・日研坂)

1.動 機
 「ここのところの高温で、全国的に桜の花が急に咲き始めすぐに満開になるでしょう、」と言うTVの情報を聞いた。梅の花が終わってそれほど経たない3月末なのに、近在の桜の名所でも満開の花を楽しむことができた。

2.データ
a)山域:阿漕ヶ浦、那珂市阿弥陀寺、日研坂
b)登山日:2018/3/28(水)、29(木)
c)コースタイム:
3/28;森山15:10 = 15:20歯科15:50 -- 15:55図書館16:05 = 16:35阿漕ヶ浦17:10 = 17:40森山
3/29;森山15:50 = 16:20阿弥陀寺P16:40 = 17:00GS17:10 --日研坂--GS17:40 = 17:50スーパ18:10 = 18:15森山
d)同行者:和子

3.山行記録
3.1 阿漕ヶ浦
 和子の車で日立南部の歯科医院に送ってもらって、入歯の修理をして隣の図書館で待つ和子と落ち合い、近くの東海村阿漕ヶ浦公園の桜を見て帰ることにした。
 阿漕ヶ浦の入口に着いたが、和子の車は入口の駐車場には入らないで、公園中ほどにある駐車場まで入って停まった。歩く距離を少なくしようとの和子の配慮。
 駐車場の脇にはシダレザクラのピンクの花が満開で見事!
(シダレザクラ)
 駐車場沿いにはシダレザクラの樹が列植されていて、ピンクの帯で見るのも綺麗だった。
(奥の駐車場とシダレザクラの列)
 シダレザクラの向う側を通る車道沿いの広場には、コブシやソメイヨシノなどいろいろな木があって面白い。地面すれすれまで白い花を咲かせているソメイヨシノが綺麗で目立っていた。近くで見ると、幹が根本から横に伸びていて、途中で上向きに曲がっていた。曲った辺りから花をつける枝が出て、目の高さに花が咲いているので迫力満点、とても綺麗に見える。誰かが若い木のうちに横に向けて植え替えてこの形に育てたのかも。
(横倒しに伸びたソメイヨシオ)
 すぐ近くに花があって撮影に持ってこい、方向を変えながら写真を撮って楽しんだ。
(ソメイヨシノアップ)
 ユキヤナギの植え込みも、枝垂れた白い花を満開に咲かせて綺麗だった。
(ユキヤナギ)
 奥のグランド周りの桜並木のトンネルを一周する積りだったが、改修工事中で残念ながら関係者以外立ち入り禁止になっていた。入口側に向きを変えて歩いていくと、車道の片側にあるソメイヨシノの並木がまだ三分咲きだが、大分老木らしくなっていて見応えがあった。
(入口側のソメイヨシノ)
(入口側からソメイヨシノ、その奥にシダレザクラ)
 入口脇の駐車場の角に、白い花を咲かせている大きな樹が立っていて、コブシかなと思って近くまで行って見ると、見たこともない花だった。
(入口駐車場に白い花?)

 大きなカメラを持って構えている人に訊くと「モクレン」とのことだった。ハナモクレンの花弁にしては艶がないし、色があせているがーーー?
 ソメイヨシノを見上げながら中の駐車場に引き返して、またシダレザクラの写真を撮って我家に帰った。
(白い花の正体・ハクモクレン?)
(中の駐車場)
3.2 阿弥陀寺
 庭仕事が終わってやれやれ、午後4時前になってから那珂の阿弥陀寺まで出かけることになった。R6と県道62号を走って那珂市額田南郷に着き、阿弥陀寺の前の駐車場に入って境内に歩いていくと、鐘撞き堂の後にソメイヨシノとそれよりも大きなシダレザクラの樹が見えた。何んとも見事なシダレザクラの大木で何枚も写真を撮ったが、シダレザクラの周りを一回りしただけなので、載せるのは3枚だけです。
(ソメイヨシノの後にシダレザクラ)
 シダレザクラ全景を撮った写真と、シダレザクラの隙間から本堂とその脇に立つ行者様が見える写真です。
(シダレザクラ全景)
(本堂とシダレザクラ)
 阿弥陀寺に付いての那珂市観光協会の説明を下記します。
    額田南郷にある浄土真宗の寺、開祖は親鸞上人の弟子二十四輩第十四番とされる定信で、建保5年(1217)に初めは大山(桂村)に建立されました。明徳3年(1392)に額田城主小野崎徒通の懇願により、額田城内堀の内に移し、額田城の守護寺となりました。その後佐竹氏の秋田移封にともなって小野崎氏とともに秋田に移りましたが、まもなく帰国し額田の旧地に再興、元治元年(1864)に天狗党の乱の兵火により消失、本尊である阿弥陀如来仏は県指定文化財になっています。境内にあるしだれ桜は見事で、4月初旬の頃の夜桜のライトアップはこの世のものとは思えないような幻想的な雰囲気になります。
 ライトアップが見事らしいが、和子は夜中の運転は御免蒙りたいと。
3.3 日研坂
 阿弥陀寺に向かう途上、R6から日研坂を見上げると桜並木がもう満開になっていたので、帰りに日研下のガソリンスタンドで給油して、車を置かせてもらって歩いて日研坂に向かった。日研交差点手前から見上げる桜並木も綺麗でした。
(R6から日研坂のサクラ)
 日研坂入口から少し入ったところから撮りました。まさにサクラのトンネルです。逆光で桜の花が白く写らないのが残念ですが。
(日研坂入口側から)
 太陽が丸く見えたのでシャッタを押したのですが、輪郭がはっきりしませんでした。
(夕日と)
 日研坂は正門までカーブが2回ありますが、今日はもう日没も近いので最初のカーブまでで引返しました。
(日研坂は続く)
 桜の枝の間から日立の街や太平洋が見え絵になりますが、国道の交差点を入れてみました。
(日研坂からR6)
 カーブの途中から坂の入口が入らないように摂ると、桜並木が長く続いている感じが出たでしょうか。
(下り方向)
 女性カメラマンが、「ここから撮るのが一番好きなんです。」と言って女性カメラマンがシャッタを押していました。我家夫婦のツーショットのシャッタを押してから下りていかれました。サクラに日が当たらなくなっていました。我家が来たのが一寸が遅かったのかも。
(入口が見える)
 国道に下りると、夕日が薄雲に入って真ん丸く撮れました。満月のようでしょう。
(夕日とサクラ)
 サクラを見上げながら混雑しているガソリンスタンドに戻って、お礼を言って車に乗り、スーパに立寄って買い物をして我家に帰ってきました。


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