F42.ひたち海浜公園

1.動 機
 NHKテレビで、ひたち海浜公園のネモフィラが今年は早く咲き始め、日曜日にはもう観光客が押し寄せているとのニュースが流れていた。行事があったり天気が悪かっったりなかなか出かけられなかったが、木曜日になってやっと出かけることが出来た。ネモフィラは少し斑模様が多いように思えたが、期待していなかったスイセン園とチューリップ園が見事に満開、私にはきつい歩程だったが嬉しい海浜公園散歩になりました。

2.データ
a)山域:ひたち海浜公園
b)登山日:2018/4/12(木)
c)コースタイム:森山10:30 = 11:10ジョイフルほんだ11:15 ---- 11:25海浜公園西口11:30 ---- 11:35スイセン園11:45 ----古民家脇 (弁当) ---- 12:05見晴らしの丘13:10 ---- 13:50チューリップ園14:10 ---- 14:15海浜公園西口14:20 ---- 14:25ジョイフルほんだ15:05 = 15:25洋服店15:50 = 16:10森山
(海浜公園・今回の花ポイント)
d)同行者:和子

3.山行記録
 我家を10時半に出てR245を南下、ジョイフル本田の駐車場に入ると海浜公園に近いところは満車、空のあった遠い駐車場に停めて歩き始めた。海浜公園の西口駐車場脇に出ると、この駐車場は予想通りぎっしり満車だった。
 西入口の翼のゲートまで歩くと、5つもある自動入場券売り場に行列が出来ていた。
(西口駐車場)
(西口・翼のゲート)
 西口ゲートを通って噴水のある西池を眺めると、手前に、園内を周回するシーサイドトレインが停まっているのが見えた。ネモフィラの咲くみはらしの丘と反対方向に向うからか満員ではなかった。
 ネモフィラだけ見るなら西池沿いのメイン通りを歩いて行けば近いが、もしかしたらスイセンがまだ咲いているかもとスイセン園に寄り道することにした。スイセン園入口まで歩くと、道沿いのスイセン畑の花はほとんど萎れてしまっていた。
(シーサイドトレインと西池)
(スイセン園入口)
 ところが松林の中のスイセン畑はまだ新鮮で満開状態、色々な色で目を楽しませてくれた。二人で喜び合って何枚もシャッタを押しまくった。
(スイセン園@)
(スイセン園A)
(スイセン園B)
 スイセン園の先にサクラの花らしき影が見え、和子の心配をよそにまた寄道、近寄ってみるとやはりサクラの樹だった。
(さくらの花)
 来る時に見た日立や東海のヨシノザクラはすっかり葉桜になっていたのに、と思って見ると葉っぱも出ている。ヤマザクラか他の品種なのか、二人で写真だけ撮っておいた。
(さくらの花アップ@)
(さくらの花アップA)
 サクラの近くには紅色の桃の花も咲いていた。
(桃の花)
 その先の木陰にあったテーブルで弁当を広げていると、一人の男性が前の席に相席で来られた。テレビのニュースを見て、東京から常磐線で来られたとのこと、はるばる有難うございました。
 席を立つと目の前にレンゲの生える広場があり、その向こうにナノハナ畑、その奥にネモフィラの花が咲くみはらしの丘が広がっていた。青色、黄色、緑色とはっきりとした三層になっていて綺麗だった。
(レンゲ畑・ナノハナ畑・みはらしの丘のネモフィラ)
 ナノハナ畑の傍まで歩いて、黄色と青のコントラストも楽しんだ。
(ナノハナ畑と見晴らしの丘のネモフィラ)
 みはらしの丘にどこから登ろうかと相談し、奥の方の遊歩道に取りついた。
(みはらしの丘登り口へ)
 下の遊歩道からは、目に飛び込んでくるネモフィラの丘がどっちを向いても綺麗に見えた。
(みはらしの丘・ネモフィラと人の行列)
 アップで撮っても綺麗。
(ネモフィラ)
 遊歩道を上がっていくと、ネモフィラの向こうに、海浜公園のシンボル大観覧車も見えていた。
(ネモフィラの丘から大観覧車)
 遊歩道脇に籠の中におとなしく座っている可愛い子犬がいたので、こっちを向いてとか言って茶化していたら、ずっと下の遊歩道から若い女性が望遠レンズで撮っていたのだった。ごめんなさーい! 上に歩いていくと、3匹の子犬や人形などとネモフィラを組み合わせて撮っている人たちもいた。
 下に古民家が見えてきて、ナノハナと組み合わせて撮ってみたが配置が良くなかった。
(篭入りの子犬)
(古民家)
 ネモフィラの丘の山頂部にはみはらしの鐘があって、打ち鳴らす音がひっきりなしに聞こえてきていた。私も順番待ちの列に入って思いっきり鳴らしてみた。ここまでよく登ってきたご褒美。
(みはらしの鐘)
 尾根を越えると太平洋が目に入ってくる。北は日立港から南は磯崎港まで120度、パノラマに繋いだら、地球が円く見えていた。足下のネモフィラの丘に剥げた部分が多くて残念!
(太平洋側のパノラマ)
 ネモフィラを楽しみながら歩いて、終点のはまかぜ橋方向を見下ろすと、ここがシーサイドトレインの乗降口になっているからか、大勢の観光客がネモフィラの遊歩道を上り下りしていた。
 売店のあるみはらし広場の休憩所のテーブルは満席でごった返していた。
(はまかぜ橋)
(満席のみはらし広場の休憩所)
 はまかぜ橋まで下ってみはらしの丘を振り返ると、雲一つない青空のもと、ネモフィラの青が映えて素晴らしい眺めになっていた。観光客の列も同化して絵になっている。ネモフィラの禿は見ないことにしよう。
(はまかぜ橋からみはらしの丘を振り返る)
 ネモフィラを満喫して県道を跨ぐはまかぜ橋を渡って、空いていたテーブルでコーヒタイム。も一つ続くサイクリングロードを跨ぐ短い橋を渡ると大草原はすぐだった。
(はまかぜ橋)
(サイクリングロードの橋)
 大草原の端に白いスイセンが10株ぐらい咲いて目立っていた。
 秋には白い穂を伸ばして大草原の主役になるパンパスグラスの株も、今は枯れはてて風に揺れていた。大観覧車をバックに入れてシャッタを押した。
(大草原にスイセンの花)
(パンパスグラス)
 ローズガーデンに行くのは止めにして、県道をまつかぜ橋で渡って西口エリアに向かった。
(サイクリングロードの橋)
(まつかぜ橋)
 橋を渡ると左手にチューリップ園が見えてきて、色とりどりのチューリップの花が今が我が世の春と満開状態で見事だった。初めの畑は色々な色の花がまぜこぜに植えてあった。
(チューリップ園@)
 その先では、区域ごとに同じ色の花を纏めてあって、華やかな縞模様に作ってあった。
(チューリップ園A)
 風車周りには紫、赤、黄の花をリング状に植えてあった。
(チューリップ園B)
 チューリップ畑はたまごの森全体に作られていて、歩き回ってあっちを向いたり、こっちを向いたり期待以上の収穫だった。
(チューリップ園C)
(チューリップ園D)
(チューリップ園E)
 華やかだったチューリップ園にネモフィラの丘以上の感動を貰って西口ゲートを14時過ぎに出ると、券売機の前にはまだ行列がで続いていて、バス亭にはお客さんを降ろして出ていく団体バスもあった。
 ジョイフル本田に向かって県道沿いの歩道を歩いていくと、来る時には気づかなかったが、イチョウ並木に緑の新芽が出始めていてとて綺麗だった。
(帰る時にも入場券売り場に行列)
(新芽のイチョウ並木)

 駐車場に着いて歩数計を見ると9千歩を越えていた。この日は期待以上に綺麗だったスイセン、ネモフィラ、チューリップに大満足で、洋品店での品定めにも元気に付き合ったが、2日後には足腰に歩くのが難儀なほどの痛みを感じることになった。


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