F45.県植物園

1.動 機
 HPの題材探しのウオーキングをしないで、しばらく変化のない町内歩きばかりしていると飽きてくる。今年になってもう5回目だが、楽ちん歩きで多くの花が見られる県植物園に出かけることにした。植物園ではボタンなど色とりどりの春の花が綺麗に咲いており、展示室では盆栽展も開かれていて充実した一日になった。

2.データ
a)山域:茨城県植物園
b)登山日:2018/4/29(日)
c)コースタイム:森山10:30 = 11:20県植物園14:30 = スーパ@&A = 16:30森山
(植物園・花見頃情報)
d)同行者:和子

3.山行記録
 途中で混んでいる道を迂回したら、今年になって初めての道を走っていくことになり、私にはどこを走っているのか判らなくなったが、和子はナビを当てにしないでスムーズに走っていく。頭の衰えも思い知らされるドライブになった。
 駐車場に着くと、流石日曜日、いつもはガラガラなのに結構車が詰まっている。奥の方に車を停めて料金所に向かい掲示板を見ると、今日の展示室では盆栽展をやっているらしい。料金所で身分証明書を見せるといつものように無料パスだったが、今日は少し違って一枚の紙が渡された。その紙には、6月1日からは70歳以上も成人の半額を申し受けますとあった。6月までにまた通って来なくっちゃ。
 料金所を通ると、沈床園には色とりどりの春の花が形よく植え込まれており、噴水も噴出していていい眺めだった。日曜日の所為か、この噴水は一日中水がでていたようだ。
(植物園料金所)
(沈床園)
 沈床園脇の藤棚にはフジの花がまさに満開、びっしりと垂れ下がっていて重そうだった。普通の藤棚だったと重さに耐えかねて崩れてしまいそう。
(藤棚)
 藤棚の裏側では盆栽や鉢植えの出店が並んでいて、和子は興味深そうに見にいってしまった。私はその先に色々な花が咲いているのが見えたので写真を撮りに先へ歩いていった。
 こんもりとした木に白い花が咲いていて、その時には名前が判らず、後で図鑑で調べて”シジミバナ”と結論付けたがどうでしょうか。
(シジミバナ)
 綺麗な紅色のツツジの花が写っている。ツツジにもいろいろな種類がある様だが、大きな木全体の写真には根本に”ヤマツツジ”の名板が取り付けてあるのが写っていた。
(ヤマツツジ)
 その次の同じような紅色の花を付けたツツジには”キリシマツツジ”の名板があった。こちらのツツジは花が散った跡が目立って、少し盛りを過ぎているようだった。
(キリシマツツジ)
 白い小花が20個ぐらい纏まって房になっている可愛い花は、花図鑑で調べた結果は”コデマリ”となったが、花だよりにはこの名前が出ていない。
(コデマリ)
 季節の盆栽展をやっている展示室に入ると、「春の山野草展・イワヒバ展」の表示がしてあって、室内いっぱいに設置された仮設の展示台は白い布でカバーされ、数え切れないほどの鉢が並べられ、それぞれに作品名と出展者名を書いた名板がおいてあった。
( 季節の盆栽展@)
 植物園のHPの案内。今回の展示会では、クマガイソウ、サクラソウ、フタリシズカなど春を代表する山野草の鉢植え約150点の展示とあわせて、
(季節の盆栽展B春の山野草)
 江戸時代から観葉植物として栽培されているイワヒバも約100点展示される。
(季節の盆栽展Aいわいば)
 丹精込めて何年もかけたような貫録十分のイワヒバの盆栽や、小さな鉢で艶やかな春の花を咲かせている鉢を一つ一つゆっくりと眺めて回った。
(セッコクの盆栽)
(シャクナゲの盆栽)
 展示室から外に出て木立の下にあったベンチに座って、入口ゲートの出店で買い込んだ団子と稲荷寿司を頬張って昼食にした。目の前には咲き始めのモクレンの花がお日様を受けて綺麗に見えていた。
(モクレン@)
 植物園の中央部の芝生広場には紅色の花を咲かせたキリシマツツジの大きな株が何本もあった。
(キリシマツツジ@)
 岩石園に近付くと「ヤマグルマ」の名板が取り付けられた木があって、花だよりには見頃となっていたのでどんな花なのかとを探すと、既に花びらが散った後の花柄が見つかった。今日29日までの3日間の間に散ってしまったらしい。今年は花の成長変化も速い!
(ヤマグルマ)
 岩石園を過ぎた先の足元にはキンランやチゴユりなどの野草も可愛い花を付けていた。
(キンラン)
(チゴユリ)
 白いツツジの花を咲かせている植え込みがあり、この花の名前を調べてみると”リュウキュウツツジ”だと思われた。
(白いツツジ@リュウキュウツツジ)
 ツツジの植え込みの隣にはコデマリの植え込みがあった。
(コデマリ@)
 参考までに、それぞれの写真を拡大したものを添付する。
(白いツツジA)
(コデマリA)
 こっちの方にもモクレンの花が咲いてお日様を受けていてとても綺麗、又シャッタを押してしまった。
(モクレンA)
 展望台の近くに、く伸びた枝先に何か白い花が咲いているように見え、シャッタを押して後で写真を拡大してみたら、これもシャクナゲの花のようだった。
(シャクナゲの木@)
近くには白い花をいっぱい付けた木があって、”ゴマギ”の名板が立っていた。
(ゴマギ@)
 シャクナゲとゴマギの花を拡大して付けておきます。
(シャクナゲの木A)
(コマギA)
 熱帯植物園前を通り過ぎて車道寄りの林の中に入っていくと、真っ赤なシャクナゲの花があちこちに咲いていた。和子が待っている遊歩道に出て、お日様の下で光り輝くシャクナゲの写真を撮った。
(シャクナゲ)
 その隣には大株のオオデマリがあって、白く輝いていた。
(オオデマリ)
 その先の林の中には”ベニバナトチノキ”の名札が付いた大きな木があって、その中に薄紅色の花が見えていた。
(ベニバナトチノキ)
 トチノキに先にはボタン園があって、これこそ色とりどりボタンの花が我が世の春と咲き誇っていた。めったやたらにシャッタを押しながら歩いた。
(ボタン園@)
(ボタン園A)
(ボタン園B)
(ボタン園C)
(ボタン園D)
 桐の木も薄紅色の花を咲かせていた。
(キリ)
 バラ園の遊歩道との境目にはクルメツツジの垣根があって、わずかに赤い花を咲かせ始めていた。その気で見ると、この垣根は列車の形に刈られているように見えた。
(クルメツツジの列車)
 列車の垣根から振り返るとオオデマリの垣根が白い花をきれいに咲かせていた。
(オオデマリの垣根)
 色々綺麗な花を見ることが出来て大満足、気持良く帰宅することができた。


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