G12.那珂市歴史民俗資料館・正月飾り展

1.動 機 
 新聞の地方版に、那珂市歴史民俗資料館で1/05〜14に「正月飾り展」があるとの情報を見つけていて機会を狙っていたが、今日吹矢の練習がなくなったので出かけてきた。羽子板や魔よけの弓などの正月飾りの他に、近くの手芸グループのご婦人たちの丁寧な手による、干支のイノシシや七福神の宝船などのたくさんの作品を鑑賞できた。

2.データ
a)山域:那珂市
b)登山日:2019/01/08(火)

3.山行記録
 那珂市歴史民俗資料館は県植物園のすぐ近くの那珂総合公園の中にあり、去年2月に雛人形を見に行っている。脇の広い水連池には今日も噴水が吹き上がり、リング状の滝からも水が流れ落ちいい眺めになっていた。
(那珂市歴史民俗資料館)
(那珂総合公園の水連池)
 玄関を入っていくと、目の前に箱入りの羽子板や弓矢の飾り物が並んでいて、下に「平成31年正月飾り展」とあった。
(入口の正月飾り展の飾り)
 左は常設展示室で、右が企画展室、その入口の衝立に「手しごとのお正月展」の案内が書いてあった。御婦人方の趣味の会の作品お披露目会のようだ。
     キルテイー工房
     手しごとのお正月展
那珂市堤で制作活動を行っているキルテイー工房。杉森先生を中心に生徒さんたちが手の込んだ素敵な作品を数多く制作しています。
 今回は、今年の干支『亥』にちなんだイノシシや、新年にふさわしい可愛らしい作品が並びます。
 どうぞ存分に手芸作品をご堪能ください。
2月2日から開催の「那珂のひなまつり」にもキルテイー工房、那珂つるしびなの会の皆様のつるしびなを、当館や他市内の3会場で展示いたします。
(出展者キルテイー工房の「手しごとのお正月展」看板)
 部屋に入ってびっくり、細かい人形や花、飛び立つ鶴などの図柄を縫い込んで作り上げた四角い大きなタペストリー、丸く作った入れ物に花や鳥などを嵌め込んだ吊るし雛、美味しそうな料理の作り物を詰めた3つの重箱など、これが端切れから作られたのかと目を疑うような作品がずらり。
(タペストリーと吊り飾り・置物)
 隣の壁には、可愛い三つの図柄を織り込んだ縦長の壁飾りがあり、小さな可愛い作り物も織り込んであり、昔のお正月遊びの定番だった羽子板の裏板も可愛い目出度い模様で飾られていた。これを見て4人の可愛いお嬢さんの人形が喜んでいるような気配だった。
(壁飾り・羽子板・お人形)
 その左の壁飾りの前には、大振りで綺麗な百合の花が生けてあった。近よって見ると、花柄はふさふさとした布製、雌しべも雄しべも手づくりだった。
(壁飾りの前に造花の豪華な生け花)
 今年の干支は亥、イノシシの置物が多かった。体形を作ってから、小さな目、鼻、牙、耳を取り付ける作業どうやるの? 材料の布を集めるだけでも大変だったことでしょうね。
(イノシシ@)
(イノシシA)
(イノシシB)
 まん丸こい可愛い人形もあったが、これもイノシシなんでしょうね。
(イノシシC)
(イノシシD)
(イノシシE)
(イノシシF)
 目出度い七福神が乗った宝船の作り物も多かった。七福神の作りがこまやか、じっと見ているといろいろ面白くなってきた。ほとんどが同じ大きさのガラスケースの中に飾られていたのは、グループの話し合いなのでしょう。
(宝船@)
(宝船A)
(宝船B)
 (宝船C)
(宝船D)
(宝船E)
(宝船F)
(宝船G箱なし)
 会場をでるとき、館長さんや係の人が二人の出品者と「今日はNHKで取材に来るの」と言いながら騒いでいるのが聞こえてきた。
 我が家の冬の花を2点、おまけに付けます。別の章を作るほどではなさそうなので。
(我が家のスイセン01/09)
(我が家のストレチア01/09)
 正月飾り展は14日まで、色々書き足していると展示が終わってしまうので、これにてアップします。時間があったら那珂までどうぞ。


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