G92.おしらじの滝と日光田母沢御用邸
1.動 機 
 スーパのバス旅行「那須・日光ロイヤルツーリズム」に参加して、那須塩原の八方道路をドライブして幻の滝おしらじの滝を眺め、昼食に休暇村那須の名物「なすべん」を頂いて、チーズガーデンで色々な試食品を頂き、日光に移動して106室もある広い日光田母沢御用邸をルートに従って見学、最後に鬼怒川のろばたづけ本舗でお土産あさりをして帰ってきた。

2.データ
a)山域:栃木県那須塩原市・日光市
b)登山日:2019/09/06(金)
c)旅程:
自宅6:20ー6:30スーパ大甕店6:50ースーパ多賀店7:10ー8:40道の駅みわ8:55ー(県道56八方道路)ー10:35山の駅たかはら10:50ー11:00おしらじの滝11:40ー13:00休暇村那須(昼食)13:40ー14:05チーズガーデン14:30ー14:37那須IC=15:11日光IC−13:40日光田母沢御用邸16:40ー17:05ろばたづけ本舗鬼怒川17:30ー17:40今市IC=18:14都賀JCT=18:50笠間P19:05=19:31日立南IC−19:50スーパ大甕店20:15ー20:25自宅

3.山行記録
 早目に我が家を出てスーパ大みか店の駐車場に入ると、バスはもう待っていた。指定された後ろの方の席を座ると、前の方はガラガラ、それでもバスは予定時間になると出発し、スーパ多賀店で満員になって再出発。バスは2号車、別の店から発車する1号車、3号車があり、合計120人のバス旅行。
 R245を南下してR293に曲がったので日立南ICから高速道に乗るのかと思ったら、そのままR293を1時間西走して道の駅みわ北斗星に入ってトイレ休憩。 
(スーパ出発)
(道の駅みわ北斗星)
 北斗星手前の茨城県の田園地帯には草ぼうぼうの耕作放棄地が半分以上と見られたが、その先栃木県の田圃には実りの稲穂がなびく美田が多かった。
(休耕田の多い茨城県)
(実り多い栃木県継母房子)

3.1 おしらじの滝
 矢板の市街を抜けると県道56(八方道路)を走り、県民の森辺りからは上り坂でくねくね道の連続になった。ガイドさんのおしらじの滝の説明を聞きながら走っていく。
    山道を下ったところに現れる滝壺は意外と大きく、その澄んだブルーの美しい滝壺は年中枯れることはなくいつでも見ることができるが、そこへ流れ落ちる滝は「幻の滝」ともいわれ、上流の沢の水が少ないため枯れることが多く、雨の後などでないと見ることができない。ここ数日雨模様だったので、運のいい皆さんは滝も見ることができるでしょう。入口から滝までの山道は矢板市で階段など作ったが、根っこなど邪魔ものの多い狭い300mの道、私の足で10分ほど下ります。
 その先に山の家たかはらがあって、ここで道の駅みわから1時間40分後のトイレ休憩。山の駅には普通の道の駅と同じように、お土産店や食堂などが揃っていた。
(くねくね道路)
(山の駅たかはら)
 山の駅から少し山の中に入った駐車場にバスが入ると、すぐ脇に「おしらじの滝入口」の標識が立っていた。「雨の後は滑りやすいので注意してください」の注意札も立っていた。道が乾いたら滝も枯れてしまうし、厄介な滝のようだ。
 初めは緩やかで歩きやすい山道。とは言え、ここのところ椅子に座りっぱなしの生活をしていて、久しく山道を歩いていない私の足腰は皆さんについていけるかどうかと心配しながらしんがりを歩き始めた。それでも、だんだんと山道を歩くのが嬉しくなってきて、シャッタを押しながらも皆さんに遅れることなくついていけた。
(おしらじの滝入口)
(下り道@)
 やがて木の根っこがあちこちに出っ張る歩きにくい道になり、滝近くでの石段は段差が大きくて大変、私の杖が大いに助けになった。
 登ってくる人もいて、狭い道では下りは立ち止まらないと交差できない。今日の1号車、3号車のお客と交差すると大事になっただろうが、交差することがなくてよかった。ガイドさん同士で時間調整していたのかな。
(下り道A)
(下り道B)
 下っていくと、ガイドさんの宣伝にあったような美しいブルーの滝壺が見えてきた。細い「おしらじの滝」も流れ落ちていて、周りの苔むした岩との調和が素晴らしい。ラッキー!
(おしらじの滝)
 和子がスマホで撮った滝の色はもっとブルーが強い。どっちが実物に近かったな。忘れた。記念写真を撮りあって下ってきた道を戻っていった。
(スマホ撮影の色)
(記念写真)
 これぐらいの距離なら上り坂でも息切れすることなく、下るよりは安定していて歩くことができた。


(上り道@)
(上り道A)
 何とかおしらじの滝への山道を時間内に歩ききることができて、入口で記念写真。
(上り道B)
(入口到着)
(おしらじの滝)

3.2 休暇村那須
 おしらじの滝からくねくね道を下って、次は昼食場所の休暇村那須に向かう途中、「史跡 殺生石」の看板が見えていた。以前ここから大きな石がゴロゴロする谷間に造られた板敷の道を歩いていった記憶がある。千体地蔵や温泉神社などがあったような。
(殺生石入口)
 休暇村那須について、レストランに入って「なすべん」を頂いた。那須地域産の食材だけで作られた9種類の料理を9つの器に盛り付けた「ときめきランチ」。美味しく頂戴しました。
 館内売店での10%割引券をもってお土産あさり。
(休暇村那須玄関前)
(名物なすべん)
(休暇村那須)

3.3 チーズガーデン 
 次の日光に行くため高速道に向かい、那須ICの近くのチーズガーデンに立ち寄った。皆さんはいろいろお土産あさりに歩き回っていたが、私はあちこちで出される試食品を有難くいただきながら歩いた。
(格好いい入口)
(明るい店内)
(チーズガーデン)

3.1 田母沢御用邸
 那須ICで乗った高速を日光ICで下りて日光市街に向かい、金谷ホテル歴史館のすぐ先に駐車場があってここに入った。御用邸は国道の向かい、信号機に合わせて一斉に渡る。
 入口の門柱に「日光田母沢御用邸記念公園」の名板があり、パチリ。
(駐車場から御用邸へ)
(御用邸入口の標識)
 門を入ると向かいに格調高い御車寄せ=公式玄関があり、両側に和風の建物が続いていた。
(日光田母沢御用邸)
 靴を脱いで指定された下駄箱にきちんといれ、スリッパに履き替えて玄関に上がる。次の間で館内の説明ビデオが流れていて、座席に座って一通り勉強した。
次には多くの写真でも館内案内がされていた。

(案内ビデオ)
(説明写真)
 順路に従って歩いていくと、部屋ごとに見事な襖絵が見られ、中国風の絵もあった。
(中国風襖絵)
 幅の広い板戸には桜の花が板いっぱいに描かれ、その奥に流れ落ちる滝が描かれていた。
 部屋や廊下からは中庭が見えており、二株の幼木がビデオで見た天皇お手植えの木に見えて勝手に喜んだ。
(桜に滝)
(中庭)
 西洋の文化も取り入れてあり、玉突き台(ビリヤード)をおいた部屋もあった。
 広い謁見の間があり、天井や周りのふすまや床の間などは和風だが、床にはじゅうたんが敷かれて洋風、和洋折衷の部屋になっており、その真ん中に天皇の玉座があった。
(ビリヤード)
(謁見の間)
 他にも絨毯部屋は数多くあったが、お付き人の部屋は純和風の部屋ばかりのようだった。
(絨毯部屋)
(畳部屋)
 御用邸内に売店があり、御用邸オリジナルの高級品ばかり並んでいた。菊の御紋を模ったきんつばは1個120円。
(六寸盆)
(ひめ鑑)
(塗り端)
(金つば)
 御用邸を撮った写真展の部屋があり、見ごたえのある写真が並んでいた。撮影禁止になっていなかったので一枚撮らせてもらった。
(写真展の作品)
(日光田母沢御用邸)
 御用邸を出てバスに乗って来た道を引き返していくと、来る時は反対側だった神橋が今度は窓側、綺麗に見えていた。
(神橋)
 日光ICには向かわず、県道を走って次の日光ろばたづけ本舗鬼怒川店に向かった。途中、格好のいい山があちこちに見えていたが、残念ながらなんという山だかさっぱりわからなかった。
 今は廃業して荒れ果てているウエスターンビリッジ遊園地の跡も見られた。


(霧降大橋)
(WESTERN VILLAGE)
 鬼怒川沿いの日光たまりづけ本舗に立ち寄って、私は試食皿の漬物を色々と味見させてもらった。
 今市ICから日光宇都宮道に乗るころはまだ山の写真を撮ることができたが、東北道から北関東道に入ったころからは暗くなって山は見えなくなっていた。
(日光たまり漬本舗)
(今市IC近くから:泣虫山?)
 帰りのバスは多賀店より大甕店の方に早く停まり、買物をしてから我が家に20時半ごろ帰着、那須土産を肴にかんぱーい。


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