H63.箱根信州ドライブ(2) 1.動 機
10月21日(水)10月の紅葉の時期の1週間、箱根から信州へと観光地を走り回るドライブ旅行をし、前半の箱根は前報(1)で報告しましたが、今回はその続編、信州ドライブの報告です。 2.データ a)山域:箱根、信州 b)登山日: 17日(土):日立=河口湖 18日(日):河口湖=元箱根=仙石原(泊) 19日(月):仙石原=芦ノ湖=箱根峠=仙石原(泊) 20日(火):仙石原=精進湖=昇仙峡=天女山=清里(泊) 21日(水):清里=美し森=小諸=軽井沢(泊) 22日(木):軽井沢=奥志賀(泊) 23日(金):奥志賀=戸隠(泊) 24日(土):戸隠=木崎湖(泊) 23日(金):木崎湖=日立(緑字は次報回し)
前報の東沢大橋がかかる川俣渓谷の川筋の写真を撮って北に向かった。
すぐ先に野辺山駅があり、「JR最高駅 野辺山 標高1345.67m」の標識があった。線路の最高点より30mほど下っている。
日本100名城の小諸城は平安時代に起源をもち、戦国時代に武田信玄の命により山本勘助らによって縄張りがされ、原型が整備されたといわれています。城郭が城下町よりも低い場所に位置する「穴城(あなじろ)」で、これは日本で唯一といわれています。明治4年(1872年)の廃藩置県で廃城となった小諸城は、その後、小諸藩の元藩士らによって明治政府から買い戻され、大正15年(1926年)には、明治神宮の森や日比谷公園も設計した本多静六により、近代的な公園に生まれ変わりました。日本さくら名所100選、日本の歴史公園100選にも指定されています。 懐古園内や周辺エリアでは、四季折々の美しい情景のなかに小諸城の面影を堪能できるばかりでなく、美術館や記念館、動物園や遊園地もお楽しみいただけます。 持ち帰った懐古園の入場券から博物館と美術館の入館券が切り取られていない。ということは、歴史にも美術にも興味なく、園内を散歩しただけだったらしい。
小諸駅の西よりにある行基創建という天台宗の名刹。断崖絶壁にかかる観音堂(重文)に安置されているのが、牛に化身して、強欲な婆さまを善光寺に連れていき改悛させたという布引観音様です。 写真には凝っていて、断崖上の観音堂に和子を残して離れたところまで戻って記念写真を撮っている。
穴倉に入る写真に残っている穴倉は、参道の途中にあったのか、展望台への登り口だったのか。展望写真がないのは展望は良くなかったのでしょう。
翌朝は雨が上がっていて、朝食前に塩沢湖と雲場池へドライブして、紅葉を楽しみながら散策した。
人造湖だけに周りにいろいろ観光施設が造られているので、寄り道したら朝食前に宿に帰れなかったでしょう。
御膳水からの清冽な水を源とする、六本辻近くにある静かな池。「スワンレイク」とも呼ばれており、カラマツやモミジの木々に映え、とても落ち着いた雰囲気の場所です。 水面に映る木々、のどかにたたずむカルガモ、そして軽井沢の気候が織成す情緒豊かな景色。1周20分ほどの、のんびり散策するのにもってこいの場所です。 皇室の方々も、軽井沢を訪れた際は必ず、この雲場池でのお散歩を1〜2回は楽しまれるそうです。
全国に「白糸の滝」と名のつく滝は沢山あれど、幅の広さや湾曲したフォルム、人を優しく受け入れてくれる雰囲気を併せ持つ滝は珍しいのでは? 高さ3m、幅70mと連なる滝は、地下水が岩肌から湧き出したもの。 絹糸のような水が幾重にも降り注ぎ、この白糸の滝をつくっている。 この湾曲した水面がなんともステージのようで、さながら透明度の高い水で織り成すショーを見ているようだ。 駐車場から遊歩道で歩く3分ほど道のりもまた程よく、滝に到着するまでのテンションを上げてくれる。(駐車場は無料)
10月23日(金) 先ずは国の天然記念物渋の地獄谷噴泉へ。音を立てながら勢いよく高さ20mまで吹き上げる温泉水と湯気、今も記憶に残っている。
茨城県にも大子に「月待の滝」という滝裏に回り込める滝がある。
落差180mを一気に流れ落ちるのではなく、何度も岩にぶっつかりながらも何とか細々と一本に繋がって見える様が綺麗だった。八回折れ曲がるので八滝の名が付いたとのこと。。
鏡池は長野市の戸隠にあり、その名の通り、戸隠の山々が鏡のように水面に映り込む新緑と紅葉の絶景スポットです。荒々しい岩山に抱かれる広葉樹は季節によって色を変え、四季折々の風景を見せてくれます。 紅葉の時期は観光客・写真愛好家が多く訪れ、紅葉の鏡池の風景を楽しみます。早朝には朝霧を狙う写真愛好家が湖畔に三脚を並べます。
戸隠山は、天照大御神が隠れた天岩戸が飛んできたとされる地。神仏習合時代は、「三千坊三山」と高野山・比叡山と並び称される修験道の霊場でした。 戸隠神社は、奥社(本社)・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の5社からなります。世界に光を取り戻した「天岩戸開き」の神々が祀られる、日本最高峰の聖地の一つです。 先ずは戸隠山の山裾にある奥社にお参り、大鳥居を潜ってその奥の隋神門を通るとその先に杉の古木の並木が500mも続いた。
奥社 ご祭神:天手力雄命(あめのたぢからおのみこと) 由緒:ご神徳日本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸を開き、天照大神をお導きになった天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎した事に始まります。 戸隠神社の御本社として開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳が全国に広宣され多くの崇敬者が登拝されます。 参道は約2キロ、中程には萱葺きの赤い随神門があり、その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。
中社 ご祭神:天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと) 由緒:ご神徳素戔嗚尊の度重なる非行に天照大神が天岩戸にお隠れになった時、岩戸神楽(太々神楽)を創案し、岩戸を開くきっかけを作られた神です。学業成就・商売繁盛・開運・厄除・家内安全に御神徳があります。 社殿天井には平成15年に復元された狩野派の天才絵師、河鍋暁斎によって描かれた「龍の天井絵」があります。 また、境内には樹齢700年を超えるご神木、樹齢800年を超える三本杉があり、戸隠神社の社務所が置かれています。
10月24日(土) 朝食前に大座法師池を散歩して、戸隠神社の宝光寺にお参りした。 「大座法師池」は、はるか昔、巨人のデーダラ法師(ダイダラボッチ)が飯縄山に腰を下ろし、一歩足を踏み出したときの足跡に水が溜まってできた池、と伝えられています。なお、池の周囲には遊歩道があり20分程度で回ることができます。
ご祭神:天表春命(あめのうわはるのみこと) 由緒:ご神徳杉の古木の中、270余段の石段を登ると神仏習合時代の面影を残す荘厳な社殿があり、その荘厳さは多くの信者の尊信を集めています。 祭神は中社祭神の御子神様で、開拓・学問技芸・裁縫の神、安産の神、女性や子供の守り神として御神徳があります。 駐車場からは27余段の石段の途中に入り、193段の上り下りで済みました。それでも今の体力だと、手すりにつかまってそろりそろりでしょう。
信州善光寺は、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊として、創建以来約千四百年の長きに亘り、阿弥陀如来様との結縁の場として、民衆の心の拠り所として深く広い信仰を得ております。 『善光寺縁起』によれば、御本尊の一光三尊阿弥陀如来様は、インドから朝鮮半島百済国へとお渡りになり、欽明天皇十三年(552年)、仏教伝来の折りに百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像といわれております。この仏像は、仏教の受容を巡っての崇仏・廃仏論争の最中、廃仏派の物部氏によって難波の堀江へと打ち捨てられました。後に、信濃国司の従者として都に上った本田善光が信濃の国へとお連れし、はじめは今の長野県飯田市でお祀りされ、後に皇極天皇元年(642年)現在の地に遷座いたしました。皇極天皇三年(644年)には勅願により伽藍が造営され、本田善光の名を取って「善光寺」と名付けられました。創建以来十数回の火災に遭いましたが、その度ごとに、民衆の如来様をお慕いする心によって復興され、護持されてまいりました。
樹齢300〜400年のブナやトチの原生林に囲まれた奥裾花自然園は81万本余りの水芭蕉群生地で、尾瀬より大きく日本一を誇っています。 奥裾花渓谷を散策すると自然の偉大さを感じとる事が出来ます。 春の水芭蕉の群落、芽吹きのぶなの大樹、秋の紅葉と太古の昔より育んで来た大自然は生命の息吹とたくましさ、美しさを感じ取る事が出来ます。 周遊の散策コースも充実しており、ぶなの森のウォーキングは心清まる気持ちにさせてくれます。
小川アルプスラインに入って、アルプス展望デッキに上がって大展望を期待したが、残念ながらアルプスは雲の中だった。
オールシーズン滑降ができるらしく、スキー板を持った金メダリスト舟木選手の姿があった。選手と一緒の写真を頼んだり、フラッシュ撮影は禁止だったが、そっと撮るのはOK。
青木湖は、仁科三湖の中で最大の湖でハート型に美しい水をたたえる。春はオオヤマザクラ、夏は深緑、秋は紅葉、冬は渡り鳥の飛来など、四季の変化に富んだ姿を見せてくれます。 湖畔は森に囲まれ落ち着いた雰囲気でアウトドアを楽しむのにピッタリの場所です。南東からは、湖に映る白馬連峰を望むことができます。 湖畔を一周する道路はサイクリングにも最適です。また、夏のホタルクルーズも人気です。 仁科三湖の中でも一番小さい中綱湖。歩いて周回できるので、いろいろな構図で撮影できます。シンメトリー構図が人気で、多くのカメラマンで賑わいます。大町市中心部の桜が散り始める頃に開花し、隣の白馬村の桜と同じ頃に見頃をむかえます。ヘラブナ・マブナ・ワカサギ釣りなどが盛んな湖です。 木崎湖は仁科三湖の中で一番南に位置し、四季を通して楽しめる木崎湖。夏はサップやカヌー、フィッシングとあらゆるウォータースポーツが存分に楽しめます。湖畔のキャンプ場では春は新緑、夏は水遊び、秋は紅葉、冬は雪景色と折々の自然を味わえ、散策やサイクリング、そして近くには葛温泉から引湯された木崎湖温泉があり家族で楽しむことができます。
10月25日(日) 次の日が旅の最終日、宿を出てアルプスの展望を伺ったが、まだ雲の中。それでも朝日は明るく、青空が広がって来ることを期待して、前日ダメだった小川村のアルプス展望デッキまで入ってみた。
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