I25.赤羽緑地と神峰公園の花巡り

1.動 機 
 休日の2月23日天皇誕生日、水戸の娘がやってきてランチに出かけることになった。ランチ前に、NETにフクジュソウが見頃との情報のあった我が家近くの赤羽緑地に出かけ、河原子海岸でのランチの後は、日立紅寒桜が咲き始めたという神峰公園までドライブした。赤羽緑地のフクジュソウは盗掘などあったようで期待外れだったが、ロウバイが綺麗に咲いており、名物の人形もたくさん並んでいたり、雑草も早々と可愛い花を咲かせていた。神峰公園の日立紅寒桜は満開に近く見事、他にも沢山の桜の木が花開いていて目を楽しませてくれた。

2.データ
a)山域、日立市:赤羽緑地、神峰公園
b)登山日:2021/02/23(天皇誕生日)
c)時間記録
 自宅発車11:00=11:10赤羽緑地12:10=12:30釜めし屋13:10=13:50神峰公園14:30=15:00自宅

3.山行記録:
 朝10時半過ぎに我家にやってきた娘の車で11時ごろ出発。先ずは、我家の南にある赤羽緑地へ。
 赤羽緑地の駐車場に着いたが、特にフクジュソウの案内はなし。適当に公園内を回りながら、フクジュソウを探そうと歩き始めた。
(赤羽緑地案内図)
 ミズバショウ群生地や横穴墓群など見ながら、公園内を一周したがフクジュソウは見つからなかった。

(ミズバショウ植生地)
(駐車場から観察池へ)
(赤羽横穴墓)
 駐車場下まで戻ってきたとき、一人の女性が下りてきて、フクジュソウはどの辺りに咲いているのですか?とお尋ね。私達も分からないんですと云って、一緒に管理人さんの小屋に行ってみた。出てきた御夫人が、「すみません、今年はダメなんですよ。この斜面いっぱいに株分けしたんだけど、子供達の遊び場になって踏み荒らされたり、盗掘?されたり、ロープを張ったのですが手遅れ、残っているのはその辺だけなんですよ。」と案内されたところには、数株のフクジュソウが1〜2輪づつ黄色い花を咲かせているだけだった。何とも淋しい限りだが、も少し暖かくなると花数が増えてくるかも。
(フクジュソウ)
 フクジュソウの代りに、池のほとりにロウバイが黄色い花を咲かせて綺麗に見えていた。
(10:42 ロウバイ黄)
 白い色のロウバイも咲いていた。
(ロウバイ白)
 野鳥の池の畔にはネコヤナギの木が何本かあり、ふわふわの産毛の生えた花穂が日に当たって池面をバックに綺麗だった。
(ネコヤナギ)
 駐車場を下りたところの花壇が随分広くなっていて、「AKABANE GARDEN]「令和元年度花いっぱい運動定着化促進事業認定花壇」の看板が立っていた。
 いろいろな花が植えられているようだったが、今はハボタンが見頃になっていた。
(赤羽花壇)
 入口、外回りの囲いにはパンジーやノースポールの花が咲いていた。
(パンジー)
(ノースポール)
 赤羽緑地の花壇に立つかかしは素晴らしい出来栄え、去年は夫婦、おばあちゃん、仲良し姉妹の5人家族だったのに、今年は一人親戚のいくこさんと二人の小人が追加されたようだった。
(赤羽ちいチャン)
(赤羽みなチャン)
(釣れないねえ 赤羽たけしサンとひろサン夫妻)
(赤羽いくこサンと赤羽けいこさん)
 二人の後ろに遅れないよう一生懸命ついて歩きながらも、花があるとシャッタを押していた。慣れないスマホの写真撮り、シャッターチャンスがなかなか合わない。野鳥池のカモの写真は撮り損ねたのが残念。
(アブラチャン?)
(コウバイ)
(群生地   ホトケノザ   接写)
(ヒメリュウキンカ)
(スズシロソウ)
(二ホンタンポポ)
(シロバナタンポポ)
(スイセン)
(ナノハナ)

 昼食は我が家近くで、ゴーツーイート券が使えるフランス料理ガレットを供する店に行ってみたが、3人さまの席は用意できません、と断られた。予約していなかったが残念。それではと、河原子海岸まで移動した。河原子海岸の展望写真、繋がない方が良かったかも。
(河原子海岸)
 ゴーツーイート券が使える釜めし屋に入り、釜めしセットをご馳走になった。写真は私が注文した安値のもの、二人の釜めしを撮っておけばよかったな。
(釜めし屋)
(釜めしセット)

 釜めしを食べて、次は日立紅寒桜が咲き始めているという神峰公園に向かい、頂上駐車場のさらに上の駐車場に車を入れた。
    鞍掛山の山すそに続いている、なだらかな丘陵地に広がる公園。園内には、ソメイヨシノなど約1,000本の桜が植えられ、4月上旬から中旬にかけて咲き誇ります。 ドリームコースター、大観覧車などがある『レジャーランド』、観覧車、メリーゴーランドなどがある『遊園地』、『動物園』には2018年11月18日に新施設「はちゅウるい館」がオープン!新たに約40種80点の爬虫類が仲間入り!大人も子どもも楽しめるレジャースポットとなっています。 市内を一望できるレジャーランドは心地よい涼風が吹き、太平洋の白波が見え、夏には絶好の避暑地となります。また頂上展望台からは日立市のキレイな夜景を見ることができます。また、初日の出のスポットとしても人気です。
(神峰公園案内図)
 駐車場からロータリ前まで引き返すと、ロータリーの中心に円い植え込みが作られていて、その中に薄紅色の桜の花が咲いていた。これが日立紅寒桜だった。
       日立紅寒桜
     1月から3月にかけて長く咲く珍しい桜で、JR小木津駅にあった木を日高交流センターに移植させたものが原木です。 残念ながら、移植後原木は枯れてしまいましたが、「桜のまち作りを進める市民の会」を始めとする人々の努力で復活し、 今では市内に150本ほどが植えられています。 寒緋桜と山桜の交配種らしく、寒桜より花が大きく花の色が淡紫ピンクなど、他にない特徴が認められ、 新品種として2006年に農林水産省により品種登録された、日立にしかない桜です。かみね公園には現在、25本が植えられている。
(神峰公園頂上ロータリーに日立紅寒桜)
 日立紅寒桜の看板の方から撮った写真は逆光、仲良し二人を入れて撮った写真は順光です。
(頂上ロータリーの日立紅寒桜)
 公園の東の方に歩いていくと、眼下に日立北部の街並みが見渡せ、その向こうに太平洋が広がっていい景色。
(十王町合併記念広場から滑川海岸)
 吉田正記念館の先の日立市十王町合併広場まで歩いていくと、中心に噴水のある八角形の池があって、その向こうにも桜の花が咲いていた。
(日立市十王町合併広場の八角形の池)
 日立市十王町合併広場の中には、多くの桜の木が立っていて、花が咲き始めていて綺麗だった。
(十王町合併記念広場)
 その中には日立紅寒桜のような桜の木が植わっていた。
(日立紅寒桜か?)
 案内図にある日立紅寒桜の木が、日立市十王町合併記念の石碑の傍に立っていた。ロータリーのところの日立紅寒桜と同じぐらいの樹齢と思われる。
(日立市十王町合併記念広場の日立紅寒桜)
 西側を見ると神峰レジャーランドが見えていて、観覧車とサクラの花とのマッチングがいい眺めだった。
(神峰レジャーランドの観覧車)
 白い花を咲かせている木があった。お二人は木肌から見て梅の木だねと話し合っていた。
 その中には幹が根っこから割れていて、夫々に枝を伸ばしている老木があり、よくも生きているものだと感じ入った。御老体の私は毎日杖を持ってウオーキングしているので、この老木にも支柱をしてやればいいのにと思ったが、自然の姿にしておくのが神峰公園の主義なのかも。
(梅の老木@)
(梅の老木A)
(梅の老木@のアップ写真)
 合併広場からは車道を歩いて駐車場に戻ったが、途中にサザンカの生け垣があって、紅色の花を咲かせていた。これはこれで綺麗に見えた。
(サザンカ)
 神峰公園から我家に帰って、娘もしばらく団欒したり、Jwayのテレビ音楽を聴いてから夕方になって帰って行った。
 この記事は2月のうちにアップする積りでしたが、調べたことをすぐに忘れることがあって時間がかかり、3月に入ってしまいました。次は2000年11月22日の筑波山・椎尾山の記録を載せます。



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