I92.シンガポール旅行(2)

1.動 機 
 シンガポール旅行の3日目は、午前中、国境のジョホール海峡を越えてマレーシアに渡って、国境すぐのジョホールバールの街に入ってマレーシア観光のつまみ食いをし、昼食後はシンガポール本島を南下して、観光島・セントーサ島に渡って見どころを見て回り、夕方本島に戻ってトライショーに乗って市内見物を楽しんだ。

2.データ
a)山域:シンガポール、マレーシア
b)登山日:2001年2月16日〜20日
 2月16日:我家を昼前出発、成田空港からシンガポール空港に夜到着、ホテルへ。
 2月17日:植物園、蘭園、マーライオン、ヒンズー教寺院、回教徒寺院、ナイトサファリ等。
 2月18日:午前中マレーシア(ジョホールパール)、午後セントーサ島
 2月19日:チャイナタウン、地下鉄、リバーサイド、20時30空港
 2月20日:朝7時成田着
(シンガポール全図)

3.山行記録
3日目2月18日(日) マ午前中マレーシア(ジョホールパール)、午後セントーサ島、夕方トライショー
 6時30分モーニングコールで起こされて、7時20分から朝食。8時に出発して国境のジョホール海峡をコーズウェイ橋で渡って、マレーシアのジョホールバールの街に入った。アジア旅行地ガイドによれば、
  ジョホール・バルの概要
 ジョホール・バルはマレーシアのジョホール州の州都で、マレー半島の南端に位置しています。
 ジョホール海峡を横断する土手道によってシンガポールとつながっているため、ジョホール・バルはシンガポールへの入り口にもなっています。
 海岸エリアには、スルタン・アブ・バカールによって 1866 年に建てられた元王宮であるイスタナ ブサールがあり、現在はロイヤル アブ バカール博物館として公開されています。
 シンガポールからコーズウェイを越えてマレーシアに入ると、突然イスラムの世界へ来たと実感する。
(マレーシア観光)
 先ずはサルタン王宮の裏手、小高い丘の上に立つ、イスラム建築の粋を集めた回教徒寺院、アブバカールモスクの見学。
(アブ・バカール・モスク)
(アブ・バカール・モスク)回教寺院
 次は日記では民俗村。今はJTB案内にあるマレー文化村と思われる。
    JTB案内書約742坪の敷地内では、マレーシアで有名な油ヤシ・ゴムの木・熱帯果物等の観察、マレーモデルハウス見学・マレーバティック染め(蝋けつ染め)体験・手作り石鹸体験・マレー民族舞踊鑑賞・民族結婚館見学(マレー系・中国系・インド系)等ができる。また、マレーシア名物のテータリック(ミルクティー)とロティチャナイの料理体験をして、試飲&試食することも可能。
(マレー文化村入口)
 歓迎の南洋ダンスも見ることができた。ダンスもエキゾチックだったが、楽器が見たこともない原始時代を思わせるものだった。
(歓迎ダンスと演奏)
 日記に「昼食は辛いマレー料理だった」とあるので、下の写真は料理しているところだと思ったが、勉強してみると、これはマレーシア伝統のバティック(更紗)の生地に手作業で模様を描いている情景でした。
    バティックは、インドネシア、マレーシアのろうけつ染め布地の特産品。日本では更紗の一種とされる。更紗はインド、スリランカ、イラン、タイなどでも多く見られるが、インドネシア、マレーシアのものが最も多い。
    熱で溶かした蝋液での描画方法にはチャンティンと呼ばれる蝋噴出ペン使用の手書きと、チャプと呼ばれる銅製のスタンプ押しがあり、手書きのみのものはBatik tulisと呼ばれ高級品である。
    2009年ユネスコ世界無形文化遺産に認定された。
(バティック工房)

 ジョホールパールでマレー料理の昼食を頂いてから、シンガポールに引き返し、シンガポールの南端にあるセントーサ島まで一気に移動した。グループには4日間のグループもあり、彼らはセントーサ島には行かず本島で分かれた。
(セントーサ島観光)
 シンガポールのセントーサ島は本島と橋で結ばれていて、モノレール、ケーブルカー、車、徒歩で渡れる。200以上ものアトラクションやホテル、飲食店、ショップ、またレインフォレストやビーチ、ゴルフコース、ヨットマリーナなどが集まるリゾートアイランドです。東南アジア初のユニバーサルスタジオや世界最大の水族館であるSEA Aquariumなどから成るResort World Sentosa (RWS)が誕生し、より魅力ある島へと成長し続けています。
(セントーサ島到着)
 Visitor Arrival Center は観光案内所か?
(入島センタ)
 高架鉄道を走るモノレールの写真がある。乗ったのかどうかは?
(モノレール)
 現在セントーサ島を走っているモノレールは、日立製のセントーサイクスプレスで2両編成。
    日立製作所が納入したSentosa Expressは、同島へのアクセスのために建設された、地下鉄駅に隣接する本島側ショッピングモール内のターミナル駅と、島内の3駅から成る、複線2.1 kmのモノレールシステムです。2002年受注/2006年納入、2007年1月営業運転開始。
    ユニークなデザイン、編成ごとに異なるポップなカラーは、世界中から集まる多くのゲストを乗せてセントーサ島を行き来するにふさわしく、人々に愛されるモノレールになっています。
(現在のモノレールSentosa Express)
 セントーサ内の観光名所へのバス乗り場。
(バス乗り場)
 先ずはアンダーウオーターワールド。

 シンガポールのセントーサ島に1991年に開館した水族館で、水槽下を通る、83mものアクリルトンネルの「動く歩道」は当時世界有数でした。250種以上、約2500匹の魚たちが飼育され、バラエティ豊かな展示で人々を魅了し、魚たちと触れ合えるコーナーや、6mを越える円柱状水槽、等々で東南アジア有数の水族館でした。2009年からは、海岸の別施設=パラワン・ビーチにいたピンクイルカを、新しく開設された「ドルフィン・ラグーン」で展示し、ショーも披露してきました。イルカとしては珍しいピンクのイルカは水族館の目玉となり人気の的でしたが、2012年に、同じセントーサ島内に世界最大級の規模を誇るシー・アクアリウム(がオープンし入館者が奪われて減少したため2016年に閉館してしまいました。
(アンダーウオーター入口)
(水槽を泳ぐの魚たち)
(水槽のトンネル)
(水槽の向こうに)
 次はバタフライパーク&昆虫館に行きました。
 ジャングルのような所に蝶がたくさん飛んでいました。約50種、2500羽くらいいるそうです。隣の昆虫館に入ると、クワガタや、バッタ、サソリ、タランチュラなどいました。更に奥に蝶や昆虫の標本が並んだ部屋があり、とてもきれいな色の蝶や、すごく大きなクワガタなどいろんな昆虫の標本がありました。
(バタフライパークの世界昆虫館)
 寺院の中に入ると、丁度結婚式が行われていた。
(昆虫館の展示生物)
(巨大なザリガニ)
 次はイメージ・オブ・シンガポールという博物館でした。
    シンガポールの歴史や建国に関する場面を蝋人形で紹介します。貴重な記録写真や資料が展示されていて、イギリス植民地時代の中国移民の生活様式などがよくわかります。
(シンガポール博物館 IMAGES OF SINGAPORE)
 シンガポールの歴史や民俗、文化等を等身大の人形や映像で、わかりやすく学べる観光スポットです。第二次世界大戦で日本軍がイギリス軍に降伏を迫る場面なども忠実に再現されており、歴史の勉強になるスポットです。蝋人形は迫力があり、写真をたくさん撮りたくなると評判となっています。
(征服者と降伏者)
(開拓者の生活)
(開拓時の輪タク)
(開拓時の市場)

 次の巨大なドラゴンの写真は迫力があるのだが、今のNETには引っ掛かって来ない。ネイチャーウオーク・ドラゴントレイル」の案内板のある通路側から見ると胴体部分。
(案内板:自然歩道A・ドラゴンウオーク)
 反対側に回って顔の方向から見ると凄い迫力。
(ドラゴンの前に回る)
 ドラゴントレイルを歩いていくと、岩の上を這っている長いドラゴンもいた。
(ドラゴン自然歩道)
 最後にマーライオンタワー。
     シンガポールで最も高い像で高さは37mのマーライオン像。エレベーターと階段で上までのぼる事ができ、天気がよければ遠くインドネシアの島までを一望できます。ライオンシティーの謎を解き明かしてくれるアニメ・ショーもお楽しみください。
(マーライオンタワー)
(後ろの公園からマーライオン展望台)
 マーライオンタワーを登れば、ライオンの口のところが窓になっていて、シンガポールの街を眺めた紹介写真が残っているが、自分で撮った写真は残っていない。タワーには登らなかったのだろう。
 セントーサ島と隣のブラ二島の観光再開発が始まり、この巨大で移設困難なマーライオンタワーは2019年に取り壊されたらしい。
(マーライオンの口からシンガポールの市中心部)
 代りにマーライオンの後ろの丘に登って、シンガポールの市街を眺めた写真がある。
(マーライオン公園から)
 夕方になってシンガポール本島に戻り、シンガポールの最高級ホテルに入って豪華な気分を味わいながら夕食をとり、自転車で曳く人力車・トライショーに乗って市内見物を楽しんだ。シャッタを押してくれるサービスがあったようで、嬉しそうな表情をしている写真が残っている。
    ラッフルズ・ホテル
    シンガポールの最高級ホテルのひとつとして知られている「ラッフルズ・ホテル」。歴史を感じられるコロニアル様式の建築物が著名人までも魅了し続ける名門ホテルです。1887年に開業された伝統的なホテルで、1989年に改装作業が行われ、1991年に再開されました。全室スイートとなっており優雅な時間を過ごせます。「シンガポール・スリング」というカクテルの発祥の地としても知られています。
(輪タク・トライショーで市内観光)
 トライショーを楽しんでホテルに帰り、4日間グループを見送った。次はシンガポールの最終日の報告です。


inserted by FC2 system