I111 2001年5月の山歩き(2)
袈裟丸二子山・釈迦が岳
1.動 機 
 啓ちゃんから、5月19日に九大山岳部OB会のアカヤシオオフの案内があって参加、栃木県袈裟丸二子山コースを大勢で賑やかに歩きながら満開のアカヤシオを満喫できた。29日には同期仲間の釈迦が岳ハイキングがあり、シロヤシオを満喫、ウスヒラタケをたっぷり収穫できた。和子は19日にはクラス会で5月18日から20日まで東北温泉巡りしていて参加できず、29日は早朝出発で忙しくて不参加、2回とも私一人での参加になった。

2.登山日、山域
 2001年5月19日(土)袈裟丸二子山、5月29日(火)釈迦が岳

3.山行記録
3.1 5月19日子山
 4時起床、5時我家を出発し、茂木道の駅でシモンさん夫妻と九大山岳部OB会の1人と合流、8時45分袈裟丸山折場登山口に到着して、九大山岳部OB会の6人と合流した。早速記念撮影。
    我家5:00=6:00茂木道の駅=8:45袈裟丸山折場登山口9:40ー10:45賽の河原ー二子山ー12:00第2二子山(昼食パーテイー)12:45ー避難小屋ー15:25登山口16:20=20:20我家
(アカヤシオオフメンバー:二子山にて)
(折場登山口)

 登山口には「関東ふれあいの道・寝釈迦の道」の案内板が立っていて、今回のコースの説明を聞いた。
(寝釈迦の道案内図)
 登山口から賽の河原に向かって登っていくと、袈裟丸の山容が眼前に広がってきた。
(登山口からの袈裟丸山)
 さらに登ると山肌が崩れて樹木の生えていない荒れ地の際を登って行く登山道になった。
(八重樺原稜線)
 賽の河原に近づくと、棒の上に動物の頭蓋骨を飾ってあって雰囲気十分なところに賽の河原の道標が立っていた。
(??の頭骸骨)
(関東ふれあいの道道標)
 賽の河原からは袈裟丸山連山が奥袈裟丸まで全部見えてきて、説明板が立っていた。
 袈裟丸山(1878m)の名称も弘法大師にちなんだものといわれています。
 中国から戻った弘法大師が赤城山に高野山を開こうとしたところ、赤城山の山神は仏の地になることを嫌い、一谷を隠して九百九拾九谷しか現さなかったそうです。大師は残り一谷を探して現在の袈裟丸山まで来たのですが、ここにもなく落胆し、袈裟を丸めてこの山に置いて下りたため、袈裟丸の名が付いたということです。
             環境庁・群馬県  
(袈裟丸山説明板)
 賽の河原に着くと、そこには草木が生えておらず、岩があちこちに頭を出し、小石が転がる正に死の世界のようだった。
(賽の河原入口)
 賽の河原で一休み、右に曲がって新緑の林の中に入っていった。
(賽の河原にて休憩)
(新緑の林)
 その先にはオオカメノキが白い花を咲かせており、
(オオカメノキ)
 アカヤシオのピンクの花のオンパレードだった。
(アカヤシオ@)
(アカヤシオA)
(アカヤシオB
(アカヤシオC)
(アカヤシオD)

(アカヤシオE)
 シロヤシオはまだ開花前、枯れ木にキノコが花を添えていた。
(開花前のシロヤシオ)
(キノコ)
 第二二子山迄歩いて賑やかな昼食、賽の河原の避難小屋でも歓談して、満足して登山口に引き返して解散となった。

3.2 5月29日釈迦ヶ岳
 29日は同期仲間の釈迦が岳ハイキング。朝4時20分に目覚まし時計をセットしたが、作動ボタンを押し忘れ朝寝坊、目が覚めたのは5時19分、大慌てで5時35分に発車した。和子も参加したかったようだが、慌しくて今日も不参加になってしまった。集合場所に6時35分に到着したら、皆さん1時間も我慢して待ってくれていた。
    我家5:35=6:35馬頭道の駅=7:45尚仁沢湧水パーク7:55ー8:30西平岳登山口ー9:25尚仁沢分岐9:30ー10:30前山ー12:30釈迦ヶ岳山頂13:15ー14:20西平岳14:30ー15:40林道ー16:15湧水パーク=19:00我家
 すぐに登山口に向かって出発、登山口の尚仁沢湧水パークの駐車場に車を入れ、名水をタンクに汲んで車に入れ、ザックにも入れた。
 この登山口には登山者名簿を記入することになっていて、一行6名(シモン夫妻、N夫妻、啓ちゃん、私)の名前、連絡先を記入して歩き始めた。
尚仁沢湧水パーク
(登山者名簿記入)
 イヌブナ自然林の新緑の道を登っていくと、真っ赤なヤマツツジの花が咲いていたりして目を楽しませてくれた。
(新緑の森歩き)
(ヤマツツジ)
 地面にはギンリョウソウの白い花?もあり、樹木の幹にはウスヒラタケがあちこちに根を張っていて、次々に収穫していった。
(ギンリョウソウ)
(ヒラタケ)
 その先にシロヤシオの群生地があり、白いみずみずしい花を咲かせていた。
(シロヤシオ@)
(シロヤシオのトンネルA)
(シロヤシオB)
(シロヤシオのアップC)
(シロヤシオの大群落D)
 ミツバツツジも赤紫の花を咲かせていた。
(ミツバツツジ)
 池の水面を撮った写真があるが、写っている白い浮遊物は何?
(池に浮かんだ白い物体は何?)
 前山経由で釈迦ヶ岳山頂まで登ると、釈迦如来像が鎮座していて、一行で記念写真を撮った。
(釈迦如来像)
(釈迦如来像)
 山頂には「釈迦ヶ岳 1794.9m」の山頂標もあり、この前でも記念写真。
(釈迦ヶ岳)
(釈迦ヶ岳)
 この山でもミネザクラやアカヤシオなどいろいろな花を楽しむことができた。
(ミネザクラ)
(アカヤシオ)
(コヨウラク)
(オオカメノキ)
(シャクナゲ)
(分け前のヒラタケ)
 下りは西平岳山頂経由で尚仁沢湧水パークの駐車場まで下って、収穫したヒラタケを配分して解散になった。我家の分け前もたっぷりあって、我家に持って帰ると和子は大喜びでした。

 次は6月前半に登った、高柴山ー五十人山、ミツモチ山、安達太良山、磐梯山の様子を報告します。



inserted by FC2 system