I121 花貫渓谷の紅葉


1.動 機 
 久しぶりにどこかへ出かけようと相談、花貫渓谷には何回も出かけているが、登り下りのない渓谷沿いの紅葉狩りに出かけることにした。歩いたのは有料駐車場から汐見滝まで800mを往復しただけだったが、真っ盛りの紅葉を堪能することができました。

2.登山日、山域
 2021年11/26(金)花貫渓谷

3.山行記録
 昼前11時20分に我家を発車、日立市から海岸バイパスを走ったりしながら高萩市に入り、R461で山中に入って花貫ダムを過ぎたところに花貫渓谷への枝道があり、すぐに「この先諸車進入禁止」になっていて、広い有料駐車場があった。
    我家11:20=12:20花貫駐車場12:25ー乙女滝・不動滝ー12:40花貫駐車場ー13:15汐見滝吊橋13:25ー13:50花貫駐車場=14:05花貫物産センタ14:50=15:05花貫ダム駐車場15:25=16:25我家着
(花貫渓谷周辺MAP)

 駐車場の一角にはいろいろな出店が並んでいたが、一方にはR461の高架橋が見え、他の2方は紅葉の大木で囲まれていた。
(駐車場脇の出店)
(駐車場の紅葉@)
(駐車場の紅葉A)
 駐車場の端に、渓谷に下る小径の別れがあった。
(滝降り口)
 小径への入口には可愛いかっぱのマスコットが立っていて、「花貫渓谷観光記念」の日付け入りの立て札があり、紅葉と一緒にいい記念写真を撮ることができた。
 花貫川まで下ると綺麗な滝”乙女滝”が見えてきた。
(渓谷入口のマスコット)
(乙女滝@)
 滝の傍まで近づいて、乙女滝の大写ししたり。
(乙女滝A)
 人物を入れての記念写真を撮ったり、
(乙女滝B)
(乙女滝C)
 乙女滝の写真を存分に撮ってから引き返すと、途中に不動滝への分かれ道があった。
 私は乙女滝で石の上を渡り歩いたりしただけで疲れきっていたので、不動滝に下るのは諦めて、和子に写真を撮って来てくれるよう頼んで、先に駐車場に戻って行った。
(案内板)
(不動滝@)
 和子の撮った綺麗な不動滝の写真を見て、頑張って行ってみるんだったかなあと思ってもあとの祭り。
(不動滝A)
 駐車場から車の通らない車道に出て、汐見滝吊橋へ向かって上流側へ歩いていくと、道の両脇には背の高い杉林が続き、その脇に紅葉が彩を添えていい眺めになっていた。
(渓流沿いの紅葉@)
(渓流沿いの紅葉A)
(渓流沿いの紅葉B)
  左側の木立の間からところどころ、花貫川が白波を上げながら流れ下る様子を見ることができた。
(花貫川@)
 汐見滝吊橋までくると、吊橋の詳細な説明板が立っていた。長さ60m幅1.5mの大吊橋で、平成16年3月に大改修されたものとのこと。
(汐見滝吊橋説明板)
 大吊橋はスギ材で表装されていて、周りの紅葉と見事に調和していた。
(汐見滝吊橋@)
(汐見滝吊橋A
 大吊橋にあがると、下に花貫川の流れが滝となって流れ下る様子が見えていたが、他の人が歩くと足元が大きく揺れてシャッタを押しにくかった。大きく揺れながらなんとか端まで歩いて往復した。
 吊橋の袂に”はぎまろ”という可愛い石像が立っていた。
 「はぎまろ」は,高萩市のイメージアップを図る目的で,市の花「ハギ」の妖精として誕生しました。特徴的な髪は,萩の花が乱舞した様子で,元気な男の子の姿を現しています。
(滝見橋吊橋の上流側:揺れながら)
(はぎまろ君)
 ここから上流側の車道にも紅葉並木があるらしいが、案内表示板によれば「有料駐車場からここからまで800m、ここから奥の駐車場まで1km」とある。今の私には楽ちんが一番。和子は少し行ってみると言って上流側に歩き始めたが、私はここまでで十分「車で待っているからごゆっくり」と言って、来た道を下っていった。
 過去の記録では、大吊橋の向こうから山越え周回したり( C66 県植物園と竜神峡2015/6/28,29)、他所を数か所歩いた後に1.8km全部を往復したり(A116 高萩の滝巡り(滝山渓谷・滝の倉沢・花貫渓谷)2013/11/22)している。元気だった時代もあった。
(吊橋の上流1km、下流800m)
(登ってくる家族連れ?)
 家族連れなど登ってくる人たちと挨拶を交わしながら、紅葉と清流の写真を撮りながら来た道を一人で歩いて下っていった。
(渓流上の紅葉@)
(渓流上の紅葉A)
 歩いていくと和服姿の二人のお嬢さんに追いついた。和服姿と紅葉の組み合わせの写真を撮りながら歩いていたので、私の足でも追いついたのだった。
(渓流上の紅葉B)
(和服姿のお嬢さん二人)
 追いついた時、「お二人一緒の写真を撮りましょうか」と声をかけると喜んでもらえた。彼女のスマホで何枚かシャッタを押すと、写真を確認して大喜び、「お爺さんの写真も撮りましょう」と返され私も大喜び、シャッタを押すお嬢さんを見ながら嬉しそうな笑顔の写真を撮ってもらえた。
 歓談している間に和子も追いついてきて、二人で仲の良さそうな記念写真も撮ってもらうことができた。
(お嬢さん二人に笑顔)
 上を向いて青空を入れて紅葉の写真を撮るのも悪くないかと試してみた。
(紅葉@)
(紅葉A)
 花貫川の流れも、登りでは撮っていなかった情景も目に付いて何枚もシャッタを押した。
(花貫川A)
(花貫川B)
 真下に真っ黒い堰堤が目に入ってシャッタを押したが、説明なしでは何の写真かよく分からなさそう。少し下流側からも撮っておいた。
(上から見た堰堤)
(下流側から見た堰堤)
 駐車場まで戻って、お腹が空いたので昼食を取りたいと花貫物産センタまで行ったが、物産センタに着いた時には14時を過ぎていて、レストランは食事の提供を終了していた。弁当を買って、車の中での昼食になった。
 昼飯を終わって買物をして、紅葉を楽しみながら花貫渓谷を通り過ぎ、花貫ダムサイトまで引き返して駐車場に車を入れた。
(花貫物産センタ)
(花貫ダムへ)
 駐車場の畔には、茨城観光百選第二位入賞を記念した「花貫ダムと花貫渓谷」と刻した大きな石碑と、記念樹の桜の幼木が並んでいた。
(茨城観光百景第二位入選記念碑)
(記念植樹)
 駐車場からは、膨大な水を湛えた花貫ダムの巨大な堰堤が見えていい眺め。
 堰堤の上に上がってみたいと入口まで行くと、土日休日入場禁止の表示があるが、今日は平日、門は開いていた。その入口にダムの緒元を書いた石碑があり、シャッタを押したが逆光で読めず、NETから引用
紅葉の渓谷と海を望むダムとして花貫ダムは、1972年(昭和47年)に完成した重力式コンクリートダム。総貯水量2、880、000m3、農地防災・上水道用水・工業用水等に使用されている。地形は山々が入り組み、特に紅葉の時期には観光客の目を楽しませてくれる。
(花貫ダム)
(ダム堰堤入場可)
 堰堤上に入って、ダム湖側を向いて撮った写真
(ダム湖:堰堤右側から)
(ダム湖:堰堤左側から)
 堰堤下流側の中央に付いていた放流水路の写真
(堰堤下流:左側から)
(堰堤下流:右側から
 花貫ダムは「海が見えるダム」として有名、下流側の紅葉を撮った写真にも、山の間に太平洋が写っている。
(紅葉の向こうに太平洋)
 拡大写真。
(紅葉の向こうに太平洋)
 帰途R461で常磐道下を通り過ぎて、県道10号に分かれてしばらく走ったところに夥しい太陽光パネルが並んだところがあった。建物に○○発電所と書かれた大きな名板があってシャッタを押したが、ブレて読み取り不能だった。Googleマップの写真版には、森滝自噴水の近くにたくさんの太陽光パネルが並んでいるのがはっきりと見え、私の見たのもここだと思うのだが、マップに発電所の名前はない。眼で読んでおけばよかった。
(常磐道下)
(太陽光発電所)
 R6から日立バイパス、R245を走って我家に帰ったのは16時半、薄暗くなっていた。綺麗な紅葉見物で満足の一日でした。
(日立バイパス旭高架橋)

 次は2001年7月30日の一切経山山行記を予定していますが、和子から「終活ちゃんとしといて」と急かされており、その他同期会の行事もあって年内は無理かもしれません。このHPに興味を持っていただける方は、年明け辺りに開いてみてください。


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