J33 県植物園・和紙ちぎり絵展

1.動 機 
 連日の好天気、久しぶりに外出しようと相談、町内のKoさんが励んでいる和紙ちぎり絵の展覧会を、丁度今、県植物園の中の展示室で行っているというので、これを見せて貰うついでに公園内を少しウオーキングしようと話が決まった。

2.登山日、山域
 2022年3/16(水) 茨城県植物園

3 山行記録
 我家発9:50=10:30県植物園Pー10:55展示室(和紙ちぎり絵展)11:25ー11:30水生植物園11:45ー11:55熱帯植物館(昼食)12:40ー13:05県植物園P=13:40東海村
農産物直売所14:00=14:10スーパ14:25=14:30我家着

3.1蓬田岳 
 9時50分我が家を出発、和子の頭にある最短距離を走って県植物園の駐車場に40分で到着、ナビなしでも走れるのが、ナビ頼りだった私には考えられない才能。
 駐車場出口に「茨城県植物園案内図」が掲示されていた。文字が小さいので、立ち寄り地点が分かりやすいように黒字で補強しました。

(茨城県植物園)
 料金所で70歳以上160円の入場券を買って入場門を入ると、目の前に沈床園が広がっている。沈床園の噴水の周りには、整然と植えられたビオラが色とりどりの花をつけていた。噴水が吹き上がっていれば更に絵になったことだろう。
(入場門前の沈床園)
 沈床園の右手には梅の木が整然と植えられていて、紅白の梅の花が丁度見ごろになっていて綺麗だった。
(白梅と紅梅)
 歩道沿いの梅の木の下には、ここにもパンジーの列植が綺麗に花開いていた。
(梅の並木とパンジーの花園@)
(梅の並木とパンジーの花園A)

 梅の木の奥に黄色い花を付けた枝を伸ばした背の高い木があった。近付いて見ると、これはサンシュユの木だった。殆ど剪定しないで伸び放題にしていると、こんなに細い枝が空に向かって真っ直ぐ伸び放題になるのだろうか。葉が出る前に黄色い花が密集して花開くので、黄色い葉をつけた木のように見えた。
(サンシュユ@)
(サンシュユA)
 その下の方には黄色いトサミズキの花が咲いていた。植物園のHPの花だよりでは、今時トサミズキは開花とはなっておらず、もしかしてマンサク?マンサクの花はもっと花びらが細くて離れているのでは?
(トサミズキ@)マンサク?
(トサミズキA)
 格好のいい梅の木を見ながら展示室にの中に入って行った。
(梅の花)

 展示室の入口には和紙ちぎり絵展の掲示板が立っていた。催行日程は令和4年3月12日〜27日までで、植物園への入園料は必要だが、展示会への入場料は無料とのこと。
(和紙ちぎり絵展の掲示板)
 中に入ると、人一人いない。受付の人もいないが「どうぞゆっくりご覧ください」とあるので、中に入らせていただく。広い展示室のまん中を仕切る間仕切り壁もあり、何面もの壁に大きな和紙ちぎり絵が掛けられていた。作品が何枚あったかは数えなかったが、掲示板によれば約40枚とのこと。
 絵の下についている名板を見て「これがKOさんのだ。」「これは先生のだ。」など言いながら、しばらくは二人だけで見て回っていたが、間もなく、Koさんが近所のお友達と二人連れで入って来られて、和子はそちらとおしゃべりしながらの品評会、私は一枚一枚の絵をスマホのカメラに納めながら見て回った。ガラス面の反射で、電灯の光や対面の壁、人物(私)の影などが映り込んでいて見にくいところが多く、写真も小さくて申し訳ありませんが、和紙ちぎり絵の雰囲気のようなものを味わってください。
 花の絵、風景画、動物の絵と色々だが、どれも絵具を使って描いたように細かい色使いで緻密に表現されている。特に葉に付いた水玉、水中の泡粒、犬の目玉など、その中に光る小さな明かりの具合を、和紙をちぎって張り付ける方法でどうやったら表現できるのでしょう。花の花弁一枚を見ても複雑な色合いになっている。
 主目的のちぎり絵展をしっかり鑑賞して、お二人さんにもサヨナラして外に出ると、目の前に3本の梅の木が紅白互い違いに並んでいて綺麗に見えた。入るときに近くから縦並びに眺めた時とはまるで別物の感じ。
(展示場前の紅白の梅の花)
 展示館の裏辺りから急斜面を下って水生植物園を歩いてみると、ザゼンソウは咲き始め、ミズバショウはそろそろ見頃、小さなシュンランがひっそりと咲いているのも見つかった。
(ザゼンソウ)
(ミズバショウ)
(ミズバショウ)
(シュンラン)
 水生植物園から階段を登っていくと、遊歩道脇に列植されたミツマタの花が満開状態。
(ミツマタの列植)

 熱帯植物館前には、キクザキイチゲの小さな植え込みが目立っていた。
(ミツマタの花)
(熱帯植物館前のキクザキイチゲ)
 以前と変わらぬ熱帯植物館の姿、見事。ここも入場無料。
(熱帯植物館)
 中に入っても色々な花を見ながらのウオーキング、暖かくて身持ちがいい。
(セイロンベンケイソウ)
(ヒスイカズラ)
(ツンべルギア)
(ビレイア)
 3階の展望室迄上がると、熱帯植物館のまん中に植えられていたバショウが、天井に届きそうな程に大きく育っているのが目に入った。びっくりしてスマホを取り出したが電源切れ!「出るときにチェックしなかったの!」と叱られながら和子のスマホで一枚パチリ。
(上:サルオガセモドキ)(下:コエビソウ)
(巨大なバショウ)
 ここから写真を撮ることができず、どんな花を見たのか記憶が残っていない。最後の写真は、植物園を出る前に沈荘園に入って、整然と植えられたパンジーのお花畑を紅白の梅の花をバックにして和子が撮った写真です。
(沈荘園のお花畑と紅白梅)

 県植物園からの帰り、東海村の農産物直販所に立ち寄って和子が野菜探しをしている間、私は和子のスマホを借用して、道向かいにある梅園に入ってシャッタを押しまくった。
(東海村の梅園)
 和紙ちぎり絵展は絶対見る価値ありと思って紹介しました。是非自分の目で実物を見に行ってください。今回が間に合わなかったら、一部の作品を使った展示会が各地で行われるようなので、ぜひ。ここでの展示会も毎年今頃行われています。

 次は、3月20日に行った諏訪梅林の満開の梅の花を紹介します。最近の我が家の庭の花も少し紹介します。


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