J61 七ツ洞公園

1.動 機 
 5月25日、久しぶりのウオーキングで水戸の七ツ洞公園まで出かけ、丁度花時期だったバラの花を鑑賞しながらゆっくりと歩き回り、ダムの周りも半分歩いて満足して帰ってきた。
 水戸市の北西部に位置し,全体計画面積14.7haのうち,約8.0haが完成し,大小5つの池とその池を支える5つのダムや周辺の森からなり,その自然環境を生かして,イギリスの造園コンサルタント会社が設計したイギリス式の庭園(自然風景式庭園)です。秘密の花苑や南北のパビリオンを結ぶ森の園路を散策しながら,ダムの水の流れなどが楽しめます。また,園内には設計者の意図に忠実に沿うように,イギリスから輸入した公園施設が数多く配置されています。

2.登山日、山域
 2022年5/25(水)七ツ洞公園

3 山行記録
 10時半過ぎに我が家を出発、R6を南下、笠松運動公園の先で県道那珂市に入って、ナビに従って七ツ洞公園の西側の無料駐車場に車を入れた。
(七ツ洞公園案内図)
 駐車場は空いていて、駐車場端の日陰に車を停めて歩き始め、先ずは芝生広場に入った。入口門のところには案内板の外に、「マスク着用と2m以上の間隔確保」の注意書きの立札が立っていた。
(広場入口)
 入口門を入った右にヤマボウシの木が立っていて、白い花を咲かせていた。
 芝生広場は広く、向かいの森に入るまで遠かった。こんな広いところでも、ところどころ歩いている人はみんなマスクをしていらっしゃる。和子には文句を言われたが、私はノーマスク。日頃の近所でのお散歩でも、人通りのない道ではマスクを外して歩いています。
(広場入口のヤマボウシ)
(広場を横断)
 森林公園まで歩くと、入口の脇にレンガ造りの休憩舎があって数人がお休みされていた。
(森林公園入口の休屋)
 森林公園の中の遊歩道を通り抜けていくと明るい公園に出て、シャクナゲの真紅の花が咲き残っていたり、紫色の葉を丸く広げたトキワマンサク?の木が並んだりしていて綺麗だった。
(シャクナゲ)
(トキワマンサク?)
 周りの樹木や花を楽しみながら歩いていくと、左に秘密の花苑の入口が見えてきた。
(秘密の花苑外回り)
 レンガ造りの秘密の花苑の入口門の先には、花苑の外周を回る遊歩道をカバーする鉄製の支柱に支えられたガーデンアーチが見え、その先の花苑の中心部ホワイトガーデンに、アーチに支えられた白っぽいバラの花が綺麗に咲いているのが見えていた。
 ここの扉にも「マスク着用と2m以上の間隔確保」の注意書きが貼り付けられていた。いつまでこの注意書きが必要なんでしょう。
(秘密の花苑入口)
 秘密の花苑の中にはこの苑の説明板があり、その歴史が書かれていた。
秘密の花苑は、七ツ洞公園が平成11年(1999年)び英国風形式庭園として開設された際に計画されました。イギリスの法人により設計され、イギリスから石材や庭園用のベンチを購入するなど本格的なガーデンがつくられました。開園15周年を機に、七ツ洞公園の真の魅力を再発見し、再生するために、「七ツ洞再生物語」がスタートし、その一つが「秘密の花苑の再生」でした。植栽を見直しバラはイングリッシュローズを選びました。
 写真をクリックすると拡大され、説明文を読むことができるようになります。この他に、配置図を使った園の構成や、この苑の主とするイングリッシュローズについての説明が書かれています。
(秘密の花苑入口)
 入口門を入っところはDゾーンのガーデンアーチの下、ガーデンアーチが格好良さそうなので、少し左に歩いてアーチの端から写真を撮った。
(Dエリア ガーデンアーチの遊歩道@)
 アーチを支える支柱には蔓性の植物が巻き付いて綺麗な花を咲かせていた。今はバラの花が一番目立っていた。
(ガーデンアーチの遊歩道A)
(ガーデンアーチの遊歩道B)
 バラの花の他にも、スイカズラやクレマチスの花も咲いていた。
(支柱の花@バラ)
(支柱の花Aスイカズラ)
(支柱の花Bクレマチス)
(支柱の花Cクレマチス)
 外周遊歩道の外側にも花畑が作られていて、入口に入ってすぐ右のレンガ造りの囲いの中のバラやナツコギクの花などが咲いていた。レンガ造りの塀をバックに綺麗だった。
(入口すぐ左のガーデンローズとナツコギク)
 その次のCエリアには、中心に果物を載せたような石造りの碑が立っている広い円形のお花畑があり、その外周も遊歩道になっていて、外側からも眺められるようになっていた。秘密の花苑のエリアマップには、この辺りは記念植樹エリアとあるが、ここにはそれらしき説明板は見当たりない。写真に写っている説明板に書いてあったのは、ここに植えてあるバラの品種名と特徴の説明でした。
 ザ・ラーク・アセンデイング:ライトアプリコット色の中輪咲きで、花には軽やかな香りがあります。
 ボスコベル:深みのあるサーモンカラーのカップ咲きでミルクの香りがあります。
 ロイヤル・ジュピリー:デイ―プピンクの花びらは内咲きで、濃厚なフルーツの香りがあります。
(記念エリアのバラ)
 記念エリアの左端右端の写真です。バラよりも手前のキンギョソウの方が目立って見えている。
(記念エリアの左端)
(記念エリアの右端)
 次の写真・Cエリアの内側には、ギガンテウムやシロタエギク、キンギョソウなど色々なお花が植えられており、その上にホワイトガーデンの白いバラが見えている。
(Cエリア内側 色々な花いっぱい)
 次の写真は記念エリアの案内板の写真で、バラの花の説明が書かれています。写真をクリックして拡大して見てください。
秘密の花苑にイングリッシュローズを植えた2013年3月には、記念植樹イベントを開催しました。記念エリアには、イングリッシュローズを育種しているデビットオースチンロージズ社から寄贈された2012年に発表した最新品種”ボスコベル”などを含む5種類のバラが植樹されています。記念エリアでは、贈呈のセレモニーが行われ、地元の小学生や一般者からも参加者を募り、Cエリアの祝樹も同時に行いました。
(記念エリアの案内板)
 次のBエリアまで進むと、黄色いキンギョソウや丸い紫色のギガンテウムなどの花苑、
(Bエリア キンギョソウとギガンテウム)
 コギクに囲まれたバラの苑、コルヌスとヒュークラスの花苑があった。
(Bエリア バラとナツコギク)
(Bエリア コルヌス・ヒュークラス)
 Bエリアの内側の写真では、ここにもバラの花が目立ちます。後の写真付きの案内板の文字は、拡大しても残念ながら読み取れません。
(Bエリア内側のバラ園)
 Aエリアまで来ると、外側はレンガの塀から植木の塀になった。道沿いには白とピンクとセキチクと、濃紺のルリイロカクシの植え込みが続いた。
(Aエリア セキチクとルリイロカクシ)
 Aエリアにもバラの花が満開になっているところがあった。
(Aエリアのバラ)
 園内で撮ったバラの花の写真を纏めて並べてみます。
(バラ@ロイヤル・ジュビリー)
(バラAグラハム・トーマス)
(バラBピースクリフ)
(バラCザ・ラーク・アセンデイング)
(バラD)
(バラE)
 バラ以外の花もいっぱい写真に撮りました。。
(ルリイロカクシ)
(ジキタリス)
(クリスマスローズ)
(シモツケ)
(キンレンカ)
(ノコギリソウ)
(ギガンテウム)
(サルビア)
(セダム)
(セイヨウアジサイ・アナベル)
(シロタエギクとセキチクとパンジー)
(キンギョソウ@)
(キンギョソウA)
 園の中央のホワイトガーデンに入ってみると日時計があり、
(キンギョソウB)
(日時計12時7分)
 ホワイトガーデンの中には、バラの白い花を支えるアーチに囲まれてベンチが並んでいてお二人がお休み中だった。ガーデンの真ん中に立っている円柱の上に日時計があり、カメラの撮影時間と一致していた。
(中心のホワイトガーデンへ)
(ホワイトガーデンお休み場@)
(ホワイトガーデンお休み場A)
 秘密の花苑から外に出て、ダムEの端にある白い七本柱と丸屋根が美しいパビリオンの下に入ってみた。
(パビリオン)
 ダムEは七ツ洞公園の北の端にあるが、パビリオンの北側に石段が下っていて、その先に広い田園風景が広がっていた。石段の下に道路があって車が止まっているのが見え、ここからも七ツ洞に入って来られるようです。
(パビリオンからの田園風景)
 ダムEに出ると、池の向こうに石橋と石段ダムがあるダムDが見えていた。
(ダムEからダムD)
 ダムEを渡り切って振り向くと、ダムEとパビリオンの組合せも気に入ってシャッタを押した。
 ダムEを渡ってそのまま上流に向かい、森の木々に覆われた遊歩道を歩いていくと、薄暗い中にダムDのパビリオンが見えてきた。
(ダムEとパビリオン)
(ダムEからダムDのパビリオンへ)
 左手にはダムDの石橋と、水が流れ下っている石段とが、バックの森の緑といいコントラストになっていた。
(ダムDの石橋と石段ダム)
 石橋を渡ってダムDの端まで歩くと、大きな横穴が見えていた。七ツ洞の一つかと思ったが、関係ないらしい。
(石橋へ)
(横穴)
 右に曲がってダム湖の畔の板敷の遊歩道を歩いてダムCに向かった。ダムCには黄色いアヤメが咲いていた。
(木道を歩いてダムCへ)
(ダムCの黄色いアヤメ)
 ダムCの中ほどまで歩くと、上流側にダムB の四阿と両側の木橋が見えていた。
(ダムCからダムB)
 ここからダムBまで歩くかと問われ、もう十分と答え、階段道を登って森林公園を抜け、芝生広場を横断して駐車場に戻った。
 駐車場に戻ったのは12時半を過ぎていてお腹ペコペコ、東海村に戻ってレストランで昼食を頂いた。
(広場に戻って駐車場へ)
(帰りの昼食)
 今回もアップにずいぶん時間が掛かってしまいましたが(決まり文句になりました)、書き終えてから私のHPを調べると、七ツ洞公園は過去三回も歩いている(「B57.バラの花を尋ねて」と「B71.七ツ洞公園」と「I62.七ツ洞公園」)。特にI62は去年の6月、覚えてればこれら参考にしながら今回はすぐにアップできたでしょうに、ボケは困ったものです。(和子は七ツ洞を薦める時に「去年も行ったけど」と云ったとのこと)
 次は5月28日に行った鵜の岬の様子を報告します。


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