J62 鵜の岬のスイレン池

1.動 機 
 テレビで鵜の岬のスイレン池の花が咲き始めたとの情報が流れ、早速出かけることにした。スイレンの花を何枚も撮ったので、格好良くアップしようと思って参考になる公式情報を探したが、鵜の岬と検索すると意外なことに鵜捕獲場の情報しか出てこない。
 ウミウ捕獲場
ぎふ長良川鵜飼いなど11か所の鵜飼地へウミウを供給している全国唯一のウミウ捕獲場です。この捕獲場を、捕獲が行われていない7月から9月までと1月から3月まで一般公開しています。捕獲するところはご覧いただけませんが、捕獲者から直接ウミウの生態や捕獲方法について話を聞くことができます。
 私のHP「2014/02/03 B21.日立の寺社巡り(川尻地区)」でも、海岸線を歩いて鵜の岬の鵜捕獲場は調べているが、スイレン池については入口にまでしか入っていない。その後、鵜の岬のスイレン池には2016/07/16「D72.ヘルスロード129(鵜の岬コース)」と2021/05/09「I52.鵜の岬」で出かけている。

2.登山日、山域
 2022年5/28(土)鵜の岬

3 山行記録
 昼食をとってから我が家を発車、和子はナビなしでも平気で一路R6を北進していく。私はすることもなく、道の仕切りの植え込みを見ていると、色々な野の草が目に入ってきて無意識にシャッタを押していた。スマホのカメラはなかなか高機能で、ブレもなく運転中でもぶれなく撮れていて、草の名前も写真判定で検索することができた。
(チガヤ)
(ヘラオオバコ?)
 R6から十王農産物直販所の鵜喜鵜喜のところで、海岸方向に曲がって国民宿舎鵜の岬レストラン前の駐車場に車を入れて歩き始めた。スイレン池に向かうと、いばらぎヘルスロードの大きな案内図や、鵜の岬周辺の菱形の案内図などが立っていた。
(いばらぎヘルスロード129案内図)
(鵜の岬周辺の案内図)
 スイレン池の近くには、2匹の真っ白い仲良し鵜を飾った大きな岩のモニュメントがあり、脇に鵜の岬と刻した石碑が立っていた。
(鵜の岬入口)
 その後ろ、スイレン池のすぐ前には青色に色採りされた可愛い一匹の鵜の像が立っていて、台石には「国民宿舎鵜の岬 公営国民宿舎宿泊利用率25年連続日本一達成記念」の名板が取付けてあった。今は連続何年になっているのでしょう。
 鵜の像の右下には仲良し二人の姿が見えている。
(国民宿舎鵜の岬 記念碑)
 このお二人はスイレン池に鯉の餌を撒いているところで、池の畔迄下りていくと、無数の鯉の群れが大口を開けて我家の方にも近寄ってくる。餌は持っていなよ。ゴメンね。
(寄ってくる鯉の群れ)
 右に歩いていくと無数のスイレンの葉が浮く水域になり、綺麗な紅白の花も咲いていた。蕾も随分飛び出しているので、まだ五分咲きといったところか。この辺りは殆ど赤い花が占めているようだが、中には白い花も見えている。
(スイレンの花 5分咲き)
 その先石組みの岸になり、その上にシャリンバイやトベラの枝がせり出して白い小花を咲かせていて、綺麗な被写体になっていた。
(シャリンバイとトベラ)
(シャリンバイ)
(トベラ)
 スイレン池沿いの遊歩道を曲がりながら歩いていくと、右手の芝生広場の中に石組がくねくねと3列の曲線を描く小公園が見えてきたが、何者なのかNETを調べても名前が出てこない。その前には池に囲まれた円形の舞台のようなものが見えるので、演奏会でもしたところかも。
(小公園)
 そのすぐ先に鵜のパラダイスあり、海辺の鵜捕獲場で捕まえた鵜を一部飼って展示している。
(鵜のパラダイス)
 パラダイスの周りは細かい網で何重にも囲ってあるが、中で飼われている鵜は自由に見ることができる。
(パラダイスの中の鵜)
 鵜のパラダイスからまたスイレン池の遊歩道に戻ると、池の向岸に国民宿舎鵜の岬の建物が見え、池には手前側と向こう岸側両方にスイレンの葉が浮いていた。
(スイレン池)
 手前側にはスイレンの花がたくさん咲いていて、白と赤半々ぐらいだった。
(スイレン池)
 もっと右に歩いていくと、池面全体をスイレンが占めるようになってきた。
(スイレン池)
 遊歩道を歩いていくと、芝生の広場でスイレン池が仕切られていて、芝生広場の中を狭い水路が通っていた。
(谷の遊歩道)
 桜の木が一本生えていて、真っ赤なサクランボが青空バックに綺麗に見えていた。
(サクランボ)
 芝生広場にはシロツメクサの群落があって異彩を放っていた。
(シロツメクサ)
 谷の遊歩道の曲がり角辺りまで歩くと、丸い島のある池があり、綺麗なキショウブの群落があった。
(スイレン池の端にキショウブ)
 キショウブの池の島の手前にはスイレンが浮いていて、ここは白い花がメインだった。
(スイレン池)
 その先にもキショウブの池が続いた。
(キショウブ)
(キショウブ)
 メインのキショウブの外に、脇の草地にミヤマキンポウゲやタツナミソウを見つけてシャッタ。
(ミヤマキンポウゲ)
(タツナミソウ)
 一番奥の池で反対側の遊歩道に曲がり込んで、私が下を見ながら歩いている時、和子が上を向いてカメラを構えていた。近付いてみると、そこには赤い葉が茂っていて、脇の新緑の色とマッチングして素晴らしい眺めになっていた。今時紅葉する木、春紅葉、ノムラモミジ?
(春紅葉と新緑)
 その先向かいが石垣の土手になり、右からも道が入ってきていて、その角の芝生広場にはテーブルがあって、可愛い家族がお休み中だった。
(芝生広場の休憩所)
 そこから右の土手にアジサイの小さな株が植えられていて、丁度可愛い花を開いていた。このアジサイの株はずうっと続いていたので、将来はこの土手をアジサイの花の名所に育てるのでしょうか。
(ノリウツギ・ガクアジサイ)
(アジサイ@)
(アジサイA)
(アジサイB)
(アジサイ)
(アジサイ)
(アジサイC)
(アジサイD)
(アジサイE)
(アジサイF)
(アジサイG)
 アジサイの花を楽しみながら歩いいくと、国民宿舎の手前でスイレン池の端を歩いて元の道の戻る通路があり、この途中からのスイレン池の眺めもいい構図だった。
(Aエリアのバラ)
 スイレンの花には紅白の他、黄色い花も見られた。
(赤スイレン)
(黄スイレン)
(白スイレン)
 スイレンの花を堪能して車に乗って駐車場を出たところで、フロントガラスの前を見ると、目の前に伊師浜の海岸線がいい眺めになっていた。この伊師浜海岸を展望所からゆっくりと眺めている人もいた。
(伊師浜海岸)
 直販店鵜喜鵜喜で野菜や花の苗を買い込んで、一路R6を引き返して我家に帰った。最近外歩きをしていないので、また昔の話2001年11月の山歩きに戻って、11/11の熊野山、11/17奥竜神、の山行記を書く予定です。


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