J81 2001年11月の山歩き(3) 生瀬富士立神山

1.動 機 
 今回は久しぶりに夫婦二人だけの山歩き、茨城新聞社刊「茨城と近県の山」に載っていた「マイカーで行く日帰りハイキングコースNo.7 」の生瀬富士にした。歩いたコースはこれに載っていた添付の地図のまま、袋田温泉の駐車場から歩き始めて生瀬富士と立神山に登り、そのまま稜線上をかずまを経て袋田の滝真上の崖から四度の滝を見下ろし、かずまに引き返して滝本に下り、滝見橋から袋田の滝吊り橋まで入って四度の滝を下から眺めて駐車場に戻った。帰りは、里美ふれあい館に立ち寄って賑やかなかかし祭りを見物して帰宅した。

2.登山日、山域
 2001/11/21(水)生瀬富士・立神山

3 山行記録

 我家発10:10=11:25袋田P11:33ー11:35登山口ー12:20生瀬富士12:40ー12:55立神山(昼食)13:20ー13:50かずま ー14:09滝見台ー14:10かずま14:20ー14:40滝見荘ー四度の滝ー15:15袋田P15:25=猪鼻峠=里見村(案山子祭り)=南高野スーパ=我家着
(袋田ー生瀬富士ー立神山ー袋田の滝 地図)
 10時10分我家を出発、常陸太田から常陸大宮まで西走、ここから袋田町まで北上して、11時25分滝川沿いの町営駐車場に車を入れて歩き始めた。
 始めは沢沿いのなだらかな登り道だったが、沢が終わると山道になり、ところどころロープもある急坂、生瀬富士に直前の写真が残っている。
(生瀬富士手前の急坂@)12:11
(生瀬富士手前の急坂A)12:12
 下から撮ったと思ったら、2分ほどで上から撮っている。私も元気だったんですねえ。
(生瀬富士手前の急坂B)12:14
(生瀬富士手前の急坂C)12:14
 生瀬富士山頂からの展望写真は、西方向、日光那須方面を向いて撮った写真。
(生瀬富士山頂から日光那須方向)12:23
 生瀬富士は岩が重なってできたような山、山頂から北向きに両側が切れ落ちた岩稜がどこまでも続いていて、先端はジャンダルムと呼ばれる岩頭。NETにはここまで狭い岩の先端をこわごわ慎重に歩いていった報告が見られるが、我家がここまでは行った写真は残ってない。
(生瀬富士からジャンダルムへの岩稜@)12:28
(生瀬富士からジャンダルムへの岩稜A)12:30
 生瀬富士山頂から西北向き、12:23に撮った写真の右寄りを撮った写真、近くの山は紅葉一色! 前の写真では紅葉らしき雰囲気がないのはなぜなのか? 方向による日当たりの違いか、カメラの露出の違いなのか。
(生瀬富士から大子町方向の紅葉)12:30
 生瀬富士山頂近くで十分楽しんでから、山頂での記念写真を撮ってから立神山に向かった。
 20分ほど尾根筋を歩いて立神山に辿り着いて、振り返って生瀬富士を入れた記念写真を撮った。
(生瀬富士標識)12:36
(立神山から生瀬富士)12:59
 立神山から見ると、生瀬富士から北のジャンダルム迄の岩稜が良く見えていた。その向こうに見える山稜の中で一番高いのは八溝山1022m。手前の紅葉が綺麗。
(立神山から生瀬富士)12:55
 立神山から少し歩いたピークから撮った写真。方向は定かでないが、地形図を見てみると東方向みたい。
(立神山尾根から月居山方向 )13:31
 紅葉の山道を上り下りしてかずまのピークに到着した。
(かずまへの山道)13:48
(かずま)13:50
 かずまで撮った紅葉の写真、綺麗ですね。
(かずまの紅葉)13:51
 かずまから紅葉の中の定かでない山道を小さな上り下りを繰り返して歩いていくと、四度の滝展望所立札があり、四度の滝(袋田の滝)の上部が見えていた。
(四度の滝上部)14:09
 もう少し進むと、四度の滝全景が真上から眺められるようになり、なかなかいい眺め、何度もシャッタを押した。
(四度の滝全景)14:09
 真上からの四度の滝を堪能してからかずまに引き返して一休み、ゆっくりと周りの紅葉を眺めながら何枚も写真に撮った。
(かずまの紅葉)14:17
(かずまの紅葉)14:23
 かずまから急坂を滝本の旅館街に下り、滝見橋の上から立神山を振り返って記念写真。あの高さからあの急坂をよく無事に下ってきたものだ。
 滝見橋を渡って、四度の滝を下から眺めようと滝川の左岸の道を吊橋まで遡った。途中から前方を見上げると岩肌が露わになった高い垂直な岩壁が聳えているのが見えた。下には袋田の滝と吊橋が見えているので、あの崖の上から四度の滝を眺めて写真を撮ったのだろう。
(滝見橋から立神山)14:40
(吊橋と袋田の滝の上に絶壁)14:48
 吊橋の上を渡って左岸近くまで行くと、袋田の滝の絶景ポイントのなる。左上には滝を正面から眺める第一展望台が写っている。
(吊橋から袋田の滝)14:56
 駐車場近くまで歩いて戻って盛金富士方向を振り返る。一番左の尖って見える山が盛金富士、その右一番高いのが立神山、中央辺りの山がかずまでしょう。盛金富士の手前に見える丸い紅葉の山は、地形図にある214mピーク。
(駐車場近くから)15:15
 帰りは、袋田から大子、猪鼻峠と東走して常陸太田北部に出て南下、里見村に立ち寄って、色々な人物や動物などを模った大きなかかし群を眺めて楽しんだ。
 かかし祭りについて常陸太田観光物産協会HPには、
農家のシンボルであり、田んぼの守り神として古来より親しまれているかかし。「かかし祭」は、そのかかしをモチーフに、「さとみ秋の味覚祭」と同時に、大中町にある里美ふれあい館のイベント広場をメイン会場に開催されています。会場中を埋め尽くすかかしたちは、いずれも一般の方々よりコンクール形式で応募を募ったオリジナル作品。毎回、市内外よりオリジナリティ豊かで、面白い表情のかかしが数多く寄せられます。豊かな自然を誇る里美地区らしさが感じられる、どこか温かくて懐かしいイベントです。
(里見村のかかし祭り@)15:57
 グランプリ賞を取った人物像のかかし、高さは和子の2倍以上、4m位ありそう。この姿から私には誰をもじったかはっきりとは分からなかったが、和子によれば小泉純一郎だという。調べると小泉純一郎は2001年4月に内閣総理大臣に就任している。
(里見村のかかし祭りA)16:00
 俵を背負ったお馬さん、入選作。背負った俵も丁寧に作られているが、ちょっと小さい感じか。
(里見村のかかし祭りB)16:01

 次は、翌日2001/11/22(木)に出かけて下山さんに案内してもらったシモン山の山行記録を報告します。


inserted by FC2 system