1.動 機 
 県南部のサクラが見頃になっているとの情報入手、早速二人で出かけて行った。立ち寄ったところは、阿弥陀寺、内原カタクリの里、唯信寺、光明寺、白鳥湖、北山公園、愛宕神社、滝入り不動と8か所に及んだ。 
2.データ
a)山域:茨城県南部の桜の名所
(赤羽緑地公園)

b)撮影日:2002年4月1日(月)
 我家9:30=10:00阿弥陀寺10:10=11:00内原カタクリの里11:20=11:35唯信寺11:10=10:20光明寺11:30=11:50白鳥湖12:20=10:20北山公園11:30=11:50愛宕神社12:20=12:40滝入り不動13:10=12:40花見13:10=13:20我家

3.山行記録
 我家を出発して30分ほど、R6を南下、東海で県道62を西走、額田にある阿弥陀寺に立ち寄った。
阿弥陀寺10:03~10:06
 阿弥陀寺のしだれ桜は全国の桜名鑑に掲載されたこともある、桜の名所。毎年4月初旬が見ごろで、参拝者を楽しませてくれます。
 写真に写っている建物は、左が有名な鐘楼で、右が本堂です。
(阿弥陀寺:シダレザクラ)10:03
 しだれ桜の名所なので、何度もシャッタを押しました。
(阿弥陀寺:シダレザクラ拡大)10:04
(阿弥陀寺:シダレザクラと鐘楼)10:04
(阿弥陀寺:シダレザクラと本堂)10:06
 棚倉街道を南下、内原駅の北にあるカタクリの里の駐車場に入った。
内原カタクリの里11:00~11:20
 水戸市西部、内原地区の約2,000平方メートルに渡る、県内最大級のカタクリの群生地です。地元住民の手で大切に保護されており、例年4月には、春の訪れとともに赤紫色の可憐な花が一面に咲き誇ります。反り返った花びらをうつむかせ、ひっそり、かつ気品あふれる美しい姿で、訪れる皆さんを楽しませています。
(内原:カタクリ)11:11
(内原:カタクリ)11:12
 R50から県道193と繋いで、宍戸駅近くの唯信寺の駐車場に入った。
唯信寺・光明寺11:30~11:40
 唯信寺の鐘楼の脇に枝垂れ桜の老木があります。上部の枝が剪定されていて特徴ある姿です。添え木を立てるわけにはいかず手入れが大変そうです。
(唯信寺:シダレザクラ)11:36
(唯信寺:シダレザクラ)11:36
 本堂の左手には、笠間市指定天然記念物のシイの木があります。目通り幹囲が5.6m、樹高12mの大樹で、樹齢不詳(笠間市ホームページ情報)。樹齢500年という情報もあるようです。
(唯信寺:シダレザクラ)11:40
(唯信寺:シイの巨木)11:40
 唯信寺に接して光明寺があり、撮った写真にはしだれ桜の若木が写っている。どうして老木を撮らなかったのでしょう。
光明寺11:38~11:39
 町内の大田町(浄土宗)と平町(浄土真宗)に二つの光明寺があります。大田町にある光明寺には、山門の脇と境内に大きなシダレザクラがあり、花の季節ともなれば、素晴らしい景観が堪能できます。
(光明寺:シダレザクラ)11:38
(光明寺:シダレザクラ)11:39
 唯信寺から1kmも北上すると、北山公園の南端に位置する北山公園に到着。なぜか最初に撮った写真はツバキの花。
白鳥湖11:43~12:09
 白鳥湖は茨城県観光百選にも選ばれている景勝地で、新緑や紅葉など四季を通して美しい景観を見せてくれます。湖の周囲約2kmには遊歩道があり、 白鳥の優美な姿が見られます。
(白鳥湖:ツバキ)11:43
 オーソドックスにサクラの花と白鳥湖。。
(白鳥湖)11:59
 水面に横たわる倒木の上に2匹のリクガメ、仲良し夫婦?
(白鳥湖:カメ二匹)12:09
 白鳥湖から北山公園のサクラを楽しみながら歩いて北上、
北山公園12:49~13:17
 春は桜、秋は紅葉が楽しめる自然豊かな公園。
 山間の湖に映しだされる四季折々の自然が美しい北山公園。季節ごとに色々な植物が観察できます。また、園内には遊歩道もあり、自然の中の散策は癒しの空間となっています。360度パノラマの展望台があるほか、休憩施設・オートキャンプ場・バーベキュー場・ローラーすべり台などが完備。家族や仲間で楽しいコミュニケーションのひと時を過ごせる、充実の公園です。
(北山公園)12:49
 北山公園の北端にある湿生生態園のミズバショウを鑑賞した。
湿性生態園
 湿性生態園には、ミズバショウ・ニッコウキスゲ・スイレンなど、多くの湿性植物が植栽されており、四季折々の花を楽しむことができます。
(北山公園:ミズバショウ)12:50
(北山公園:ミズバショウ)12:51
(北山公園:ミズバショウ)12:52
 白鳥湖まで戻って、白鳥の泳いでいるところをワンショット。
    (北山公園:白鳥湖)13:17

 白鳥湖からR355を10kmほど南下、愛宕神社の駐車場に到着。山頂まで1時間のお手軽ハイキングコース、今では大変な距離だが、当時は元気の絶頂期、ルンルン気分で歩いたことでしょう。
愛宕神社14:25~15:15笠間
 山頂まで約1時間という手軽さで、絶好のハイキングコースとして人気の愛宕山。山頂の愛宕神社は日本三大火防神社のひとつで、天狗たちがすんでいたという伝説も残されている。春になると愛宕山の中腹から山頂にかけて桜が見事に咲き、山がピンク色に染まっていく。標高差によって開花時期がずれるため、長い間花が楽しめる。
 愛宕山は茨城県内12位の人気の高いお花見スポットです。
 サクラコースのスタート地点、サクラ並木が綺麗です。左端に愛宕神社の道標が立っており、「日本三大火防の神・飯綱神社・十三天狗の祠」とある。サクラ並木の右に分岐があり、愛宕神社の石段はここから登っている
(愛宕神社:サクラ並木)14:25
 この登り口の鳥居の手前に餅つき道祖神の碑が立っていた。こちらから撮った写真では餅つきには見えないが、正面から見ると、左の僧が杵を振り上げ右の僧が臼の中の餅をこねている姿がすぐにそれと分かるらしい。脇の引き立て役のツツジの花が綺麗。
(愛宕神社:餅つき道祖神とツツジ)14:27
 石段を登った先に立っていた愛宕神社本殿を正面から撮った写真、パノラマ合成に一部欠陥。屋根が壊れちゃいました。
(愛宕神社)14:32
 大きな赤い愛宕天狗は、奉納板を見ると平成になってから奉納された真新しいものらしい。
 愛宕神社本殿の裏の石段を登ったところにあった六角形をしたお宮、六角殿の頭には烏の姿が見える。烏のように見えるが、謂れは? この六角堂も昭和の戦後、一度壊され修復されたらしい。
 文政7年(1824)、瓦谷村(現在の石岡市瓦谷)の常明山雲照寺(真言宗豊山派)山主、明浄の勧進により「六角殿」が建立された。
 愛宕神社本殿裏の階段を上ると飯綱神社があります。飯塚神社の裏には六角堂、十三天狗祠があります。三角点はありませんが、ここが愛宕山の頂上かと思われます。
(愛宕神社:愛宕天狗)14:33
(愛宕神社:六角殿)14:37
 愛宕神社の奥の愛宕山山頂から撮った展望写真、サクラの花を巧みに入れた積りだった。
(愛宕神社:展望台からの眺め)14:41
(愛宕神社)14:42
 ここにはドウダンツツジも咲いていたようです。
(愛宕神社:ドウダンツツジ)14:42
(愛宕神社:ドウダンツツジ)14:43
 駐車場まで下ってきて、もう一度サクラ並木の写真を撮っている。随分気に入った景色だったようです。
(愛宕神社:サクラ並木)14:49
 愛宕神社を下りてからも、サクラを求めてあちこち随分歩いたようです。
(愛宕神社:サクラ並木)15:01
(愛宕神社:サクラの花)15:01
 この石像(土像)はなに?足元には「月夜の紳士」と読める名板が付いています。そう言えば首元には蝶ネクタイを付けているようですが、背広を着ているようには見えませんよね。
(愛宕神社:月夜の紳士)15:09
(愛宕神社)15:11
(愛宕神社)15:11
(愛宕神社)15:11
(愛宕神社)15:12
(愛宕神社)15:12
(愛宕神社)15:13
(愛宕神社)15:15
 愛宕神社駐車場から最後の滝入り不動尊の駐車場に車で移動した。駐車場からすぐのところに、高さ3mの二本の岩の樋から水が流れ落ちる綺麗な滝があった。打たせの滝で修験道にも使われていたらしい。
滝入り不動 15:48~15:51
 滝入不動尊の由来
 古代より愛宕山は、リョウブ神道の霊山として識られている。されば山中には数多くの、歴史が秘められている。とくに真言、天台密教系修験行者請来の不動尊が各所に勧請され、此の滝入不動尊も、その一つである。---
(滝入り不動)15:48
(滝入り不動)15:49
 滝の脇には手洗い用の不動泉もあった。
 滝の上の滝入不動尊にお参りして、その奥にまわると、山道沿いにヤマブキなど色々綺麗な花を見ることができた。
(滝入り不動)15:51
(ヤマブキ)15:52
(レンギョウ)15:52
(モクレン)15:54
(モクレン)15:53
(モクレン)15:53
(ムラサキケマン)15:59
ミドリハコベ(ユキノシタ)ナズナ15:58
(マーシュバイオレットスミレ)16:00
ミモザアカシア(フサアカシア)16:01
 綺麗に咲いているサクラの花も見ることができた。
(サクラ)16:02
(サクラ)16:02
 昔の話で懐かしさがつのり、色々な資料などを見直しているうちに随分日数が経ってしまいました。次は、延び延びになっていた、今年2023年3月27日から29日に娘に車で連れ歩いてもらった会津那須塩原ドライブ旅行の様子を報告します。


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