ka1 彼岸花

1.動 機 
 今年の彼岸花は2度見物に出かけた。1回目は9月22日、常陸太田市の「彼岸花を守る会」が管理する源氏川沿いの岸辺、まだやっと咲き始めだった。2回目は10月5日、我家から2.5kmほど南にある赤羽根緑地、真っ盛りの彼岸花を楽しんだ。

2.データ
(1)源氏川の彼岸花
a)山域:常陸太田市源氏川岸辺
(源氏川沿いの彼岸花見物コース)11:34

b)撮影日:2023年9月22日(金)
 午前中は和子は庭仕事、午後どこかに出かけようと相談、一昨年去年と9月に出かけて彼岸花が綺麗だった常陸太田の源氏川に出かけることになった。(I95 源氏川の彼岸花)(Ja1 2022年源氏川の彼岸花
 R6から、途中近道を走ってR293に入て西山荘に向かい、源氏川の手前で北に分かれて、Google Mapに彼岸花保存会と書かれている橋の手前の駐車場に入った。和子はNAVIを見ることなく記憶だけで迷わず走ってきた。常時Naviを使っていた私には考えられない記憶力だ。
 駐車場から源氏川を眺めると彼岸花の群落らしい赤いところはどこにもない。車を下りて右岸の遊歩道に下りると、川側の斜面に一輪の彼岸花が見つかり喜んでシャッタ。
 下流側に右岸を少し歩くと蕾を付けた彼岸花の茎が列を作っているのが見えてきた。
(彼岸花一輪)14:48
(彼岸花列植の川岸)14:49
 もっと先まで歩くと、先端に赤い蕾を付けた彼岸花の茎が斜面一面に生えていた。これが満開になれば斜面一面が真っ赤に変身するわけだ。
(川岸の彼岸花造成地)14:50
 彼岸花は咲いていなかったが、コスモスの花がところどころ咲いていて慰めてくれた。
(コスモス)14:51
 川岸から川の反対側に目をやると、田圃一面稲穂が横倒しに折り重なっているのが見えた。先の9月16日の豪雨の時の被害と思われるが、家に籠っていた我家では大した雨には思われなかったのだが、こんな光景を目の前にすると痛ましい思いになった。その向こうの畔に赤い彼岸花が咲いているのが慰めになった。
(田圃の向こうの畦道に彼岸花の群落)14:53
 折返し点の木の橋近くの岸辺には白いユリのような花が咲いていた。去年はリコルスと記した花と似ていが、今年の和子による命名はアマクリナム。
(アマクリナム)14:55
(アマクリナム)14:55
 250mも歩くと木の橋に着いた。近くにも彼岸花の茎が見えているが、花が開かないと目立たない。
(折り返し地点の木の橋)14:58
 木の橋の上から上流側を振り返ると、蛇行する細い源氏川の川面が綺麗、手前のコスモスやアマクリナムの白い花が目立っているが、これに真っ赤に咲いた彼岸花が入ると格好いいでしょうね。
(下流側の木の橋から振り返る:コスモス)15:00
 木の橋を渡って左岸を上流側に向かって歩き始めると、岸の外側には民家が続き、夫々の民家が対向する岸辺に色々な花を見ることができた。民家の方々が「彼岸花保存会」の仕事とは別に作業されているのでしょう。
(ネモフィラ)15:01
(うえまる花の丘庭園のサクラ)15:01
(ニラの花)15:02
 ニリンソウの花が咲いているところあり、ナノハナは広い畑一面に咲いていてなかなか見ごたえがあった。
(ニラの花)15:02
(ヒメジオン)1502
 右岸から左岸側を見ると、左岸には白いアマクリナムの花がちらほら、手前のコスモスの花が目立つ。
(コスモス)15:03
 民家の先には空き地があり、色々な花が咲いていた。
(トロロアオイ)15:04
(ヒマワリ)15:05
(ケイトウ)15:06
(ニラの花)15:06
 左岸の川側には赤い彼岸花が咲いているところがあった。
(彼岸花)15:07
 それでも主役はやはり白っぽいコスモスの花。
(コスモス)15:10
 駐車場近くまで引き返してくると、道は岸辺から離れ、間の空き地にもコスモスの花がはびこっていた。
(出発地点の駐車場と橋:コスモス)15:11

(2) 赤羽根緑地の彼岸花
 a)山域:日立市赤羽根緑地公園
(赤羽根緑地案内図)

b)撮影日:2023年10月5日(木)

 私の月一度の日立病院での定期健診日、いつも娘に車で送り迎えしてもらう。駐車場から病院3階に入って、一階の受付までも遠く、受信までの手続きを娘が全部走り回ってやってくれるので大助かり、予定の時間に血液検査や尿検査を主治医の問診も終わって、さて今日午後はどうしよう。TVでもニュースになっている赤羽根緑地の彼岸花を見に行くことになった。
 先ずは腹ごしらえ、日立病院下のレストランで格安定食を頂いて発車。
(昼食@)13:09
(昼食A)13:09
 赤羽根緑地の駐車場に入ると、周りには真っ赤な彼岸花が咲いていて私はシャッタを押し始めた。その中でアゲハ蝶がひらひらと飛び始めて目を惹き、動画も撮った。。
(左手の彼岸花)14:34
 私が駐車場で彼岸花にみとれている間に、和子と娘は下の東屋のある広場に下りて、早く下りておいでと御催促。
(駐車場下の広場)14:36
 下の広場に下りても、駐車所の斜面に咲いている彼岸花が綺麗でシャッタを押し続け。
(駐車場斜面の彼岸花)14:37
(駐車場斜面の彼岸花)14:38
 娘が撮った写真はいつも縦型の写真だが、構図も色合いも素晴らしい、脱帽です。
(駐車場斜面の彼岸花)
(駐車場斜面の彼岸花)
 東屋の広場から池レベルの広場まで下りて、生物観察池の畔に出ると岸辺に  の花が咲いていて綺麗だった。
(生物観察池)14:40
 生物観察池の畔には、国土交通大臣から贈られた「手づくり郷土賞」の記念碑が三角形の大岩に嵌め込まれていた。「人と自然が共存したビオトープ赤羽緑地」とある。
(生物観察池の畔の記念碑)14:40
 その先には古びた公園管理等が立っていて、中では二人のご婦人が何やら忙し気に作業中、少し足腰が不自由そうな男性が公園に抜かうところだった。ご苦労様。
(管理棟)14:40
 管理棟のところで生物観察池の東側の岸辺を歩くと、萩の大株が花を咲き始めていて綺麗だった。
(萩の花アップ)14:42
(下の広場)14:43
 萩の花の間の通路を通って、一段低い線路沿いの広場に下りると花園になっていて、ピンクのコスモスの向こうに黄色いカンナや白いシラタマホシクサなど色々咲いていた。
(線路下の花壇)14:43
 南側に道が通じていて、野の花の先に「Bamboo road」の表示板があった。道のこちら側北側はネイチャーフラワーロード、向こう側南半分をバンブーロードと呼ぶらしい。
(バンブーロード)14:43
 バンブーロードにはコスモスやセンニチコウ、ヒャクニチソウ、八重咲アサガオなど賑やかに咲いていた。
(大ハルシャギク=コスモス)14:43
(センニチコウ、タマスダレ)14:44
(シュウメイギク:ヒャクニチソウ)14:45
(コスモスと八重咲アサガオ)14:45
 その先に「WELL COME TO TORIM・・?? 」の板の案内板が立っていて、トレニアやユキヤナギ、コスモス、マリーゴールドの花がみられ、
(トレニア)14:45
(トレニア)14:45
(ユキヤナギ)14:46
(コスモスの道)14:48
(コスモス)15:49
(マリーゴールド)14:46
(スイレン池)14:51
 バンブーロードの先には水蓮池があったが、花の時期は終わって全部実になっていた。
 スイレン池から登っていくとミズバショウの葉が数本列を作っていた。ミズバショウが一面に咲くミズバショウ園はこの奥ずーっと先にあったと思いますが---。
(ミズバショウに苗)14:50
 水蓮池から生物観察池の高さまで登ったところに彼岸花群生地「クリンソウの丘」があり、一面に彼岸花が真っ赤な花を咲かせていて綺麗だった。
(クリンソウの丘)14:53
 ここでも娘のスマホでの写真に脱帽。
(クリンソウの丘)
(クリンソウの丘)

 クリンソウの丘のすぐ下に八角道があり、中でお休み中の家族もおられた。。
(八角堂)14:54
(八角堂)14:55
 八角堂の近くからクリンソウの丘を振り返ってもなかなか綺麗、白い彼岸花の花も混じっていて何枚かシャッタを押した。
(クリンソウの丘)14:56
(クリンソウの丘)14:56
 八角道から野鳥観察板のある野鳥観察池の南の道に出て、池の上まで歩く。
(八角堂から野鳥観察板)14:58
(野鳥池の北の道を登る) 14:59
 野鳥池の南側の道には木の枝が覆いかぶさっていて、その中でカエデの青葉の茂みが綺麗だった。秋になったら、これが真っ赤に紅葉して一段と綺麗になることでしよう。
 この先には縞模様の葉をつけたアオキの木も目に付いた。
(青葉のカエデ)15:01
(アオキ)15:04
 その先には大株のガクアジサイが遊歩道までせり出すように迫ってきた。
 野鳥観察池の上端迄登って、木の橋を渡って上端を横切る道に入った。オオシマザクラの木が数本見える。
(ガクアジサイ)15:01
(木橋を渡って)15:04
 この道で娘が立ち止まってシャッターを押そうとしているのは、オオシマザクラの残り花だったかも。
 野鳥の池の北の道を駐車場へ向かうと、木立の中之道になった。
(野鳥池の上)15:05
(野鳥池のの脇を下る)15:08
 木立に入る前の曲り角で振り返った時に撮った写真に、A支丘の森の下に野鳥観察板が写っている。
 道の途中にはムラサキシキブのムラサキの小さな実が目に入ってシャッタを押した。何とか見えますか。
(後ろ振り返って)15:06
(ムラサキシキブ)15:07
 目の前に目をやると、チガヤで占領された野鳥の池の上に、JR線路の上にアパート群が見えていた。
(野鳥の池越しにJR線路)15:06
 足元にはミソソバの白い花、ツユクサの青い花など可愛い花が咲いていた。
(ミソソバ)15:09
(ツユクサ)15:10
 野鳥の池の脇を駐車場に向かう二人を撮った写真には、JR線路を丁度特急電車が走っているのが写っている。これを狙った写真だったかも。
(駐車場へ)15:11
 駐車場下に戻りついて、またこの斜面の彼岸花にカメラを向けた。
(駐車場斜面の彼岸花)15:14
 娘も彼岸花の外にコスモスの花を撮っていた。色合いがいい。
(駐車場斜面の彼岸花)
(駐車場斜面のコスモス)
 次は、前号の巻末に書いた通り「次は、2002年4月2日に二人で出かけた茨城県北部花見ドライブの様子を報告します。」です。もしかしたら、かかし祭りが飛び込むかもしれませんが---。


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