H07B 東北登山行脚9日間(2)

2日目; 暗門の滝めぐり 

(西目屋村パンフより)
1.動 機
 白神山地のどの山に登ろうかと物色していたら、その麓に暗門渓谷の遊歩道があり、白神山地の清らかな水が流れる渓谷を遡っていくと3つのきれいな滝に出会えるという魅力的で手ごろなハイキングコースが見つかった。早速、西目屋の村役場からパンフレットを送ってもらって計画に組み入れた。

2.データ
a)山域:暗門の滝
b)登山日:2000/10/03(火)(雨後曇り)
c)日程:百沢温泉 7:55 = 8:40 暗門遊歩道入口 8:55 ----第三滝----第二滝----第一滝 10:40 ---- 11:40 暗門遊歩道入口 11:53 (歩2時間45分13000歩)= 12:10 津軽峠 ---- ブナ巨木 ---- 津軽峠 12:42 = 14:00 白神山地ビジタセンタ 15:07 = 17:20 猿倉温泉(泊)
e)地形図:1/25000 「川原平」

3.山行記録
 暗門遊歩道は、世界遺産白神山地の北の端に位置し、清らかな白神の水を集めて落下する三連の滝をめぐる遊歩道である。滝の落差は26m、37m、42mあり、滝を巻いて登る部分は登り甲斐があった。
 白神の水はどこまでも清らかで、滝壷の底まで見る事が出来た。紅葉はまだまだであったが、道すがらダイモンジソウやサラシナショウマの白い花があちこちに咲いており、清らかな流れと調和して気持ちの良い散歩が出来た。
(暗門渓谷の清流)
(切り立った渓谷沿いの遊歩道)

(最初は第三の滝)



(第二の滝)
(一番奥に第一の滝)

 暗門遊歩道入口から20分の白神山岳道路ドライブで津軽峠に着く。そこから歩いて5分でマザーツリーと呼ばれる推定樹齢400年というブナの巨木を見にいった。なるほど大きい。
(津軽峠)
(マザーツリー)

 津軽峠近くを散歩して白神山地の雰囲気を味わってから白神ラインを引き返し、一般車道を走る途中にも美山湖や二見岩や八郎岩といった奇岩や鷹ノ巣の美観が連なっていた。
(美山湖)
(鷹ノ巣)

 ビジターセンタで巨大なスクリーンに写される白神山地の迫力満点の紹介映画を鑑賞し、アップルロードを走りながら鈴なりのリンゴ、干稲塔など津軽の里山の風情を味わった。ここから猿倉温泉までの途上では、八甲田山の麓の城ケ倉大橋と睡蓮沼に寄り道して夕日に映える紅葉を見て、翌日の好天を確信して嬉々として宿に入った。
(鈴なりのリンゴ)
(津軽の干稲塔)

 




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