H07C 東北登山行脚9日間(3)

3日目; 八甲田山(H08) 

1.動 機
 三日目の八甲田山(1584m)は酸ケ湯温泉を起点に仙人岱から大岳に登り毛無岱を経て酸ケ湯温泉に戻るポピュラーなコースを歩いた。

2.データ
a)山域:八甲田山(1585m)
b)登山日:2000/10/04(水)(晴一時曇)
c)日程:猿倉温泉 7:50 = 8:00 酸ケ湯温泉駐車場 8:10---- 9:30 仙人岱 ---- 10:15 大岳山頂 10:30 ---- 10:40 避難小屋 11:00 ---- 11:40 上毛無岱 ----12:05 下毛無岱(昼食)12:15 ---- 12:50 酸ケ湯温泉駐車場 (歩4時間40分19000歩)---- 地獄沼まんじゅうふかし --- -酸ケ湯温泉駐車場 14:00 = 14:30 蔦温泉 ---- 七沼巡り 15:50 (1時間20分7000歩)= 16:18 十和田湖温泉カンポ

e)地形図:1/25000 「八甲田山」

3.山行記録 朝目覚めたら予想したとおり快晴、朝食前に睡蓮沼と城ケ倉大橋の紅葉の写真を撮りに出かけた。紅葉が朝日に映えて睡蓮沼がいっそう美しかった。
(睡蓮沼から八甲田連山:高田大岳・小岳・大岳)

(城ヶ倉大橋)
(城ヶ倉渓谷)

 宿で朝食を摂って、酸ケ湯温泉駐車場に車を置いて8時10分登山開始。仙人岱までの後半は地獄沢源頭部のガレ場や紅葉の展望など楽しめる道であった。仙人岱に入ると青空のもとに子岳を眺めながら木道を軽快に歩けたが、大岳の山頂だけに少し雲がかかっており心配させてくれる。大岳に向かっては急登になるが、南八甲田の展望と紅葉を映す鏡沼が疲れを癒してくれる。
(酸ヶ湯温泉から登り始め)
(仙人岱ヒュッテ近くの紅葉)

 山頂に着くと雲が低く垂れ込めてはいるが南八甲田や青森陸奥湾方向は展望が開けていた。でも風が強くて寒い。間もなくすっかり雲の中に入ってしまった。5分後に登ってきたご夫婦は強風に辟易として展望なしで早々に下りていった。我々はもう一度展望を楽しみたいとしばらく頑張ったが、前以上の好展望はなかなか得られそうにないので、避難小屋まで下りて満員の中で一休みした。
(仙人岱)
(鏡沼)

(大岳山頂)
(大岳山頂からの展望)

オオシラビソの林を下って上毛無岱と下毛無岱の木道を歩いて酸ケ湯温泉まで下って行く。毛無岱は一面の草紅葉、これにイタヤカエデ(?)のまっ黄色が見事に調和して素晴らしい景色をみせてくれた。
(上毛無岱)
(下毛無岱を俯瞰)

(下毛無岱)

 酸ケ湯温泉に下ってから、近くの紅葉の地獄沼を眺め、まんじゅうふかしでおしりを十分に暖めた。
(地獄沼)
(まんじゅうふかし)

 酸ケ湯温泉から今日の宿八甲田温泉の途中で、蔦温泉に寄って旅行ガイドにある蔦七沼巡りのコースを歩いた。一周一時間とあったが意外にも起伏の大きいコースで、八甲田で十分に疲れた足にはこたえた。沼は平凡な沼ばかりだったが、全コースがブナ林の中の散歩道になっており、心地よい森林浴のハイキングコースだった。
(蔦の七沼めぐりコース)
(蔦沼)

(鏡沼)
(月沼)

(長沼)
(骸骨!)


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