H07F 東北登山行脚9日間(6)

6日目; 秋田駒 

1.動 機
 秋田駒ガ岳(1637m)、8合目までバスで登れる楽な登山。それにも関わらず山頂からの展望と紅葉やお花畑が素晴らしい。あとは小岩井農場散策。

2.データ
a)山域:秋田駒ヶ岳(1637m)、小岩井農場
b)登山日:2000/10/07(土)(晴一時曇)
c)日程:
田沢湖高原 6:55 = 7:05 田沢湖高原温泉駐車場 7:15 =バス= 7:35 八合目駐車場 7:40 ---- 8:40 阿弥陀池 8:50 ---- 9:12 男女岳 9:37 ---- 阿弥陀池 ---- 10:10 男岳 ---- 馬の背 ---- 11:20 横岳(昼食) 11:50 ---- 11:55 焼森 ---- 12:40 八合目駐車場11:55(歩5時間、19000歩)=バス= 13:20 田沢湖高原温泉駐車場 13:45 = 14:55 小岩井農場 16:10 = 16:30 網張温泉休暇村(泊)
e)地形図:1/25000 「岩木山」


3.山行記録
 前日、宿に入る前に見た夕日に燃えた秋田駒がとても美しくて、今日の山行への思いを強くさせていた。
(前日、夕日に燃えた秋田駒)
(八合目登山口)

 麓のかもしか駐車場に車をおいてバスに乗り換えて8合目に向かう。狭いジグザグ道を快適に登るが、自分で運転するのは相当疲れそうだ。8合目からはきつい急登になるが30分で片倉展望台に着き、田沢湖や森吉山の展望、鳥海山まで遠望でき、反対側の男女岳の紅葉が疲れを癒してくれた。さらに30分でお花畑の阿弥陀池に到着した。
(片倉岳展望台)

 ここから最高峰1637mの男女岳に向かって砂礫の道を登ったが、残念ながら頂上に着いたらすっかり雲に覆われてしまった。ついさっきまで晴れ渡っていたのにと恨み言を言う。回復を待ったが好展望は得られず諦めて阿弥陀池に引き返し、男岳に登ったがこちらも展望悪し。早々に下山し男岳の肩までくると急に晴れ渡ってきた。
(阿弥陀池と男岳)
(女目岳山頂山頂)

 

(男岳登山道)
(男岳山頂)

 男女岳、阿弥陀池、馬の背、子岳、女岳の展望が素晴らしかった。
(これから歩く馬ノ背と阿弥陀池)

 しばらく馬の背を上り下りして短い急登をこなして横岳につくと、焼森の向こうに乳頭山、岩手山、八幡平の姿が見えて美しかった。
(大焼砂)
(横岳山頂から笊森山、岩手山)

 焼森を経由する下山道は急坂の悪路だが紅葉がきれいな道だった。
(横岳)
(焼森)

8合目に戻ってバスで田沢湖高原温泉駐車場へ戻り、車に乗り変えて網張温泉の宿へ向かう途中で小岩井農場に立ち寄った。岩手山を間近に仰ぐ気持ちの良いただっ広い農場で、馬に乗ったりしながら童心に返って楽しんだ。
(小岩井農場)

 予約していた宿は網張温泉の休暇村だった。計画時は登る積りだった岩手山の登山口で、早池峰山に登るには多少不便だったが、連泊すると割安になったのでここに決めていた。ところが岩手山は直前に小噴火があって登山禁止の情報を得て心配していたが、宿に着いて確認しても登山禁止は解除されておらず、明日は早池峰山に登ることになった。岩手山に登ることができたのは随分先2005年のことだった




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