H17.谷川岳(トマの耳)

1.動 機
 「常北山水会のファミリー登山「谷川岳」に一緒に行かないか」と大矢さんから誘いを受けた。「常北山水会」は今年で50周年を迎える老舗の山岳会で、会長が大矢さんの職場の先輩で、このファミリー登山が楽しくて毎年参加しているとのこと。谷川岳は登ってみたい山だったしで喜んで参加した。初日は谷川岳沢巡りをして賑やかな宴会の夕べ、2日目ロープウエーで天神平に上がって百名山谷川岳を往復してきた。

2.データ
a)山域:谷川岳トマの耳(1,963m)
b)登山日:2001/08/25(土)、26(日)
c)日程:
(8/25) 計算センタ前バス停 6:20 = 6:35 日立電鉄 7:00 = 7:05 日立南IC = 8:05 守谷SA 8:15 = 9:20 大泉JCT = 9:50 赤城高原SA 10:05 = 11:40 水上IC = 11:55 ロープウエー土合口 12:20 ---- 12:40 マチガ沢 12:50 ----(旧道)---- 13:20 一ノ倉沢 ---- 川沿い ---- マチガ沢出会 ---- ロープウエー土合口 16:00 = 16:20 水上温泉(宴会・泊)
(8/26) 水上温泉 6:40 = 7:00 ロープウエー土合口 7:10 =(ロープウエー)= 7:20 天神平 7:30 ---- 8:20 熊穴沢避難小屋 8:30 ---- 9:20 天狗の留まり場 9:35 ---- 10:25 肩の小屋 10:50 ---- 10:55 トマの耳山頂 11:15 ---- 11:20 肩の小屋(昼食) 11:40 ---- 12:10 天狗の留まり場 12:15 ---- 12:55 熊穴沢避難小屋 13:00 ---- 13:45 天神平 14:00 =(ロープウエー)= 14:10 ロープウエー土合口 14:25 = 14:30 水上温泉(入浴) = 水上IC = 21:15 森山バス停

d)同行者:山水会会員17、一般(男24、女17)、和子
e)地形図:1/25000 「水上」

3.山行記録
(一日目)曇一時晴
  朝早く起きて朝食を済ませてから近くのバス停で貸切バスに乗る。もう満員の賑やかさ、参加者は60名でバスからあぶれた5名は自家用車で現地に向かうとのこと。班編成(5班に分けて会員が3人づつ付く)や山行行程の説明や歩き方の注意などあって、山岳会の歴史のお話や自己紹介が続く。日立南ICから高速に乗って常磐道、外環道、関越道とつないで水上ICで下り、登山口の土合口に向かった。
 今日は一ノ倉沢までのトレッキングで足慣らし。大矢さんと同じ班に入れて貰ったのでおしゃべりしながら楽しく歩いた。
 往路はマチガ沢から一ノ倉沢口まで舗装された車道を歩いた。一ノ倉沢口から仰ぎ見る雄大な岩壁は写真でもおなじみ、夏でも消えない万年雪が見られ、沢の流れに手を入れるとしびれるほど冷たかった。一ノ倉沢の岩壁をもっと展望できる地点まで登って行って、経験者から岩登りルートの話をいろいろと教えて貰った。 
(マチガ沢)
(一ノ倉沢)

 一ノ倉沢口からは未舗装道路を歩いて幽ノ沢を眺めてから川沿いに下りて遊歩道をマチガ沢まで下り、車道に登り返してロープウエー土合口に戻った。
(第4班記念写真:翌日)
(湯檜曽川を下る)

 土合口に戻ってバスに乗り、今夜の宿のある水上温泉に向かった。宿に入って温泉に浸かって汗を流し、大広間で賑やかな宴会が始まった。大矢さんの佐渡おけさがこの会の定番のようで、皆さんの喝采を受けていた。

(二日目)曇一時小雨
 夜中降っていた雨がやみ、朝風呂にも入ってから朝食を頂いて6時40分バス発車、土合口からロープウエーに乗って天神平に上がり、準備運動をして7時30分に歩き始めた。
 前半の熊穴沢避難小屋までは草地のなだらかな道を歩く。谷川岳といえば険しい登山道が頭にあったので意外だった。8月末になると花の盛りは過ぎているが、いろいろな野の花を眺めながら気持ちよく歩いて行った。
(天神平へロープウエー)
(前半は草地)

 熊穴沢避難小屋で一休みして歩き始めると、今度は岩場の登りになってきた。岩っぽい道を登って展望の良い天狗の留まり場でまた一休みして山頂に向かった。
 肩の小屋に着いた10時半頃には空模様がまた怪しくなって、ポツリポツリと降ってきた。雨がやむのを小屋の中でしばらく待って、ザックを小屋に置いて空身で山頂を目指した。
(後半は岩場)
(お休み)

 手前の山頂のトマの耳には「谷川岳山頂(トマの耳)(1963m)」の山頂標が立っていて銘々記念写真を撮りあった。
 目の前にここより少し高い「オキの耳(1972m)」が見えているが、今日はお天気も良くないし、時間も遅くなってきたのでこの三角点峰トマの耳で引き返すことになった。
(トマの耳)
(オキの耳)

 山頂から肩の小屋に引き返すと、幹事さんが大きなスイカを持ち上げていて、切り分けて貰って頂戴した。美味しかった!
 下りは往路をそのまま下り、昨夜の温泉宿で汗を流してから21時過ぎに日立に帰ってきた。楽しいファミリー登山だったので、この後も浅草岳や那須岳登山などに参加させて貰った。
(天狗の溜まり場近くの下り)
(下りもリフト)





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