NB2.富士山展望の金時山(関東百名山)

1.動 機
 馴染みになっていた旅行社から「富士山展望の山・金時山」の案内を見て、箱根近くまで日帰りで行ける手軽さに魅かれて参加した。お天気も良く、同行者の中には知り合いもいて、明るく元気なガイドさんに連れられて、富士山の展望を楽しく堪能してきた。

2.データ
a)山域:金時山(1212m)、中猪鼻ヶ岳(1155m)、長尾山(1144m)
b)登山日:2000/11/18(土)晴
c)日程:森山自宅発5:00 ---- 5:20石名坂BS5:25 = 5:30日立南IC = 6:25守谷SA6:40 = 8:00港北SA8:45 = 9:40足柄SA9:55 = 10:00御殿場IC = 10:20駐車場10:30 ---- 11:10金時宿り石11:20 ---- 11:55金時山(昼食)12:35 ---- 13:20長尾山 ---- 13:40乙女峠12:45 ---- 14:15国道出合 ---- 14:30駐車場14:55 = 15:15箱根の湯16:15 = 16:45御殿場IC = 17:35海老名SA17:55 = 20:00守谷SA20:15 = 日立南IC = 21:15計算センタ前BS ---- 21:25日立自宅
d)同行者:ツアー参加者38名、和子
e)地形図:1/25000 「箱根」
(金時山周回コース)
(金時山周回コースの高低差)

3.山行記録
 少し離れたバス停まで歩いて行くと、当時和子が勤めていた職場の同僚ご夫妻の顔があり、長い道中の間中も話しが続いていた。
 バスに乗ると朝食のおにぎりが手渡され、5時半に日立南ICから高速に乗った。朝から快晴で、首都高を走っている時にも富士山が見えていたが、東名高速に入ると目の前にその雪を頂いた山頂部を一層クッキリと見せてきて、車中のみんなからも歓声が上がりっぱなし。
(東名高速から)
(足柄SAから)

 バスは御殿場ICで東名を降り、R138をくねくねと走って乙女トンネルを潜り、登山口の金時神社の駐車場に停まった。身支度、準備運動をし、神社の石段に整列して全員集合の写真が撮られた。かたわらに大きなマサカリが岩の上に祀ってあったのが、いかにも金時神社らしい。
(金時神社前で集合写真)
(金時神社のシンボル)

 先ずは金時神社に無事の登山を祈願し、樹林の中を金時と名がついた大きな岩を眺めながら緩やかに登っていく。
 真っ二つに割られた金時宿り石を過ぎるとだんだんと急坂になってきて、荒れた道を登っていくと展望が開けてきた。聞けば仙石原や芦ノ湖、箱根の山々などが見えているらしい
 すぐに矢倉沢峠からの道が合流すると一段と急坂になり、頑張って丸太の階段や岩場などの道を登って行った。
(金時山山頂)

 丁度お昼時に1213mの金時山山頂に登りつくと、岩がゴツゴツした広くはない山頂部には登山者でごった返していた。二軒の茶屋があり、茶屋のおかみさん「金時娘」が人気者で写真撮りやサインなど煩いのか「金時娘は芸能人ではありません」の看板が立っていた。
 大きな金時山の前で順番に記念写真を撮った。
(金時山山頂)

 展望が素晴らしく、なんとか座り場所を確保して、富士山、箱根山、大涌谷、芦ノ湖、仙石原、丹沢の山々などを眺めながら弁当を広げた。
(大展望:駒ヶ岳・芦の湖・三国山・神山・丸岳・長尾山)

(富士山)

 展望を十分に楽しんでから下山開始、昼食をとっているうちに富士山は雲の中に隠れてきた。乙女峠へ下る道は、登りの金時神社からの道に比べ見通しも良くなだらか。歩きやすい登山道をどんどん下って鞍部から小ピーク中猪鼻ヶ岳に登り返し、その次の広場のようなピークが長尾山の道標があった。
 さらに下っていくと乙女峠の大きな看板があり、トイレや茶屋があってベンチで一休み。展望もいいところだった。
(長尾山)
(乙女峠)

 乙女峠の十字路を右に下って樹林帯の中を下ってR138に出て、車道沿いの歩道を歩いて駐車場へ戻った。途中、金時山を見たり、真っ赤なモミジもあって、単調な車道歩きも退屈しなかった。
(金時山とモミジ)
(妙優寺のモミジ)

 箱根の湯で汗を流し、一路日立に帰ってきたが、途中見えた夕焼けに映える富士山がとても綺麗だった。
(箱根の湯)
(夕焼けの富士山)





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